Before

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 126
After

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 142
担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店『ケイナスホーム』です。
今日は桶川市にて行なった、カバー工法による屋根重ね葺き工事と外壁塗装工事の様子をご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せ下さり誠にありがとうございます。
使用材料と施工金額はページ下部の「施工を終えて」に記載してありますので参考までにご覧ください。
桶川市 現地調査の様子
桶川市にお住まいのお客様より、ポータルサイト「ヌリカエ」を通じて屋根外壁メンテナンスをお問い合わせをいただきました。
まず屋根と外壁の無料診断を行い、その後お見積もりを提出させていただきました。
こちらでは診断内容の一部をご紹介させていただきます。
屋根診断
屋根では経年劣化による色褪せが進んでいます。
今回は施主様のご希望でカバー工法による屋根重ね葺き工事のお見積もりを取らせていただきました。
カバー工法とは、既存の屋根を撤去せずに金属製の軽量な屋根材を上からかぶせる工法で、耐久性が高いため後々のメンテナンスコストの削減をすることができます。
屋根の経年劣化が進んで雨漏りなどの不具合が出てから補修ということになると、葺き替えなどの大掛かりな工事が必要になりますが、今の段階であれば屋根カバー工事を短期間で施工することができ、断熱性や遮音性を向上することもできます。
外壁では全体的に艶を失い、色褪せが進んでいる様子が見られます。
塗膜が劣化して薄くなっている状態で、防水機能が失われています。
紫外線や雨風などから保護して、美観性を維持するためにも、定期的にメンテナンスとして塗装をする必要があります。
また塗装をすることで外壁材そのものの劣化を防ぐことができ、建物の寿命を延ばすこともできますので、メンテナンスは欠かせません。
新築もしくは前回の塗装工事から7~10年を経過したら一度点検をすることをお勧め致します。
今回はお見積もりとご商談の結果、屋根カバー工事と外壁の塗装、また付帯部の塗装も行なうこととなりました。
桶川市 屋根外壁工事の様子
ここからは実際に行なった工事の様子をご紹介していきます。
施工の内容によって一部順番が前後する箇所もありますがご了承ください。
足場組立
安全確保のため、まずは足場とネットの設置を行いました。
外装工事において仮設足場は大きな役割を果たします。
作業性の良い足場を架けることにより、職人の安全性が保たれ、塗装の技術を余すことなく発揮できるようにすることで高品質な施工に繋がります。
またこの足場を覆うように飛散防止ネットを張ることで、塗料やゴミなどが近隣の建物に飛ばないよう配慮します。
バイオ高圧洗浄
有機系のカビやコケなどの汚れに効果を発揮する専用のバイオ洗浄剤を希釈攪拌した水を散布します。
長年蓄積した汚れを根こそぎ浮かび上がらせ、塗装に最適な状態にします。
屋根
外壁
バイオ洗浄剤が浸透し汚れが浮き上がったところで、通常の水による高圧洗浄を2回行ないました。
汚れが残った状態だと、塗料の密着性に影響が出るので徹底的に洗い流します。
また洗浄後はしっかりと乾燥させ、塗料の密着不良による膨れなどが起こらないように注意しています。
屋根
外壁
屋根カバー工法
・下地防水シートの敷設
まずは既存の屋根の棟板金と棟下地、雪止めを撤去します。
その後、屋根材がしっかり乾燥していることを確認して下地となる防水シートを敷き詰めます。
雨漏れ防止のため、軒先から棟に向かって上下に10cmほど重ね合わせていきます。
今回使用したのは粘着式のゴムアスファルトルーフィングで、厚みが薄いため軽く下地追従性に優れたルーフィング材になります。
合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根などで敗れる心配がありません。
また改質アスファルトを使用しているため強度や安定性に優れています。
・各部板金の取付
本体に隠れてしまう役物板金部材を先に取り付けます。
こちらは谷どい板金になります。
異なる二面の屋根が結合する箇所で、雨が集中しやすくなっているため板金でしっかりと排水します。
・新規屋根材の取付け
スーパーガルテクト(アイジー工業)/シェイドブラック
屋根の形状に合わせて、一枚ずつ新しい屋根材を取り付けていきます。
軒先の方から専用ビスでしっかりと固定し、雪止め用の金具も同時に取り付けています。
今回使用した「スーパーガルテクト」はアイジー工業から発売されているガルバリウム鋼板(金属)製の屋根材になります。
超軽量ながらも断熱性と耐久性、美観性に優れており、当店でも人気が高く、施主様に選ばれることが多くなっています。
・新規棟の造成
新しい棟下地として、樹脂製の貫板を取り付けます。
樹脂製の貫板のメリットとしては、耐水性に優れているため腐食のリスクが大幅に軽減されることがあります。
このため屋根材の固定力が長期間維持され雨漏りや部材の脱落を防ぐことができるので、予算に余裕がある場合は樹脂製のものをお勧めしています。
貫板の上から棟板金を被せて、ビスで固定します。
棟板金は特に風の影響を受けやすい箇所なので、強風時に飛んでいかないようしっかりと止めます。
また棟板金の重ね部分にはコーキング処理を施して、隙間ができないように塞いでいますのでご安心ください。
棟の中央部には換気棟を取り付けます。
換気棟の取付完了
また、谷どいには上からカバーを取付けました。
これで屋根カバー工事は完了となります。
下屋根でも同様の工事を行ないました。
外壁との接合部には壁押さえ(雨押さえ)板金を取り付け、コーキング処理を施し、雨水が内部に入ってこないようにします。
下屋根の上にある這樋も固定して、雨水がきちんと流れるようにしています。
ここからは外壁塗装工事の様子をご紹介していきます。
コーキング工事
外壁塗装に入る前に、まず目地やサッシ周りのコーキング材の打ち替え・増し打ち工事を行います。
既存のコーキングをカットして撤去した後、専用のプライマーを塗布します。
新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を持つものとなっております。
サッシまわりや入隅・出隅・取り合い部などでは、コーキングの増し打ちにて対応させていただきました。
防水機能のあるコーキングを打ち込み、サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
入隅部にもコーキング材の増し打ちを行ないました。
外壁塗装
・下塗り
プレミアムSSシーラープライマー(アステックペイント)
外壁材が良く乾いている事を確認して下塗り剤を塗布しました。
今回使用した「プレミアムSSシーラープライマー(アステックペイント)」は、近年増加しているフッ素・光触媒・無機系など「難付着系塗膜」にも塗り替え可能で、付着性に優れた二液型水性下塗り材になります。
有機(アクリル)成分と無機(シラン)成分を含み、それぞれのバインダーが既存塗膜に付着することで高い付着力を発揮してくれます。
・中塗り
リファインMF1000-IR(アステックペイント)/8096 ライトクリーム
中塗りは仕上げ用の塗料を塗布する1回目の工程になります。
「リファインMFシリーズ」は、アステックペイント社より発売されている超低汚染塗料になります。
こちらは無機成分の配合により業界最高水準の汚れにくさ「超低汚染性」と、従来のフッ素塗料を凌ぐ「高耐候性」「遮熱性」まで持ち合わせた塗料です。
通常のシリコン塗料と比べて、耐用年数が長いものになります。
そのためこのあと行なう付帯部塗装でも高耐久なフッ素系の塗料を用いて塗装を行い、年数が経ったときに屋根外壁と劣化の程度に差が出にくくなるように仕上げています。
・上塗り
リファインMF1000-IR(アステックペイント)/8096 ライトクリーム
中塗りのあと、仕上げ用の塗料を塗布する2回目の工程を行ないます。
塗り重ね乾燥時間を厳守して作業を進め、塗膜の厚みが基準塗布量に達するように丁寧に仕上げます。
付帯塗装
付帯部は状態に合わせてケレン作業などの下地調整を行なったあと、色がのるまで塗り重ねて仕上げています。
塗料は先程も説明した通り、高耐久なフッ素系の塗料「サンフロンUV」を使用しました。
・ケレン作業
塗装の前にサビや汚れを除去して下地を整え、塗料の密着性を上げるためにヤスリをかけるケレン作業を行ないます。
・破風板塗装
・軒樋塗装
・竪樋塗装
・シャッターボックス塗装
・窓枠飾り板塗装
・帯板塗装
・軒天塗装
軒天部には通気性と透湿性の高い専用の塗料を使用し、色がのるまで重ねて塗装を行なっています。
ベランダ床トップコート塗装
・アセトン拭き
アセトンを用いて拭き作業をすることで、既存塗膜や塵、油分、砂などを除去して、下地を整えます。
・プライマー塗布
アセトン拭きのあとは、プライマーと呼ばれる下塗り剤を塗布します。
プライマーを塗布することで、トップコートとの密着性を高めることができます。
・トップコート塗布
プライマーが乾いたら、防水層を紫外線から保護するためトップコート(グレー色の塗料)を塗布します。
丁寧に塗り重ねて、ベランダ床面の防水トップコート塗装は完了となります。
ベランダ床トップコート塗装完了
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
外壁塗装を行なうことで艶と美観性を取り戻しただけでなく、紫外線や風雨から施主様の生活を守ってくれる防水性や断熱性を取り戻しました。
また新しくガルバリウム鋼板製の屋根材を重ね葺きしたことで、まるで新築のように美しく生まれ変わっています。
高耐久なだけでなく遮熱断熱性と遮音性も兼ね備えているので、ご自宅でより快適にお過ごしいただけることかと思われます。
ケイナスホームでは無料診断に加え、お客様の今後のライフプランやご予算に合わせた様々なご提案をさせていただいております。
是非一度ご相談ください!
≪使用材料≫
屋根 スーパーガルテクト(アイジー工業)/シェイドブラック
外壁 リファイン1000MF-IR(アステックペイント)/8096 ライトクリーム
≪施工金額≫
屋根カバー・外壁塗装工事
¥2,150,000(税込)
≪参考事例≫