その工事、お得に出来るかも?~助成金について~
2022年02月11日
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こんにちは!
伊奈町の屋根外壁塗装専門店ケイナスホームです!
今年は雪が多く、足元が悪くなる日も多いですがいかがお過ごしでしょうか?
くれぐれも足元にはご注意くださいね。
さて、雪と言えば屋根を傷めてしまう原因ともなります。
その傷んでしまった屋根に塗装をしようとお考えの方。少しお待ちください!
もしかすると、その工事、お得に行える可能性があります!
といいますのも、現在、埼玉県の各市区町村では環境対策の観点から省エネ塗料(遮熱塗料など)を用いて塗装を行った場合に助成金を出している所もあるのです。
そこで今回は助成金についてお話をさせて頂こうかと思います。
※今回記事で取り上げる物は令和3年度の物になります。令和4年度の物に関しましてはお住いの市区町村のホームページをご参照ください。
助成金の対象になる工事ってどういう物があるの?
まず、一言に助成金と言っても様々な物があります。今回、主として取り上げるのは、住宅に対する省エネ改修工事にあたる高遮熱塗料による塗装です。市区町村によっては断熱性や遮熱性のある素材による屋根カバー工事でも助成金が認定される事があります。
また、塗装以外の部分で言うと太陽光設備の設置や、省エネ設備(エネファーム等)の設置にも助成金が出る事があります。
そこで今回は、塗装などで対象になる工事について、以下に簡単にまとめてみようと思います。
目次
・高遮熱塗装
基本的には遮熱塗料を用いた塗装工事を行った際に使えるものになります。
遮熱塗料とは、通常屋根等に日差しが当たると太陽熱によって表面温度が上昇しますが、塗料に含まれる成分によってその上昇を抑え、反射熱(周囲の温度の上昇)を抑える機能を持った塗料の事です。
これを使用して工事を行うことで、施工面積に対しての助成金が発生します。
(さいたま市の場合、1㎡あたり400円、上限2万円)
工事費用全体から見ると幾ばくかの金額ではありますが、多少でも出てくれると嬉しいですよね。
なお、遮熱塗料に一定の基準(近赤外線反射率の割合が一定以上であることやJIS規格の取得等)が設けられている事もありますので、ご注意ください。
・屋根葺き替え、屋根カバー工事(断熱材が入っている物)
アイジー工業の「スーパーガルテクト」やニチハの「横暖ルーフ」など、屋根材内部にウレタンフォーム等の断熱材が入っており、かつ、表面に遮熱処理が施されているタイプの屋根材では遮熱塗装同様に省エネ対策の効果が見込めます。その為、助成金の対象になる事があります。
葺き替え工事では、省エネ対策になる以外にも耐震補強工事にもなります。(耐震化工事として認定されるかは各市町村によりますので、詳細は各市町村窓口にお問い合わせください)
葺き替え工事とカバー工事の違いは、今ある屋根材を交換(外してから新たな物を取付)か、今ある物の上から行うかの違いになります。カバー工事の方が費用としては割安となりますが、既存の屋根材の種類によってはカバー工事が出来ない場合もありますので注意が必要です。
(例:和・洋瓦屋根にはカバー工事が行えません)
・住宅に係わるリフォーム工事
これは遮熱や断熱など関係なく、住宅のリフォーム工事を行った場合に使用できる助成金制度です。
対象となるのはかなり噛み砕いて言いますと、住宅塗装等、リフォームを行った時になります。その他の条件ももちろんありますが、使う側としては一番敷居の低いタイプになるのではないでしょうか。その分、一戸辺りの助成金額や件数などが少なくはなりますが(川越市の場合限度額5万円)、金額がかさみがちなリフォーム工事において、少しでも助成が受けられますので有効に活用しましょう。
・その他
主だっては上述の三種類が、リフォーム工事において対象になる事もある工事内容、助成制度になります。
また、助成制度とは少し異なりますが、よくお問い合わせを受ける部分として、「増改築等工事証明書」というものがあります。
これは、証明書を提出する事で住宅ローンやリフォームローンの減税措置を受けられるという物です。
ですが、対象となる工事に塗装工事は含まれてこない為、ご注意ください。対象となるのは主に、住宅全ての窓に断熱改修工事を行い、かつ、付随して壁や天井の断熱改修工事を行った場合になります。
※バリアフリー化工事も対象となりますので、詳細は国土交通省が発行している「増改築等工事証明書」を参照ください。
おわりに
以上、簡単ではありましたが助成金の対象となる事もある工事のご紹介でした。
この記事をお読みいただいていかがでしたでしょうか。
最後に、私から一点だけ皆様にお伝えしたい事があります。それは、
『助成金が使えるかどうかだけで業者を選ばないでください』
という事です。
確かに助成金を使えるというのは非常に魅力的ですし、リフォーム工事はお家全体をやろうとすると金額としても車一台買えるぐらいの金額になることも多々あります。その為、助成金を使用してお得に工事を行うのは非常にいい事ですし、使える物は有効に使うべきだと思います。
今後、リフォーム工事を検討し御見積を取得する中で、「助成金が使える業者」と「助成金が使えない業者」で分かれる場面に出くわすこともあるでしょう。そこで助成金が使える業者にしようかと気持ちが傾く事もあるかと思います。
その時、思い出していただきたいのは「助成金を使う為に工事をするわけではない」という事です。
そもそも工事をしようと思ったのは、お家に劣化が生じ不都合が出て工事を行う事を決心したか、あるいは、今後10年~20年と長くお家に住むためではないでしょうか。
つまり、極端な言い方をしてしまえばリフォーム工事を行うという事は「今後10年~20年をその業者に預ける」という事です。
その時に目先で助成金が使えるか否かだけで業者を選んでしまうと、施工技術が足りず、不具合が生じてしまったり等の後悔が生まれる可能性もあります。そこで、皆様に今一度お伝えしたいのは「助成金が使えるかではなく、ちゃんとした施工をしてくれるか。今後10年~20年を任せられるか」という点で業者を選んでください。
長々と書いてしまいましたが、総論としては
「使える物は賢く活用しよう!」
「助成金が使えるか否かで選ぶのはやめてください!」
という事です。
皆様が後悔のないリフォームが行えることを心より願っています。
もし、何かお家に関する悩み事や相談事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
※この記事で取り上げた助成金については令和3年度の物を参照しています。令和4年度については、例年4月頭頃から発表されますので、各市町村からの情報をご確認ください。
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