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無機塗料とは?メリット・デメリットや外壁塗装の価格相場を解説

2024年05月09日

 

外壁の色落ちや劣化が気になり、外壁塗装工事を検討している方は多いでしょう。

さまざまな種類の外壁塗料がありますが、近年注目されつつあるのが無機塗料です。

 

「なんとなく良いとは聞いたけど、具体的にどんなものかわからない…」という方に向けて、今回は無機塗料の性質やメリットとデメリット、有機塗料との違いを解説します。無機塗料のおすすめメーカーも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ケイナスホームは外壁塗装、屋根塗装の専門店です。エリアは埼玉県で川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市を中心に埼玉北部全体で活動しております。外壁塗装に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。

無機塗料とは?無機物が主成分の染料

 

無機塗料とは、鉱物やガラス、レンガといった炭素を含まない無機物を主成分とした塗料を指します。無機塗料は有機塗料に比べて耐候性が高く、寿命が長い点が特徴です。

 

外壁用塗料は長期間紫外線にさらされると、塗膜(塗料の膜)が劣化し、色あせやチョーキングの原因となります。しかし無機塗料は紫外線に強いため塗膜の劣化が起こりにくく、15年以上長持ちするといわれています。

 

無機物は固く、そのままでは塗料として使えないため、通常は有機塗料を混ぜて使用します。

しかし、無機物が何%以上配合されていれば無機塗料なのかという明確な定義はありません。無機物の配合量は7~8%から30%程度で、メーカーによって異なります。一般的には、15%程度が多いようです。

有機塗料との違い

有機塗料とは、石油や石炭といった炭素を含んだ樹脂が主成分の塗料のことです。

 

無機塗料はまだ種類が少ないため、外壁用塗料の大部分は有機塗料が占めています。有機塗料は種類が豊富で価格帯が幅広く、さまざまなメーカーが販売しています。また、無機塗料に比べて伸縮性があるため、ひび割れしにくい点もメリットです。

 

一方で、紫外線には弱いので無機塗料に比べて劣化しやすいというデメリットがあります。また、主成分が石油や石炭のため、火に弱い点も欠点です。

無機塗料とハイブリッド塗料の違い

無機塗料と似た塗料に、「ハイブリッド塗料」があります。

 

ハイブリッド塗料は、無機塗料と有機塗料を混ぜ合わせた塗料です。それぞれのメリットをかけ合わせることで、より高性能で耐用年数の長い塗料を実現しています。

 

無機塗料とハイブリッド塗料の違いは、塗料に含まれる有機塗料の含有量です。一般的にハイブリッド塗料には、無機塗料よりも多くの有機塗料が配合されています。

 

しかし先ほどお伝えしたように、無機塗料には無機物の含有量の定義がありません。「有機塗料が〇%入っているとハイブリッド塗料、〇%なら無機塗料」といったような明確な数値の決まりがないのが現状です。

 

そのため、無機塗料とハイブリッド塗料を同じものとして扱うケースも多くあります。

無機塗料のメリット

 

無機塗料のメリットとして、主に以下の4つが挙げられます。

 

  • 耐候性と耐久性が高い
  • 親水性が高く汚れに強い
  • カビや苔が発生しにくい
  • 耐火性に優れている

 

1つずつ見ていきましょう。

耐候性と耐久性が高い

無機塗料は無機物を主成分としているため、紫外線の影響を受けにくく、寿命が長い点がメリットです。耐用年数は15年以上といわれています。

 

外壁塗装は1回あたりそれなりの費用がかかりますが、無機塗料なら塗り直しなどのメンテナンス頻度が少なく済みます。そのため、頻繁にメンテナンス工事をしたくないという方におすすめです。

親水性が高く汚れに強い

親水性とは、水によくなじむ性質を指します。

無機塗料は親水性が高く、もし汚れが外壁についたとして、雨が降った際に水が外壁の間に入り込み汚れを洗い流してくれます。

 

また、無機塗料は有機塗料に比べて静電気が起こりにくいため、空気中に漂うホコリや砂がくっつきにくいというメリットがあります。

 

無機塗料や、こうした親水性や静電気への強さから、優れた防汚性を誇ります。こまめな外壁掃除が難しい人におすすめです。

カビや苔が発生しにくい

無機塗料は、カビや苔の栄養となる有機物の含有量が少ないため、カビや苔が発生しにくいというメリットがあります。

住まいに通気性や日当たりが悪い箇所があり、カビや苔が心配という人は無機塗料を選んでも良いでしょう。

耐火性に優れている

無機塗料の主成分である無機物は、炭素を含みません。そのため有機塗料に比べて燃えにくく、火に強い点がメリットです。

もちろんまったく燃えないわけではありませんが、万が一隣家で火事が起こったとしても、延焼を最小限に防げる可能性があります。

無機塗料のデメリット

 

一方で無機塗料には、以下のようなデメリットが挙げられます。

 

  • ほかの塗料よりも価格が高い
  • ツヤが消せない
  • ひび割れしやすい
  • 施工業者の腕に左右される

 

1つずつ見ていきましょう。

ほかの塗料よりも価格が高い

無機塗料に配合される無機物は、ほかの塗料に使われる原料に比べて価格が高い傾向にあります。そのため無機塗料は、有機塗料などに比べ値段が高い点がデメリットです。

一般的な有機塗料と無機塗料の価格相場を以下の表にまとめました。

 

塗料名 価格相場(㎡あたり)
無機 5,000~5,500円
アクリル 700~1,500円
フッ素 3,500~5,000円
シリコン 2,500~3,000円
ウレタン 1,800~2,000円

 

無機塗料は価格が高い分性能は良いのですが、とにかく外壁塗装の費用を抑えたいという人にはおすすめできません。

ツヤが消せない

塗料は、仕上がりにツヤがあるものとないものに分けられます。無機塗料はツヤを完全に抑える商品がまだ出ておらず、外壁のツヤを消せない点がデメリットです。

 

ツヤ消し添加剤を混ぜれば多少調整できますが、それでも完全に消すことはできません。また添加材を混ぜると、無機塗料の耐候性などの性能が落ちてしまいます。

ひび割れしやすい

無機物が配合された無機塗料は有機塗料と比べて塗膜が固く、外壁の表面にヒビが入った際、一緒にひび割れを起こすことがあります。そのため、ひび割れしやすい外壁には無機塗料はあまりおすすめできません。

 

しかし、無機塗料の商品には弾力性が高いものもあるので、そういった商品を検討しても良いでしょう。

施工業者の腕に左右される

無機塗料の塗装には、一定の技術が必要です。

無機塗料の性能を十分に発揮するには、均等な厚みで塗装しなければいけません。無機塗料を塗装した経験が乏しい施工業者だと、厚みにばらつきが出てしまい、せっかくの無機塗料の機能を活かせない場合があります。

 

施工業者を選ぶ際は、無機塗料の塗装の実績が豊富なところを見つけましょう。

無機塗料と有機塗料はどちらがいい?

 

無機塗料と有機塗料には、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらが優れているかというよりは、依頼する側が何を望んでいるかが重要です。

無機塗料と有機塗料のメリットとデメリットを一覧でまとめました。

 

塗料 メリット デメリット
無機塗料 ・耐候性と耐久性が高い

・汚れに強い

・カビや苔が発生しにくい

・火に強い

・価格が高い

・ひび割れしやすい

・ツヤが消せない

・職人の腕に左右される

有機塗料 ・商品の種類が

・価格帯が幅広い

・ひび割れしにくい

・無機塗料より寿命が短い

・火に弱い

 

無機塗料と有機塗料のメリットやデメリット、性質を比べて、自分の希望に合う方を選びましょう。

無機塗料と有機塗料の耐用年数

 

無機塗料と有機塗料の大体の耐用年数を表にまとめました。

 

塗料名 平均耐用年数
無機 15~20年
アクリル 3~8年
フッ素 12~20年
シリコン 8~15年
ウレタン 5~10年

 

上記はあくまでも目安で、建物の立地環境によって異なる点に注意しましょう。

無機塗料の屋根・外壁塗装の施工事例

ケイナスホームは、これまで無機塗料による外壁塗装を多く担当してきました。

ケイナスホームの無機塗料の塗装事例をご紹介します。

 

【無機塗料の外壁塗装工事事例】

 

<施工事例1>

 

<施工事例2>

 

<施工事例3>

 

<施工事例4>

 

上記の施工事例はあくまでも一例です。

ケイナスホームはこれまで、数多くのお客様の外壁塗装を手がけてまいりました。外壁塗装で無機塗料を選ぶべきか迷っている方は、ぜひ一度ケイナスホームへお問い合わせください。

無機塗料がおすすめな人

 

これまでの無機塗料の情報をまとめると、無機塗料がおすすめな人の特徴として、以下が挙げられます。

 

  • 多少費用がかかっても高性能な塗料を選びたい
  • 外壁の外観を綺麗に保ちたい
  • 外壁塗装のメンテナンス回数を減らしたい
  • 立地的にカビや苔が生えやすい箇所がある

 

上記に当てはまる人は、無機塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

無機塗料でよくあるトラブル

 

無機塗料でよくあるトラブルが、「施工業者が言っていた耐用年数と違った」というものです。

 

一般的に、無機塗料の耐用年数は15~20年です。しかし中には、「無機塗料の耐用年数は30年以上」と言い、契約させようとする施工業者もいます。無機塗料は寿命の長い塗料ですが、30年以上メンテナンスなしで持つことはまずありません。施工業者が根拠なく30年以上の耐用年数を挙げてきた場合、注意が必要です。

 

ただし例外として、「無機ハイブリッドチタンガード®」は無機塗料の中でも特に耐久性が高く、30年間の耐用年数が期待されています。

ケイナスホームは無機ハイブリッドチタンガード®施工実績第1位!

ケイナスホームは2022年度に、無機ハイブリッドチタンガード®の全国販売・施工実績第1位を獲得しました。

 

無機ハイブリッドチタンガード®は紫外線だけでなく、雨や風、塩害といった過酷な気候条件にも強く、国内最高クラスの耐候性を誇ります。

 

ケイナスホームはこれまで、多くのお客様の屋根・外壁塗装で無機ハイブリッドチタンガード®を扱ってきました。無機ハイブリッドチタンガードの施工実績が豊富な職人が丁寧に塗装しますので、興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。

おすすめの無機塗料メーカー

 

ここからは、無機塗料を販売しているおすすめのメーカーと代表的な商品を一覧で紹介します。

 

メーカー名 おすすめの無機塗料
ペイントライン・ジャパン ・無機ハイブリッドチタンガード
関西ペイント ・アレスシルクウォール
アステックペイント・ジャパン ・無機ハイブリッドコートJY

・超低汚染リファインシリーズ

エスケー化研 ・エスケープレミアム無機

・セラミタイトペイント

日本ペイント ・アプラウドシェラスターNEO

 

無機塗料を選ぶ際の参考にしてみてください。

無機塗料の施工実績が豊富な業者を選ぼう

 

無機物が配合された無機塗料は、優れた耐候性や耐火性、防汚性を誇る塗料です。有機塗料に比べ価格は高いですが、その分性能が良いので、質の高い塗料を選びたい人におすすめです。

無機塗料は、塗装に一定の技術が必要です。外壁塗装で無機塗料を使う場合は、無機塗料の施工実績が豊富な専門業者を選びましょう。

 

ケイナスホームは外壁塗装、屋根塗装の専門店です。エリアは埼玉県で川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市を中心に埼玉北部全体で活動しております。外壁塗装に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。

 

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