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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今日は上尾市の戸建て住宅で行なった屋根上の温水器撤去工事の様子をご紹介します。
撤去後は部分塗装でスレート瓦の保護しました。
また雨樋の部分補修工事も同時に行っておりますのでご覧ください。
目次
上尾市 屋根工事 施工の様子
上尾市にお住まいのお客様より温水器撤去のご依頼をいただきました。
屋根の上に太陽熱温水器が設置されていましたが、もう使用されていないということでしたので撤去作業を行います。
部分足場の設置
まずは足場を組み立てます。
今回は屋根の片面のみでの作業となりますので、部分的に設置させていただきました。
温水器撤去
太陽熱温水器はかなり重量があり、台風や地震などの屋根に負担が強くかかる状況になると重さによって建物が傷んでしまう危険性があります。
使用していない場合なるべく早く撤去することをお勧めします。
屋根材を傷つけないよう複数人で丁寧に温水器設備を取り外していきます。
温水器を屋根上から撤去したら、固定されていた部分の補修や水道配管の修正を行なって、撤去作業は完了となります。
部分塗装（温水器撤去部）
次に撤去した箇所の洗浄を行い、上から保護塗装を行います。
基本的な屋根塗装と同様に３回塗りで仕上げました。
・下塗り
下塗りでは、屋根と中塗り・上塗り塗料を接着させるための接着剤の役割を持つ下塗り用の塗料を使います。
また、下地調整の役割も持ちます。
・中塗り
中塗りと上塗りは仕上がり用の塗料を使い、美観を保持して、屋根を紫外線や雨や風から守るための役割を持っています。
・上塗り
これで塗装の工程は完了となります。
棟板金補修
・棟板金の部分塗装
温水器のコード類があった板金部分では塗膜の剥がれがありました。
塗膜の剥がれを放置すると、板金にサビが発生し、最終的に穴があいて雨漏りに繋がる恐れがあります。
塗装による保護が必要ですので、部分的に塗装を行いました。
・棟板金の止め釘交換とコーキング処理
棟板金では留め釘が浮き、周りには錆びが発生していました。
この状態を放置すると、棟板金の隙間から雨水の浸入が起こり、棟板金の中の貫板が腐食して最終的に雨漏りに繋がる恐れもあります。
また浮いた棟板金が強風で飛散し、歩行者や近隣宅へ被害を与えることもあるので大変危険です。棟板金の補修工事をご提案させていただきました。
浮いている釘を抜けにくく丈夫なビスに打ち直し、交換したビス頭にコーキングを盛りつけます。
コーキングを盛りつけることにより再びビス頭が飛び出してくるのを防ぎ、雨水による伝え水を防ぐことができます。
瓦の縁切り（タスペーサー設置）
屋根材の重ね部分（上下勘合）では、塗料の塗膜によって通気と雨水を排出させるための隙間が塞がれてしまっているのが確認できました。
縁切りに不具合があると瓦の中に入った雨水の逃げ場がなく雨漏りの原因となったり、お部屋がジメジメしたりする原因となります。
今回塗装した部分だけでなく全ての屋根面でタスペーサーを設置しました。
等間隔にタスペーサーを配置し、それを手作業で差し込みました。
雨樋補修工事
下屋根（１階の屋根）上に設置されている雨樋（這樋）が外れてしまっていました。
大屋根（２階の屋根）から排水されてきた雨が直接下屋根に当たってしまっている状態です。
雨水が当たり続けることによって屋根材の塗膜の劣化を引き起こし、雨水への耐久性が低くなってしまいますので、きちんと排水されるように補修工事が必要です。
新しい樋の部材を取り付けました。
しっかりと軒樋へ排水されるよう接続して取り付け作業は完了となります。
こちらの箇所では這樋に浮きが見られました。
このように固定されずに浮いてしまっていると、強風時に脱落してしまう恐れがあります。
しっかりとワイヤーで固定し、またカビや苔なども綺麗に除去しました。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せくださり、誠にありがとうございました。
太陽熱温水器はボルトを通して固定を行っているので、撤去する際にこの部分の防水が疎かになって、雨漏りの原因となる可能性があります。
撤去する際は当店のような屋根専門の業者にお任せください。
《施工金額》
温水器撤去・屋根部分塗装工事 ￥２５０，０００－
《参考事例》