外壁のサビを落とす方法は?発生する原因や防サビ対策を解説
2023年03月27日
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外壁のサビは美観を損なうだけでなく、住まいの寿命に大きく影響してしまうおそれがあります。サビが軽度であれば自分で応急処置もできますが、腐食が進行してしまうと外壁材の張り替えが必要になることも。
外壁のサビは早期の発見・修理がとても大切です。
そこで本記事では、外壁のサビについて下記を中心に解説しています。
・外壁に発生するサビの種類や原因
・外壁のサビを放置するとどうなる?
・外壁のサビを自分で落とす方法【応急処置】
・補修にかかる費用相場
おすすめの防サビ対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装、屋根塗装の専門店です。外壁のサビに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
外壁に発生するサビの種類
外壁に発生するサビは赤サビ、白サビ、青サビの3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
水に溶けやすく、もろい
粉末状の白いサビ
腐食を防ぐ保護膜のような働きをする
銅製品の腐食を防ぎ、抗菌作用をもつ
銅製の雨どいなど
この中でも気をつけたいのが「赤サビ」です。白サビや青サビには腐食を防ぐ作用があるのに対して、赤サビは金属をもろくする性質があるからです。
サビの進行も早いため、赤サビを見つけたら早めの対処が必要です。
外壁にサビが発生する3つの原因
外壁にサビが発生する原因は大きく分けて3種類あります。
・金属製外壁の経年劣化
・手抜き工事
・もらいサビ
それぞれを解説します。
外壁材の経年劣化
外壁にサビが発生する主な原因は、経年劣化による「外壁材の防水性の低下」があげられます。
外壁は塗膜によって防水性が保たれていますが、紫外線や雨風の影響によって少しずつ防水性が低下します。防水性能が弱まった状態で水分にさらされることで、サビができやすくなるのです。
手抜き工事
「3度塗りのところを2度塗りで済ます」「下地処理が不十分だった」などの手抜き工事もサビの原因です。
金属製の外壁材の場合は、防サビ剤が正しく塗布されなかったり、ケレン作業(下地処理)が不十分だったりすると、サビが発生しやすくなります。
もらいサビ
「もらいサビ」とは、ほかの金属製品に発生したサビが雨や風によって外壁に移ってしまうことで起こる現象です。
このため、窯業系サイディングやモルタルなど金属製以外の外壁であっても、サビが発生することがあります。
外壁のサビを放置するとどうなる?
サビを放置すると以下のようなリスクがあります。
・見た目が悪くなり、建物全体の印象を悪くする
・外壁の防水性能が低下し、雨漏りの原因になる
・腐食が進むと穴が空き、建物自体にも悪影響を与える
単に見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りにもつながることもあり、住まいの寿命を大きく縮める原因になります。
サビは虫歯と一緒で、自然によくなることはありません。被害を広げないためにも正しい対処が必要です。
外壁のサビを自分で落とす方法【応急処置】
サビが軽度(=外壁の表面にだけサビが発生している状態)であれば、DIYで対処できる場合もあります。
ここからは、自分でサビを落とす方法を2つ紹介します。ただし、あくまでも応急処置になりますので、根本的な修理はプロにお願いしましょう。
ホースを使って洗う
初期のサビであれば水洗いで落ちることがあります。水圧をやや強めにして、ホースを使って洗い流してください。
家庭用の洗浄機などは、水圧が強すぎてかえって外壁材にダメージを与えてしまうことがあるため、まずはホースでの水洗いがおすすめです。
サビ専用の洗剤を使う
水洗いでは落ちなかった場合は、市販のサビ専用の洗剤を使ってみましょう。サビ周りの汚れを雑巾で拭き取ったあと、スポンジに洗剤を含ませ、丁寧に洗ってください。
ポイントはやわらかいブラシやスポンジを使って、やさしくこすることです。ブラシが硬すぎたり力が強すぎたりすると、外壁を傷つける原因になります。また変色を防ぐために最後はよく洗い流しましょう。
外壁のサビが進行している場合はプロに依頼を
「外壁のサビは何を基準にプロに頼めばいい?」と迷う方もいるかもしれません。プロに依頼するかどうかは、以下の2点を基準にしてみてください。
・専用洗剤を使って洗ってもサビが落ちない場合
・2階部分や屋根など、サビが高所に発生している場合
専用洗剤を使ってもサビが落ちない場合は、表面だけでなく内部まで腐食が進んでいる可能性が高く、一般の方では取り除けません。
また高所作業は転落のリスクが伴うため、高所にサビが発生している場合もプロに依頼しましょう。
外壁のサビ補修にかかる費用相場
サビ補修の基本的な作業内容は、①ケレン(サビ落とし)と②サビの再発を防ぐ塗料の塗装です。
これを専門業者に依頼する場合、400~2,000円/㎡ほどが相場になります。
金額は補修面積や塗料のグレードによっても異なり、状態によっては2,000円/㎡以上かかることも。
塗料のグレードが上がるほど耐久性も高くなる傾向にあるので、予算に合わせつつ、できるだけ高性能なものを選ぶことをおすすめします。
おすすめの防サビ対策
ここでは、効果的な防サビ対策を2つ紹介します。
サビ止め塗料で塗り替える
金属製の外壁材の場合は、サビ予防には「サビ止め塗料」で塗り替えるのがおすすめです。
サビ止め塗料とは、被膜を作ることでサビの原因となる水分や酸素を遮断できる機能をもつ下地塗料のことです。
サビ止め塗料には「油性タイプ」と「エポキシ樹脂タイプ」の2種類があり、現在は、密着性・耐久性に優れた「エポキシ樹脂タイプ」が主流となっています。
サビやすいものを外壁の近くに置かない
窯業系サイディングやモルタルなど、金属製の外壁材以外にも発生する「もらいサビ」の予防も大切です。
自転車や脚立、スコップなどサビやすいものを建物の近くに置かないようにしましょう。
外壁のサビを見つけたら早めにプロに相談を
外壁にサビが発生すると、美観が損なわれるだけでなく、建物の構造にも影響を及ぼすおそれがあります。サビが進行している場合や、高所にサビ発生している場合は、プロに相談しましょう。
なかには「節約のため自分でサビ止め塗料を塗りたい」と考える方もいるかもしれませんが、塗装のDIYはおすすめしません。サビ止め塗装には専門知識が必要なため、一般の方が作業を行ってもサビが再発する可能性が高いです。
サビは一旦発生すると、自然によくなることはありません。住まいを長持ちさせるためにも、専門知識のあるプロに相談して正しく対処しましょう。
ケイナスホームによるサビ補修の施工実績を紹介!
ここでは、ケイナスホームが過去に行ったサビ補修(外壁塗装)の施工事例をご紹介します。
【施工事例】
施工内容:屋根、外壁塗装
施工金額:1,550,000円
こちらのお宅は、下屋根(1階部分の屋根)の素材がトタンでした。トタンは、金属屋根のためサビが生じやすい建材です。今回のケースでも部分的にサビの発生が見られました。
放置すると腐食が進んで穴が空き、雨漏りにつながってしまうおそれがあります。腐食が進むほど補修費用がかかるため、見つけたら早めにメンテナンスを行いましょう。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
伊奈町にて無機ハイブリッドチタンガードを使用した屋根外壁塗装を行い、濡縁の撤去など付帯部の施工も実施しました
外壁のサビ補修はケイナスホームにお任せください
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装・屋根塗装の専門業者です。
埼玉県での専属職人在籍数はNo.1を誇り、サビ補修の実績も豊富です。
・外壁にサビが発生し、どこに相談したらよいかわからない
・自宅に最適な補修方法を提案してもらいたい
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このようにお考えの方は、ケイナスホームへお気軽にお問い合わせください。屋根や外壁だけでなく、物置や基礎・外塀などでも相談を承っております。
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