さいたま市見沼区にて、屋根・外壁塗装工事とシーリング打ち替え工事を行いました
塗装箇所 | 外壁屋根ベランダ |
---|---|
色 | ベージュ系その他 |
塗料 | シリコン遮熱シリコン |
症状 | 色褪せひび割れチョーキングコーキング劣化 |
地域 | さいたま市 |
Before
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 126
After
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 142
担当からのコメント
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。
さいたま市見沼区の施主様から屋根塗装・外壁塗装のご依頼をいただきました。
大切な自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。
施工金額は最後に記載させていただいております。
♦お客様のお悩み
お問合せ時は、「屋根や外壁の塗装をしたい。屋根は特にこだわらないが、最低10年は再塗装をしなくて済むようにしたい。」とのご相談を受けました。
さっそく、ご希望に応えるために現場の状態を調査しにご自宅にお伺いいたしました。
さいたま市見沼区 現場の調査
今回、現場の調査は外壁は直接触らせていただき確認しました。
・外壁 チョーキング現象
チョーキング現象とは、紫外線の影響で塗料に含まれる樹脂と顔料が分離し、顔料が白い粉上に表面に浮き出ている現象のことです。
塗膜の劣化している状態を示すサインの一つでもあります。
・外壁 コーキングの劣化
コーキングは劣化し痩せて隙間があいてしまっています。
外壁材との接合部はコーキングで接着してありますが、コーキング自体の経年劣化があるため定期的なメンテナンスをオススメしております。
・外壁 ひび割れ
外壁にはひび割れがありました。
横に入っているヒビは、雨水を受ける面が大きいため縦に開いてしまったヒビと比べると浸水する量が多いため、早めの処置が必要です。
・屋根の状態
屋根は調査時は外観からの調査となりました。
遠くからにはなってしまいますが、色褪せなどの塗膜の劣化は確認できました。
後日足場を組んだ際に、改めて必要な修繕を行うということになりました。
こちらが施工前に屋根の状態を改めて写真に納めたものです。
やはり全体的な色褪せがみられました。
ひび割れや剥がれなどの問題はなさそうでしたので、洗浄と塗装でご提案させていただきました。
調査を終えて、ご提案内容
・屋根塗装……アステックの「スーパーシャネツサーモSi」無機成分配合で高耐久な商品(期待耐用年数13年以上)
・シーリング……オート化学の「イクシード」によって30年期待できるもの
・外壁塗装……SK化研の「プレミアムシリコン」(期待耐用年数15年以上)にて、帯板があるため上下で色分け塗装
以上の3点でご提案させていただきました。
また、ベランダの塗装や付帯部などの塗装も同時にお見積りに織り込ませていただきました。
さいたま市見沼区 施工内容
施工内容は、屋根塗装→外壁塗装→その他付帯部の塗装→ベランダトップコートの順番にご紹介させていただきます。
屋根塗装
塗装の前に、簡単に補修を行います。
・棟板金 釘頭コーキング
浮いている釘を打ち直し、釘頭にコーキングで押さえました。
・棟板金 錆止め塗装
板金部分は鉄部ですのでサビが発生する可能性があります。
下地にさび止めを塗布することで、今後の防錆効果が期待できます。
今回、屋根の塗装で使用するのはアステック社の「スーパーシャネツサーモSi」です。
こちらの製品は、特殊無機顔料による日光を反射する力が強いため、遮熱性に優れた塗料です。
従来のフッ素やシリコン塗料をしのぐ高い耐候性(長持ちする性質)を持っています。
・下塗り
下塗りは、塗料の密着を良くするための下地です。
上から塗料を塗ってしまうからといって、簡単に終わらせるわけではなくムラなく均一に塗ることで塗料の持ちを左右します。
・中塗り
写真には上塗りとありますが、中塗り=上塗り塗料の1度塗り目です。
一度塗りだけでは塗料の持つ効果を十分に発揮しません。
・上塗り
上塗り塗料の2度塗り目です。
ムラがなくなることと必要な厚みを保持できるため、塗料の持つ遮熱性や耐候性を発揮することができます。
外壁塗装
外壁塗装の前に、簡単に補修を行います。
・ヒビ補修
外壁のヒビをコーキングで埋めます。
・サッシまわり
サッシ周りなどのコーキング部分も打ち替え交換しました。
今回使用したコーキング剤は、オート化学の「オートンイクシード」です。
特徴はとにかく丈夫で高寿命なことです。
メーカーでの耐久・耐候実験では、30年持つとありました。
長時間安心が続く製品のため、非常にオススメです。
外壁塗装では、エスケー化研社の「プレミアムシリコン」を使用しました。
こちらの塗料は高い耐候性や耐久性の他に、仕上がりの光沢の具合を半艶・3分艶・艶消しなど比較的自由に選ぶことができる特徴があります。
遮熱フッ素や遮熱無機などの高級塗料と比較すると期待耐用年数は低くなりますが、それでも期待耐用年数は15年を保持し、お値段とのバランスも良い商品となります。
外壁塗装も下塗り→中塗り→上塗りと塗り重ねていきます。
・下塗り
下塗りは塗料を接着させるための下地です。
一旦真っ白に塗りつぶし、洗浄で落としきれなかった汚れや色褪せをリセットします。
・中塗り
中塗りは上塗り塗料の1度塗り目です。
・上塗り
上塗りで2度塗り目になります。
2度塗りをすることで発色も良くツヤも出ました。
その他付帯部の塗装
・ケレン作業
付帯部の塗装の前にケレン作業を行います。
ケレン作業は、付帯部に多い鉄部や木部の地ならしのような作業で、素材についたサビや汚れを落とすことで下地を整えます。
サビや汚れや古い塗膜をそのままに塗装しても、すぐに剥離したり浮いてしまう原因になります。
以下が付帯部それぞれの塗装の様子です。
今回は写真にどの工程であるか表示されていますので、写真の段階がどれくらい塗り重ねていった結果かわかりやすいと思います。
・軒天塗装
・出窓(庇)塗装
・帯板塗装
・竪樋塗装
・鼻隠し塗装
ベランダ トップコート塗装
ベランダというのは、下地・防水層・表面と層になって構成されています。
防水層にトップコートを重ねる防水には、FRP(繊維強化プラスチック)やウレタン防水などがありますが、どちらも10年以降は劣化しますので塗装により防水層の保護を行う必要があります。
今回は、トップコート塗装を行いました。
トップコート塗装も、屋根・外壁同様に下塗りから塗り重ねていきます。
・下塗り
下地の塗布です。下地がクリアなので、まだ色褪せや汚れが見えます。
・中塗り
中塗りの段階で塗布したトップコートには、グレーの塗料が入ってます。
塗料により、色褪せや汚れが見えなくなりました。
・上塗り
施工を終えて
以上で今回のご紹介は終わりとなります。
いかがだったでしょうか。
今回はお客様のご希望される「長持ち」を意識し、コストや状態に応じて塗料を選びました。
お客様によっても、何を優先したいか・どこを解決したいかは人それぞれだと思います。
なるべくご希望に添えるように努力いたしますので、ご希望やご質問などはいつでも遠慮なくご相談ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
〈使用塗料〉
屋根:スーパーシャネツサーモSI (色/9119トゥルーブラック)
外壁:プレミアムシリコン (1F色/19-60F中彩ベージュ、2F色/19-85C淡彩ベージュ)
〈施工金額〉
屋根・外壁塗装(ベランダトップコート含む)¥1,080,000-
参考事例