さいたま市岩槻区にて破損した棟の部分交換工事と屋根外壁塗装・ベランダ防水による外装リフォームを行いました
| 塗装箇所 | 外壁屋根ベランダ |
|---|---|
| 色 | ベージュ系グレー系 |
| 塗料 | 無機ハイブリッド |
| 症状 | 色褪せカビ・コケひび割れコーキング劣化屋根板金 |
| 地域 | さいたま市 |
Before
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After
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担当からのコメント
北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。
さいたま市岩槻区の施主様から屋根補修と屋根外壁塗装のご依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき、ありがとうございます。
施工金額は施工を終えてに掲載してあります。
目次
さいたま市岩槻区 現地調査の結果
現地調査では、お客様のご自宅の劣化の状態を直接確認させていただきます。
調査結果をもってプランを３～５個ほどご提案させていただき、お客様のご希望や塗料のランクなどの選定を行います。
無理な営業は行わず、お客様にご納得いただいた上での施工となりますので、安心してお任せください。
ケイナスホームではこの現地調査とお見積りの費用は無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
それでは屋根外壁の状態を確認しましょう。
今回は屋根と外壁の２つに大きく分けてご紹介します。
・屋根
屋根の様子をドローン撮影にて調査しました。
ドローン撮影では人間の目では見れない全体の様子がわかります。
例えば日当たりの悪い北側だけにカビや苔などが発生していたり、逆に日当たりの良い場所はひび割れが起きていたりと劣化の現れ方が顕著な場合があります。
こちらのお宅でも屋根材の表面にはカビ苔のある面と色褪せが強く起きている面がありました。
一番の問題点は屋根の棟板金が滑落し、下地がむき出しになってしまっているところです。
また、貫板自体も一部滑落してしまっているため隙間から屋根内部に雨水を多く受ける状態となっています。
すぐに雨漏りに繋がるというよりは、じわじわと水分が染みこんでいき内部から腐食するような状態になりがちです。
建物自体の防水性の低下や、カビの発生やそれによる家財・家電の劣化などに繋がりますので早めに対応したいところです。
落ちてしまった板金はこちらになります。
かなり大きい部材ですので、人に当たってしまったり車やお家周りの設備を傷つけてしまうなどのトラブルに繋がりかねません。
強風でなくても棟板金の釘浮きや貫板の腐食を放置すると棟板金の滑落は起こり得ますので、定期的に点検することが大切となります。
・外壁
外壁は全体的な色褪せがみられます。
色褪せは塗膜の劣化の初期症状で汚れを付着しやすい状態になっており、汚れを放置すると今度はひび割れや剥がれなどに繋がります。
また、サッシまわりなどには以前の補修跡が薄く残っていたため、表面がざらざらとした印象になっています。
密着性の低い塗膜は剥がれの原因にもなり、美観性の問題もありますので塗装で綺麗にしたいと思います。
以上の結果を持ちまして施工となりました。
次の章では屋根の補修工事から外壁の塗装工事などを一通りご紹介します。
それではご覧ください。
さいたま市岩槻区 施工内容の紹介
足場の設置
まずは足場の設置を行います。
あらかじめお家周りの設備で移動の可能なものを撤去し、スペースを確保して足場の組み立てを行います。
足場の設置の重要性についてはこちらのページで詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄と通常の高圧洗浄の違いは、洗浄剤の有無にあります。
ケイナスホームで使用する洗浄剤は「ガイソーパワークリーナー」という、カビや苔などの有機系の汚れに対して強力な効果を持つ薬剤です。
目に見えない微細なカビ苔の根まで徹底的に洗浄することが可能ですので、塗装後の塗料の持ちや発色が良くなるといった嬉しい効果が期待できます。
屋根や外壁以外にも玄関まわりや外塀、駐車場なども承っておりますので、お気軽にお申しつけください。
屋根 棟板金交換
こちらのお宅の屋根の棟が一部滑落していましたが、まだ残っている棟板金やその下地も撤去して交換工事を行いたいと思います。
滑落し、むき出しになっていた棟の部分の板金を撤去します。
下地の木材は変色し、腐食しかけて脆くなっている状態でした。
このまま新しい板金を被せてしまうと、釘を打っても下地に打ち込むことが出来ずにすぐに外れてしまう状態になりますので、下地も交換が必要です。
貫板という下地の木材も撤去しました。
画像手前の板金が外れていたところの方が汚れや変色が強く、雨水を多く受けていたことがわかります。
屋根材を固定している釘を打ち直しコーキングで固定します。
そして新しい貫板を設置し、同様に釘や接合部のコーキングを施工します。
新しい板金を被せながら、接合部にもコーキングで固定しました。
屋根の棟板金交換工事は以上で完了です。
棟の一辺をすべて交換したことで棟の耐久性を元の状態まで上げることができました。
屋根 塗装
屋根の塗装は下地と仕上げ塗料の２度塗りで合わせて３工程に分けて行います。
１工程目は下塗り塗装を行いました。
こちらのお宅ではすでにタスペーサーを以前に設置したとのことで、瓦同士の塗膜の隙間をあける「縁切り」の工程は不要でした。
２工程目は中塗り塗装を行いました。
今回使用した屋根塗料は「無機ハイブリッドチタンガードルーフ」PL-47です。
無機ハイブリッドは無機成分と特殊チタンの配合でより汚れに強く、劣化要因を抑制する効果があるハイグレード塗料です。
３工程目は上塗り塗装を行いました。
仕上げの塗料を２度塗りすることは大原則で、更にケイナスホームでは塗料のメーカーや製品ごとの仕様書に従い適切な塗布量・乾燥時間などの施工手順を厳守して行っております。
塗料の厚みや発色が安定し、より強固な塗膜が形成されます。
外壁 コーキング打ち替え
外壁材のつなぎ目やサッシまわりなどにはコーキングが施工されています。
コーキングは紫外線の影響で硬く弾力性を失っていきます。
その結果、建物の動きに追従できなくなるとひび割れたり痩せて隙間があいてしまうなどの劣化が起きます。
コーキングを打ち替えることで建物全体の耐久性を上げることができますので、ぜひ施工の前にはコーキングの打ち替え工事も行ってください。
ケイナスホームでは、近年耐久年数の上がってきた塗料に負けないくらい高耐久のコーキング剤「オートンイクシード」を使用しています。
オートンイクシードについてはこちら↓
https://keinasu3.com/caulking/
まずは古いコーキングを撤去し、プライマーを塗布します。
プライマーは下地のために塗布しています。
コーキングと吸着し、密着させる役割があります。
コーキングを充填しました。
充填後はしっかりとへらで押さえて密着させました。
窓回りなど建物すべてのコーキングの打ち替えを施工しております。
外壁 塗装
外壁の塗装も屋根塗装と同様に３工程に分けて行います。
まずは下塗り塗装を行いました。
下塗り塗装では仕上げ塗料との相性や、外壁材の素材に合わせて効果の高いものを選定し塗装しています。
次に中塗り塗装を行いました。
今回外壁塗装に使用した塗料は「無機ハイブリッドチタンガード」PL-17です。
無機ハイブリッドチタンガードは、超高耐久性が特徴で約３０年近い期待耐用年数が強い紫外線・雨風・塩害などの起こる厳しい環境下でも実証されています。
他にも火災の際に燃えにくい不燃性や雨筋汚れのおきにくい超低汚染性も特徴にあります。
これからも長くお家をお使いいただきたい方にオススメの塗料です。
最後に上塗り塗装を行いました。
ハイグレード塗料を使用すると価格が他の塗料よりもかかってしまいますが、長持ちする分今後塗り替える回数を減らすことができますので、トータルメンテナンスコストを削減し結果的には安く済むことが期待できます。
その他 付帯部の塗装
付帯部の塗装では、屋根や外壁以外のお家周りの設備の塗装を施工のタイミングで同時に行うことができます。
屋根や外壁と比べて細かい装飾や複雑な形状な部分が多く、塗装には技術を要します。
ケイナスホームでは、最後まで技術を持った職人の手作業で行っておりますので安心してお任せ下さい。
まずはケレン作業という、ヤスリやヘラなどを使用して塗膜の浮きやサビなどを落とす作業を行います。
この工程を行うか行わないかで仕上がりと塗膜の持ちに差が出ますので大切な工程です。
また、付帯部の塗装であっても１度塗りということはなく、鉄部にはサビ止め効果のある下地を使用するなどして色が乗るまで丁寧に塗り重ねていきます。
軒天部には建物内部の湿度を一定に保つ役割があります。
通気性を損ねてしまうと雨染みやカビなどの発生が起こる恐れがありますので、透湿性の塗料で通気性を損ねないように施工します。
破風は屋根と外壁の境目にある部材です。
雨風や紫外線から外壁を守るためにあります。
その分直接雨風や紫外線を受けて劣化しやすい場所ですので、塗装することで保護になります。
竪樋・雨樋は表面の塗装となります。
内側に穴が開いていたり、詰まりがある場合は清掃工事や交換工事なども承っております。
シャッターは錆止めをしっかり行ってから塗装しました。
近年DIYが流行っていますが、プロにお任せいただくことでムラなく綺麗に施工ができますのでご依頼ください。
ベランダ ウレアックスHG
ベランダの防水工事は、できれば屋根や外壁と同時に行うことをオススメしております。
ベランダは日々の生活や雨風・紫外線に常にさらされて劣化しやすい場所の１つで、雨漏りの原因ともなりやすい場所です。
定期的に表面層をトップコートで保護することで長く防水性を保つことができますのでぜひご活用ください。
バイオ高圧洗浄後よく乾燥させたら、プライマーを塗布しました。
プライマーはコーキングの施工同様、下地としての役割がありますので、ムラなく施工します。
次に、ウレタン防水とトップコートの機能を兼ねそろえた「ウレアックスHG」を施工しました。
施工期間を短縮し、リーズナブルに行える人気の施工です。
ウレアックスについてはこちらもご覧ください。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
屋根の補修工事・屋根外壁塗装・ベランダ防水と盛りだくさんの施工となりましたが、修繕工事をしっかりと行うことでお家全体の耐久性を保つことができました。
特に屋根は高い位置にありますのでメンテナンス時期の見定めが難しいと思います。
ご自身で屋根に登る行為は危険が伴いますので絶対に行わないでください。
ケイナスホームでは専門知識を持ったプロがお客様のご自宅を直接確認して、適切な施工をご提案させていただきますので安心してお問い合わせください。
ご覧いただきありがとうございました。
使用塗料
屋根：無機ハイブリッドチタンガードルーフ ＰＬ－４７
外壁：無機ハイブリッドチタンガード ＰＬ－１７
施工金額
屋根外壁塗装・棟板金交換・ベランダ防水工事
￥１，３００，０００-
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