伊奈町にて屋根カバー工事と外壁の2色塗り分け塗装工事を行いました
塗装箇所 | カバー工法外壁 |
---|---|
色 | ブラック系ホワイト系ベージュ系 |
塗料 | フッ素 |
症状 | 色褪せカビ・コケチョーキングコーキング劣化屋根板金屋根浮き |
地域 | 伊奈町 |
Before
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After
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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今回は伊奈町にて屋根カバー・外壁塗装工事を行いましたのでご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただきありがとうございました。
使用塗料施工金額は「施工を終えて」に掲載しています。
目次
伊奈町 現地調査の結果
伊奈町にお住いのお客様よりお問い合わせをいただきました。
図面データのみでお見積り依頼をいただくこともありますが、基本的にケイナスホームでは事前の「現地調査」で実際の建物の状態を確認させていただいております。
劣化の状態を見ずにご提案してしまうと不要な工事を提案してしまったり、逆に後から追加工事が必要になってしまったりする場合もありますので直接建物を見ることが重要です。
現地調査は通常30~40分程度行います。お客様のご都合が合わなければご不在でも結構ですが、もし心配事があったりしっかり見てもらいたい場所がある場合などは現地調査に立ち会っていただくと、ご自宅の状態をしっかりと確認することができるかと思います。
今回もさっそく現地調査を実施しましたので、調査結果から一部をご紹介します。
【屋根】
屋根は平たく薄いスレート屋根という屋根材でした。
部分的に屋根材がめくれあがったり隙間が開いている場所があります。
屋根材そのものの耐久性が大きく低下しているため、塗装を行っても塗装を施した部分ごと屋根材が浮き上がってしまう恐れがあります。
また軒先側では剥がれている場所があったり、カビ苔の発生もありました。
屋根材が痛んでいるため、お客様とご相談を重ねた結果今回は屋根カバー工事をご提案しました。
【外壁】
外壁の色褪せが起きていました。
色褪せとは艶や光沢がなくなり若干くすんだような色合いになっている状態です。
塗膜が劣化している初期症状を示すもののため、外壁材を傷める前に塗り替え工事を行うことが大切です。
塗り替え工事をご提案しました。
コーキングの隙間が開いている場所がありました。
建物全体の耐水性を大きく低下させてしまうため、コーキングの打ち替えもご提案しました。
【ベランダ】
ベランダ床面は艶がなくなり経年劣化がありました。
防水層を保護するための表面が劣化し始めているため、劣化を放置せずこの機会に表面をコーティングする施工をご提案しました。
伊奈町 施工の様子
ここからは実際の工事をご紹介します。
一部工程が前後している場合がありますが、ご了承ください。
バイオ高圧洗浄
通常の水だけで洗い流す高圧洗浄との違いは薬剤の有無にあります。
薬剤の力を用いて汚れを根元から浮き上がらせてから洗い流すことで、カビや苔などの根元からしっかりと汚れを除去することができます。
今回は屋根カバー工事のため屋根は洗浄しなくても施工に問題はありませんが、建物の内部に汚れた屋根材が残ることを気にされる場合もありますので、この機会に洗浄を行いました。
しっかりと洗浄することで塗膜の密着性が高まりリフォームの効果が長続きします。
屋根外壁以外の場所もご希望があれば承ります。汚れが気になる場所がある方は事前に担当者までお申し付けください。
屋根カバー工事
【下地防水紙】
劣化した屋根材の上から防水シートを施工します。
耐水性が高く屋根から受けた雨水を受け流す役割があります。
【屋根材設置】
新規屋根材を設置します。
今回はアイジー工業社の「スーパーガルテクト」という屋根材を使用しました。
軽量でありながら断熱性・遮熱性に優れ耐久性が高いことから長期的にご自宅を守ってくれます。
屋根材そのものに塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年のメーカー保証がついているため安心してお選びいただけます。
雪止め・棟板金などの部材も同社の製品がありますので、屋根全体を同一素材で施工可能です。
【棟施工】
棟には貫板(ぬきいた)という下地を施工します。
通常木材のところ、今回は樹脂製の貫板を採用しました。
樹脂製であることから耐水性に優れ、また釘の位置などもあらかじめ決められているため安定した施工が可能となります。
貫板を設置したら上から板金を施工します。
板金の接合部はコーキングで固定しました。
以上で屋根工事は完了です。
【下屋根】
建物の一階部分の屋根も同様に施工を行っています。
建物全体の屋根が同一製品でリフォームされたため、統一感のある仕上がりになりました。
コーキング打ち替え
【プライマー】
下地としてプライマーを塗布しています。
【コーキング充填】
コーキングを充填します。
コーキングには緩衝材としての役割がありますが、劣化すると硬化してひび割れが起きたり隙間が開くなどの劣化が起こる恐れがあります。
定期的に打ち替える必要がありますが、コーキングの施工には知識と技術が必要です。ぜひプロにご依頼ください。
【コーキングへら押え】
打ち込んだコーキングが密着できるようにへらで押さえました。
定着を確認したら養生を外して施工完了です。
外壁塗装
【下塗り塗装】
塗装は基本の工程が下塗り・中塗り・上塗りの3工程です。
劣化した外壁材は塗料を吸い込んでしまったり、表面が均一になっていない場合が多いため、仕上がりを美しくするためには下塗りを施工することは重要です。
お客様にお選びいただいた仕上げ塗料との相性や外壁材の状態に合わせた下塗り専用塗料を選定します。
【中塗り塗装】
中塗り塗装ではお選びいただいた仕上げ塗料が登場します。
仕上げ塗料が美観性の他に耐久性の役割も担っているため、今後のライフプランやご予算を考慮してお選びいただくことをお勧めしています。
今回はフッ素塗料の「ゼニス」をお選びいただきました。
建物の一階と二階で塗り分けていますのでそれぞれご紹介します。
・一階
・二階
【上塗り塗装】
ゼニスは耐用年数20~30年と長く、雨筋汚れなどが付着しにくい汚れに強いことが特徴です。
塗膜表面が親水性技術により優れた低汚染性を示します。
他にもひび割れが起こりにくかったり、防藻・防カビ性も高く長期的にご自宅を保護してくれます。
・一階
・二階
付帯塗装
付帯塗装とは屋根外壁以外の場所を施工します。
ご自宅によって設備はそれぞれかと思いますが、必要な施工は設備によって変わります。
設備によっては塗装が適さない場合もありますので、気になる場所がある方は事前にご相談ください。
【ケレン作業】
ケレン作業とは旧塗膜や錆を削り落とす工程です。
この作業があることで塗膜の密着性が大きく向上します。
【軒天】
軒天では「ケンエース」という透湿性の塗料を採用しました。
場所によって適した塗料を採用しています。
【雨樋】
雨樋の塗装は配管表面の塗装を行います。
水を受けるところは塗膜が密着できずに剥がれるため、基本的に塗装は行いません。
【帯板】
帯板は飾り板とも呼ばれ、外壁材の接合部を保護したり外観のアクセントとして設置されています。
塗装することで外観の印象にメリハリをもたせることができます。
ベランダ防水トップコート
【下地処理】
ベランダの表面をアセトンで拭き上げます。
油分を取り除くことで密着性を高めます。
下地としてプライマーを塗布しました。
【防水トップコート】
防水層を保護するための防水トップコートを塗装しました。
防水層は紫外線に弱いためコーティングすることでご自宅の雨漏りの危険性が低下します。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
今回はスーパーガルテクトを用いた屋根カバー工事とフッ素塗料のゼニスを使用した外壁の2トーン塗り分け塗装を実施しました。
めくれ上がり耐久性が下がっていた屋根も上からかぶせるカバー工事ならば耐久性を向上させることが可能です。
ご自宅の状態によって適した工事をご提案させていただきますので、気になる工事がある方はお気軽に現地調査をご依頼ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
使用材料
屋根:スーパーガルテクト
外壁:ゼニス PL-12、PL-13
施工金額
屋根カバー・外壁塗装工事
¥2,300,000-
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