パミール屋根は問題あり?正しいリフォーム方法や適切なタイミングを解説
2022年10月02日
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パミール屋根とは、大手屋根材会社であるニチハ株式会社が1996年~2008年の間に製造・販売していた屋根です。
一時期はアスベストを含まない屋根材として重宝されていましたが、現在では様々な問題が生じたことにより製造中止になっています。
今回は屋根材のパミールが抱えている問題を中心に、実際にご自宅でパミールが使われているか見極める方法や正しいリフォーム方法について解説します。
ケイナスホームは外壁塗装、屋根塗装の専門店です。エリアは埼玉県で川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市を中心に埼玉北部全体で活動しております。パミールでの屋根塗装に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
屋根材のパミールとは?
パミールとは、ニチハ株式会社が1996年〜2008年の間に製造・販売していた屋根材です。当時はアスベストが社会問題化しており、アスベストを使わない屋根材として様々な住宅に使われていました。
ただし現在では様々な問題を抱えていることが判明したため、パミールは製造中止となっています。
パミール屋根が抱える問題とは
ここではパミール屋根が抱える問題について紹介していきます。
屋根塗装ができずメンテナンスしづらい
パミール屋根が抱える最大の問題は、一般的な屋根材であればできる屋根塗装ができないためメンテナンスがしづらいことです。
屋根塗装ができないため、通常の屋根よりもリフォームに費用がかかってしまうことは避けられません。
屋根材が剥がれやすい
パミールは、通常の屋根材よりも剥がれやすいと言う欠点を抱えています。
パミール材を使った屋根は「層状剥離」という劣化症状が発生します。これは屋根材そのものが層状に剥がれてしまう現象です。
そのため上から塗装を塗っても剥がれてしまうので、塗装工事によるメンテナンスはほぼ不可能となっています。
釘など屋根周辺部品が腐食しやすい
パミールに使われている釘などの屋根周辺部品は、他の屋根材に使われているものよりもメッキ処理が薄いものが混入しており、腐食やサビなどが発生しやすくなっています。
腐食により屋根材がズレてしまい落下しやすくなるので、怪我や事故などの原因にもなりかねません。
雨漏りの原因になる
屋根の塗装が剥がれてしまった場合、釘や屋根材の腐食が屋根内部にまで及んでしまう可能性があります。
屋根内部が腐食してしまうと、雨漏りの原因になってしまうため注意が必要です。また屋根内部の腐食が進んでしまった場合、建物の寿命が短くなってしまう可能性もあります。
屋根材にパミールを使っているかを見分ける方法
ご自宅の屋根材にパミールが使われているか見極める方法は以下の通りです。
1.屋根材をずらして「パミール」と記載されていないか確認する
2.屋根先が凸凹の形で凸凹が等間隔になっていないか確認する
3.住宅を建てたメーカーや工務店に問い合わせて、何の屋根材を使っていたか確認する
屋根材パミールの正しいリフォーム方法
ここでは、屋根にパミール材が使われていた場合の正しいリフォーム方法について解説します。
葺き替え工事
屋根葺き替え工事とは、建物に使われている屋根を全て新しいものに交換する工事のことです。
屋根工事の中ではもっとも大規模なものであり、費用や工事期間もかかりますが、雨漏りや経年劣化によるトラブルなどを抜本的に解決できます。
屋根葺き替え工事の費用相場は、100~200万円前後です。
カバー工法工事
カバー工法工事とは、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねて取り付ける工事のことです。
古い屋根の撤去作業が必要ないため、屋根葺き替え工事と比較しても費用も安く、工事期間もかからない工事となります。
屋根重ね葺き工事の費用相場は、80〜150万円前後です。
屋根のリフォームをするならカバー工法か葺き替えどちらが良い?
ここではパミール屋根のリフォームをするなら、カバー工法と葺き替え工事どちらが良いのか見極める方法について解説します。
基本的にカバー工法がおすすめ
基本的には工事期間が短く費用もかからない「カバー工法工事」がおすすめです。屋根の腐食が進んでいなければ、葺き替え工事をする必要も薄いです。
雨漏りや下地が劣化しているなら葺き替えがおすすめ
屋根の腐食が進んでおり雨漏りが発生したり、下地が既に劣化している状態であるなら葺き替え工事がおすすめです。
屋根材パミールの劣化症状ごとのリフォームの必要性
屋根材にパミールが使われている場合、最終的には葺き替え工事もしくはカバー工法工事によるリフォームを行う必要があります。
ただし劣化症状によっては、いますぐリフォームをしなければならないというわけではありません。劣化症状ごとのリフォームの必要性についてまとめたので、パミールが使われている住宅にお住まいの方は参考にしてください。
屋根材パミールをお得にリフォームする方法
ここではパミールが使われている屋根を「できるだけお得にリフォームする方法」について解説します。
メーカー保証
屋根材にパミールが使われている場合、メーカー保証でリフォームもしくはメンテナンスしてもらえる場合があります。
お住まいの住宅にパミールが使われている場合は、まずメーカ保証を利用できるか確認してみましょう。
火災保険
経年劣化ではなく自然災害による損壊の場合、リフォームの際に火災保険が利用できる可能性があります。
加入している火災保険のプランによって利用条件などは異なるので、リフォームをする際には必ず火災保険が利用できないか保険会社に問い合わせておきましょう。
各地方自治体の助成金
地方自治体によっては、屋根の塗装工事・リフォームを行う際に助成金が利用できることもあります。
ただし地方自治体によって助成金の制度があるかどうか、利用条件や給付額は異なるので、工事を依頼する前に必ずお住まいの地域の地方自治体ホームページを確認しておきましょう。
過去のケイナスホームにおける屋根リフォーム例をご紹介します!
ケイナスホームでは、一級建築施工管理技士の資格を有した職人が、屋根の劣化状況をチェックしてどのような講師が最適化調査を行います。
もちろんお客様のご希望を優先しますが、将来性やご予算、ライフプランなどを考慮して、そのお家にぴったりのプランをご提案します。
【ケイナスホームによる過去の屋根リフォーム例】
・パミールが使われているかどうかわからない
・パミールが屋根に使われており劣化状況が気になる
・パミールが使われた屋根をリフォームしたい
このようにお考えの方は、お気軽にケイナスホームへお問い合わせください。
パミールを使った屋根のリフォームはケイナスホームへお任せください!
パミールが使われた屋根は、屋根塗装によるメンテナンスができないため、葺き替え工事やカバー工法工事によるリフォームを行う必要があります。
もっとも、劣化状況によっては今すぐにリフォームが必要になるというものではないので安心してください。
ケイナスホームでは、パミールが使われた屋根の調査から最適なリフォーム方法のご提案まで、お客様に寄り添ったサポートを行っています。
そもそも屋根にパミールが使われているかわからない人はもちろんのこと、パミール屋根がお住まいの住宅に使われており不安を抱えている人などは、お気軽にご相談ください。
ケイナスホームは外壁塗装、屋根塗装の専門店です。エリアは埼玉県で川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市を中心に埼玉北部全体で活動しております。パミールでの屋根塗装に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。