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埼玉県(蓮田市、久喜市、幸手市、上尾市、白岡市、伊奈町、加須市、桶川市、美里町、上里町、さいたま市北区、さいたま市西区、さいたま市見沼区、さいたま市岩槻区、大里郡、寄居町、南埼玉郡、宮代町、北葛飾郡、杉戸町、松伏町)
担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店「ケイナスホーム」です。
今日は川越市にて行なった外壁塗装工事の様子をご紹介します。
難付着系のサイディングボードのため、専用の下塗り材を使用して仕上げました。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せ下さり、誠にありがとうございます。
使用塗料と施工金額はページ下部の「施工を終えて」に掲載しておりますので、参考までにご覧ください。
川越市での現地調査の様子
約4年前に一度お見積もりのご依頼をいただいていた川越市にお住まいのお客様。
先日こちらからご連絡を差し上げたところ、再度お見積もりのご希望をいただきましたので改めて現地調査に伺わせていただきました。
こちらでは実際に現地で撮影した写真の一部とその状態をご説明いたします。
屋根診断
外壁塗装をご希望とのことでしたが、念のためドローンを使って屋根の状況も確認いたしました。
高所作業の危険がなく、屋根全体を正確かつスピーディに点検できます。
屋根には洋瓦が使われており、目立った劣化や破損は見られませんでした。
洋瓦は風雨に強く耐久性が高いため経年劣化が少なく、長期間にわたりきれいな状態を保ちます。
ただし日当たりの悪い部分には苔やカビの付着が見られました。
美観を損ねるだけでなく、屋根全体の劣化につながる恐れもあるためバイオ高圧洗浄でしっかりと洗い流します。
またケラバ瓦や棟瓦を固定しているビスでわずかに浮いている箇所が見つかりました。
このまま放置するとビスが緩み、強風時などに瓦が動いてしまう可能性があるため、浮いていたビスを締め直し、上からコーキング処理をして雨水の浸入やさらなる緩みを防止します。
外壁診断
続いて外壁の状態も確認していきます。
外壁には難付着系サイディングが使われており耐久性は高いものの、長年にわたり紫外線や風雨にさらされることで表面の塗膜が劣化し始めていて、防水性が低下している状態でした。
見た目はきれいでも塗装の保護機能は落ちてきているため、適切な下塗り材を使用した塗り替えが必要になります。
南面では日差しによる影響で色褪せが進行して、表面のツヤも失われていました。
北面では湿気がこもりやすいため、汚れやカビの付着が目立つ状態でした。
また、換気フード下には雨筋汚れが見られました。
換気フードからの排気に含まれる油分やホコリが雨水と一緒に外壁を伝って流れることで発生しやすくなります。
このような汚れの付着は外壁の防汚性が落ちている状態のため、しっかりと洗浄して再塗装することで、美観と防汚性を回復することができます。
塗膜の剥離や、釘打ち部分周辺のひび割れも見られます。
微細な振動や熱による膨張・収縮の影響を受けやすい箇所で、塗膜が剥がれやすいポイントになります。
塗膜の剥がれた部分から雨水が浸入して下地を傷めてしまう恐れもあるので、塗装でしっかりと保護していきます。
目地コーキング材では変色とひび割れ、剥離が見られます。
コーキングが外壁の隙間を埋めて防水性や耐震性を保つために欠かせない部分で、劣化が進むと雨水が浸入するリスクが高まります。
古くなったコーキング材はすべて撤去して、新しい高耐久タイプのものに打ち替える工事を行ないます。
付帯部も併せて確認しました。
・雨樋
雨樋の表面を指で触ると粉のようなものが付着するチョーキング現象が見られました。
塗膜が劣化してきているサインのため、外壁と一緒に再塗装することで保護します。
・バルコニー床面
バルコニー床面には湿気や汚れが原因と思われる苔が発生していました。
雨水がたまりやすく、日当たりや風通しが悪い箇所に繁殖しやすくなります。
また塗膜の劣化が進行して薄くなり、FRP防水層の基材であるガラス繊維層が露出している部分もありました。
直接ダメージを受けると防水性能が落ちて水分が浸入しやすくなるため、新しい塗膜でしっかりと保護して美観性と機能性を回復させます。
現地調査は40分から1時間程度で終了となります。
後日お客様に調査報告書を提出して現在の状態をしっかりと説明し、最適なリフォームプランを提案させていただきました。
お住まいの状態やご希望、ご予算に合わせて最適な塗料と施工方法を選び、長く安心して暮らせる家づくりをサポートいたします。
川越市での外壁塗装の施工内容
それでは実際に行なった工事の様子を写真とともにご紹介します。
なお、工程の流れがわかりやすいように一部順番を入れ替えてご紹介しています。
実際の施工と前後する部分がありますがご了承ください。
足場の組み立て
工事を安全かつスムーズに行なうため、まずは足場の組み立てを行ないました。
足場は職人が高所での作業を安全に行なうために欠かせないもので、しっかりと足場を組むことで作業中の安全性はもちろん、施工の品質を保つことにも繋がります。
足場の設置後には、塗料やホコリの飛散防止のため養生ネットを取り付けました。
バイオ高圧洗浄
通常の水洗いでは落としきれないカビや苔まで根こそぎ除去できるバイオ高圧洗浄を行ないます。
塗料の密着力を高め仕上げ塗料の耐久性を向上させるための大切な工程です。
専用のバイオ洗浄剤を適切な濃度に希釈し、十分に撹拌してから使用します。
洗浄剤は濃すぎても素材を傷めてしまう恐れがあるので、規定通りの割合で水と混ぜて薄めます。
苔やカビが発生している箇所を中心に洗浄液を散布して浸透させます。
屋根
外壁
しばらく時間を置いてから、通常の水による高圧洗浄でしっかりと洗い流しました。
また付帯部も同様に洗浄を行なっております。
洗浄後の乾燥時間を利用して、竪樋(金具含む)を一時的に取り外しました。
塗りムラや塗り残しが起こらないようにするためで、塗装後は再度金具を取り付けてしっかりと固定して仕上げます。
コーキング工事
外壁の目地部分では古いコーキング材を撤去して新しく打ち替える工事を行ないました。
既存のコーキングをカットして撤去します。
新しいコーキング材をしっかりと密着させるため、目地に専用のプライマー(接着剤)を塗布しました。
施工後の剥がれやひび割れを防ぎ、長持ちする仕上がりになります。
サッシまわりは構造上、既存のコーキングを完全に撤去することが難しいため上から新しいコーキングを重ねる「増し打ち工法」で施工しました。
専用のコーキングガンを使用して、隙間にしっかりと押し込むように新しいコーキング材を充填していきます。
その後ヘラで表面をならして空気を抜きながら密着性を高め、美しく仕上げます。
目地と同様に、サッシまわりもコーキング材を充填し、ならしました。
屋根
瓦を固定するビスがわずかに浮いていましたので、ビスの締め直しを行ないました。
さらに防水性と固定力を高めるためにコーキング処理を施しました。
プライマー塗布
コーキング施工
外壁塗装
いよいよ外壁塗装の工程に移ります。
塗装は見た目だけでなく、建物の耐久性を高め、雨風から守る大切な工程です。
マスキングや養生などの準備をしっかりと行ない、下塗り→中塗り→上塗りと塗り重ね、塗膜の厚さと密着性を高めます。
・下塗り
プレミアムSSシーラープライマー/アステックペイント
こちらは近年増えているフッ素・光触媒・無機系塗料などの“塗り替えが難しい外壁”にも対応できる、高性能な下塗り材です。
これらの難付着系塗膜は一般的な下塗り塗料では密着しづらいのですが、「プレミアムSSシーラープライマー」は有機と無機、両方の成分をバランスよく含んでいるため、どんな塗膜にも強力に密着します。
下地との相性が不安な外壁でも、安心して塗り替えが可能になる画期的な下塗り材です。
・中塗り
超低汚染リファイン1000SI-IR/アステックペイント
仕上げ用の塗料にはアステックペイント社の「リファインSIシリーズ」を使用しました。
高い耐候性と美観保持機能を兼ね備えた外壁塗料で、無機成分の優れた親水性により汚れが付きにくく、雨水で洗い流されます。
また遮熱効果もあり、室内温度の上昇を抑えて快適な環境を提供します。
今回は2色用いた塗り分け塗装を行ないました。
既存白色部:8080スレートグレー
既存紺色部:8108マウンテンブルー
・上塗り
超低汚染リファイン1000SI-IR/アステックペイント
最後に中塗りと同じ塗料を塗り重ねます。
外壁塗装の仕上げ工程となり、耐久性や美観を高め、塗膜の厚みが増して外的なダメージに強い耐候性をもつ塗膜が完成します。
上塗り後は塗料が完全に乾燥するまで時間をおき、最後に仕上がりのチェックを行ないます。
既存白色部:8080スレートグレー
既存紺色部:8108マウンテンブルー
付帯部塗装
外壁塗装に合わせて、軒天や破風板、雨樋などの付帯部も塗装しました。
建物全体がきれいに仕上がり、耐久性もアップします。
・ケレン作業
まず塗装のまえに下地処理としてヤスリをかけるケレン作業を行ないます。
古い塗膜やサビを落とすことで、新しい塗料がしっかりと密着し、耐久性の高い仕上がりになります。
軒樋
竪樋
水切り板金
・軒天塗装
軒天は、屋根やベランダの下側の部分になり、湿気がこもりやすい箇所です。
「ケンエース」という防藻・防カビ・防水機能を持ち、通気性と透湿性の高い専用の塗料を塗布しました。
・破風板、鼻隠し
・雨樋
・水切り板金
・雨押え板金
ベランダ床トップコート
ベランダ床には防水層を保護するためのトップコート材を塗布しました。
紫外線や風雨からの劣化を防ぎ、美観性もアップします。
アセトンを用いて拭き作業をして既存塗膜や塵・油分・砂などを除去し、下地を整えます。
アセトン拭きのあとは、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗布します。
プライマーを塗布することで、トップコートとの密着性を高めることができます。
プライマーが乾いたら、防水層を紫外線から保護するためトップコート(グレー色の塗料)を塗布します。
丁寧に塗り重ねて、ベランダ床面の防水トップコート塗装は完了となります。
今回のベランダ床トップコートには、高耐久型の「ウレアックスHG」を使用しました。
一般的なトップコート材に比べて耐久性に優れた高性能塗料で、長く防水性を維持できるのが特長です。
塗り替えの頻度を減らすことができ、長期的にみてメンテナンスコストの削減に繋がります。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
今回の塗装では、元々の白×紺の配色から、グレー×紺へとカラーチェンジしました。
全体的にシックな印象に仕上がり、スタイリッシュな外観に生まれ変わりました。
屋根や外壁は、日々の雨風や紫外線から私たちの暮らしを守ってくれています。
目に見えないところでダメージが蓄積されていくため、築後(または前回の塗装から)8~12年を目安に点検することをおすすめしています。
ケイナスホームでは、無料診断のほか、お客様のご予算やライフプランに応じたご提案を行っています。
お気軽にご相談ください。
使用塗料・施工金額
色:8108マウンテンブルー/8080スレートグレー
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