リフォームは外壁塗装だけじゃない!外壁カバー工法をご紹介♪
2023年12月11日
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こんにちは。
北足立郡伊奈町にあるケイナスホームでございます。
外壁の劣化が目立つようになってきて、そろそろ外壁のリフォームを考えている方必見!
外壁リフォームというと、塗装による塗り替えが一般的な方法ではありますが、
中には劣化がかなり進行していたり、外壁材が塗装向きではないものもあります。
そんな時の工法として既存の外壁の上に重ねて張り付けをする「カバー工法」があります。
本日は「外壁のカバー工法」についてご紹介していきます。
目次
外壁リフォーム工法
まずカバー工法を紹介する前に、外壁リフォームの種類をご紹介します。
冒頭でも述べたように、外壁リフォームには塗装が一般的な施工方法です。
しかし、どの外壁にも塗装が一番適している方法とは限りません。外壁材の劣化症状がひどく、塗装で補うことが不可能であったり、外壁材の劣化が気になるものの、塗装での補修が不向きである場合もあり、それぞれの外壁材に合った工法を見極める必要があります。
外壁全体での補修としてあげられる工法は下記の3つになります。
「塗り替え(塗装)」、「張り替え」、「カバー工法」
🔴塗り替え(塗装)
既存の外壁材を綺麗に補修し、その上から塗料を塗ることを言います。
塗料によりますが、他の方法と比較して、費用が安く抑えることができる方法になっています。
しかし、中には塗装が不可能な外壁材も存在するため、注意が必要です。
🔴張り替え
名前の通り、既存の外壁材を取り除いて新規の外壁材を張り付けることを言います。
劣化した部分を綺麗に取り除くことが可能ですが、解体費や廃材処分費、補修費が嵩むため、他の方法と比較して、費用は高いことが多いです。
🔴カバー工法
既存の外壁材をそのままにし、その上から新規の外壁材を重ねて張り付けることを言います。
屋根は風雨の衝撃を直接受けるため、ご自宅にお伺いした際には屋根材の劣化がかなり進行してしまっている場合がございます。
そのため、屋根にはこの方法が最近ではよく使用されており、サッシなどにも採用されています。
この3つの工法の中でも今回は「カバー工法」をご紹介します。
カバー工法のメリット・デメリット
新規のサイディングやタイルを上に重ねて貼るため、張り替えに比べて解体の手間が少なく、解体時に出るごみの量が少ないため、費用を大幅に減らすことができます。
また、解体の手間もないので工事期間も短く、工事期間中のストレスを減らすことも可能です。
そのため、住みながらのリフォームで問題になりやすい、音やホコリに悩まされることもありません。
また既存の外壁材を残して新規の外壁材を重ねて施工するので、断熱や防音などの機能を付加することも可能です。
外壁補修の為だけではなく、断熱リフォームでもよく採用されています。
先ほどはメリットをお話ししましたが、デメリットも同じようにあります。
カバー工法は、お客様のご自宅の劣化状況や外壁材を確認してから施工可能か判断いたしますので、万が一、家の内部まで劣化が及んでいた場合は対処できないこともあります。
塗装ではないので定期的なメンテナンスは不必要になり、トータルコストで考えれば費用はかかりませんが、その分初期費用はかかることになります。
カバー工法で使用する外壁材選びで、重量のあるサイディングを上張りした場合、その重さでズレを起こす可能性がります。
更にカバー工法は難しい施工内容にもなるため、技術や知識のある会社に施工してもらわないと、施工不良を起こすこともあるので、施工をする際には慎重な会社選びが必要になってきます。
カバー工法はこんなにすごい!
🔴好みに合わせてテイスト自由自在
塗り替え(塗装)だと色の変更しかできないのに対し、カバー工法ではレンガ調から重厚感のある石積み風、スタイリッシュな金属系サイディングまで、自由に家の雰囲気を変えることが可能です。
外壁材も一気に変えるとご自宅が見違えるように変わるので、新築のように外観を一新できるのが魅力です。
🔴住みながらリフォームが可能
足場組立の際には音がでますが、カバー工法の工事では解体音や粉じん(細かいゴミ)を出さないため、住みながらリフォームをすることが可能です。
引っ越し代や仮住まいの手配など、リフォームするにあたってかかってくる費用や手間を省くことができ、その分工事が早く終わるのでとても嬉しいです。
🔴断熱性能アップで省エネ効果
既存の外壁材に新規の外壁材を重ねて張り付けるとそこに間に空気の層が生まれます。
そこに熱をため込むことで断熱性能が向上します。寒さの厳しい季節も暖房効率の向上や二酸化炭素排出量の削減が期待でき、環境にやさしい住まいづくりに貢献できます。
🔴外部から入る音を軽減
既存のサイディング材の上からもう一枚重ね張りするので、防音効果も発揮します。
ただし、外壁を通してだけではなく窓の隙間や換気口からの音侵入も多いため、窓の多い家だとそれほど効果は見られません。
🔴光熱費も削減でき、トータルコストはあまりかからない
塗装は最低でも約10年に1度の塗り替えが必要です。
その際に塗り替えだけではなく、外壁材同士の間を埋めるシーリングの補修も行わなければなりません。
一方カバー工法の場合は初期費用は値段が嵩むものの、20年は大規模な補修が不要でとても経済的です。
≪壁面積150㎡の住まいをリフォームした場合≫
★塗り替えした場合★
【初期費用】
100万円
+
【リフォーム後20年間のメンテナンス費用】
約200万円
(ひび修繕と、10年ごとの塗り替え、約10年ごとにシーリングのメンテナンス)
+
【リフォーム後20年間の冷暖房費削減】
0万円
(塗装するだけなので、冷暖房費の削減に有効ではない)
⇩
トータルコスト約300万円
★カバー工法の場合★
【初期費用】
200万円
+
【リフォーム後20年間のメンテナンス費用】
約50万円
(約10年ごとにシーリングのメンテナンス)
+
【リフォーム後20年間の冷暖房費削減】
約20万円
(年間1万円の削減の場合)
⇩
トータルコスト約230万円
サイディングの種類を知ろう!
外壁カバー工法施工するにあたって、まず使用されるサイディング材の種類をご紹介します。
サイディング材の種類は「窯業系サイディング」「樹脂サイディング」「金属サイディング」があります。
・窯業系サイディング
→セメント材を中心につくられている外壁材。モルタル壁に変わる新しい外壁材として登場。
・樹脂サイデイング
→北米生まれの寒さに強い塩化ビニール樹脂製の外壁材。つなぎ目であるシーリングがないため、メンテナンスの必要がほとんどなく、近年人気が高まっている。
・金属サイディング
→ガルバリウム鋼板が使用されており、カバー工法の中で最も採用されている外壁材。優れた耐久性と軽さから屋根材としても使用されてる。
カバー工法の施工では慎重なお店選びを!
外壁をカバー工法する場合、既存のご自宅の劣化の症状によく注意を払う必要があります。
ひび割れが起きていないか、そこから雨漏りはしていないか、施工の前に営業担当がお客様のご自宅にお伺いさせていただいていますので、その際に下地となる既存の外壁をしっかりと確認いたします。
先ほど述べたように外壁カバー工法は様々なメリットがあります。
その反面、既存の外壁の上からカバー施工をしてしまうと、簡単には剥がすことができません。(特に金属サイディング)
そのため、知識・経験・技術が豊富であり、建物の構造をしっかりと理解できている専門店を見極めることが重要になってきます。
正しい施工を行わなければ、結露などの弊害を起こる可能性があります。
🔴カバー工法の施工工程
下地になる既存の外壁を入念にチェックします。
特に傷んでいる外壁部は張り替えを行ってから、防水シートを張り付けます。
防水シートを張り付けていきます。
防水シートや防水テープでしっかりと防水処理を行ないます。
今回施工で使用するサイディングは樹脂サイディングです。
樹脂サイディングの役物を取り付けていきます。
現在のサイディング工事は壁内に通気層を確保する必要があります。(通気工法)
胴緑などの下地材を既存外壁に留めていきます。
今回使用したお色味は2色です。
柱やバルコニーの幅に合わせてレイアウトし、デザイン性を高めました。
塩害や凍害にも強い高機能住宅へと変身しました。
終わりに
以上でご紹介は終わりとなります。
今回は外壁塗装以外の外壁リフォームの施工の仕方“外壁カバー工法”についてご紹介しました。
こちらの記事を参考に、外壁リフォームの幅を広げ、
大切なご自宅のリフォームの工法選びをしてみてはいかがでしょうか?
ケイナスホームへのお問い合わせはこちらから!
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