遮熱塗装のメリット・デメリットは?効果的なケースや失敗しないコツも解説
2023年01月23日
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夏場の室温上昇を抑える効果のある、遮熱塗装。しかし「遮熱塗料のメリットって何?」「断熱塗料とは何が違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで本記事では、遮熱塗装について下記を中心に解説しています。
・遮熱塗料とは?
・遮熱塗料のメリット・デメリット
・遮熱塗装がより効果的になる建物【ケース別】
遮熱塗装を失敗しないコツも紹介しているので、外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装、屋根塗装の専門店です。遮熱塗装に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光を反射して室温の上昇を抑える効果のある塗料です。
遮熱塗料を外壁や屋根に使用することで、室内に熱がこもるのを防ぐ役割があります。
断熱塗料との違い
室温上昇を抑える塗料には「断熱塗料」もありますが、遮熱塗料と断熱塗料では暑さを軽減するしくみが異なります。
【遮熱塗料】
・太陽光を反射することで室内の温度上昇を抑える
・保温効果はないため冬は寒い
【断熱塗料】
・外気の侵入を防ぎ室内の温度変化を軽減する
・冬は保温効果もある
断熱塗料は外気の侵入を防ぎつつ、室内の熱を外部へ逃がさない働きがあるため、冬の保温効果も期待できます。
遮熱塗装のメリット
ここからは、遮熱塗装の主なメリットを5つ紹介します。
・夏場の室温上昇を抑えられる
・節電につながる
・外壁や屋根の熱ダメージを防げる
・耐用年数が長い
・工事に助成金が使えることがある
ひとつずつみていきましょう。
夏場の室温上昇を抑えられる
遮熱塗装の最大のメリットは、夏場の室温上昇を抑えられる点です。
遮熱塗装により最大で2~3℃室温が下がるといわれており、夏場の室温を快適に保てます。
節電につながる
遮熱塗装により室内の温度上昇が軽減されるため、エアコンの使用量が抑えられ、節電につながります。
室内温度が1℃下がると10%電気代を削減できるとの試算もあり、夏場の光熱費を節約したい人にぴったりです。
外壁や屋根の熱ダメージを防げる
遮熱塗装には、外壁や屋根の劣化を防ぐ効果もあります。
太陽光を反射することで屋根や外壁の表面温度を下げられるので、熱によるダメージを防げます。
耐用年数が長い
外壁塗装で一般的に使われるシリコン塗料の耐用年数が10~13年なのに対し、遮熱塗料は15~20年と長めです。
耐用年数が長い分メンテナンスの回数を減らせるので、長い目で見たときのコスト削減にもつながります。
工事に助成金が使えることがある
自治体によっては、遮熱塗装に使える助成金制度を設けているところもあります。
助成金額や条件などは自治体によって異なりますが、10~30万円ほどの補助が受けられる場合もあるため、ぜひ活用しましょう。
遮熱塗装のデメリット
遮熱塗装には「室温上昇を抑える」「外壁の劣化を防ぐ」など、さまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
ここでは、遮熱塗装のデメリットを4つご紹介します。
・シリコン塗料よりも価格が高い
・機密性の低い建物では効果を発揮しにくい
・時間とともに遮熱性能が低下する
・断熱効果はない
ひとつずつみていきましょう。
シリコン塗料よりも価格が高い
遮熱という機能性を持っている分、普及品であるシリコン塗料に比べて価格が高くなる傾向にあります。
遮熱塗料が出始めた頃と比べると価格差は縮まってきてはいるものの、少しでもメンテナンス費用を抑えたい方には不向きです。
機密性の低い建物では効果を発揮しにくい
窓が多い、築年数の長い住宅など、気密性の低い建物の場合は、遮熱効果を発揮しにくくなります。
機密性が低い=家に隙間があり、外気の影響を受けやすい状態です。遮熱塗装で熱を防いでも、隙間から熱が侵入してくるため、効果を感じにくいでしょう。
時間とともに遮熱性能が低下する
表面がきれいであるほど光をよく反射できるので、遮熱効果を発揮しやすくなります。
そのため、雨風などの影響で表面に汚れがつくと遮熱性能は低下します。遮熱性能を維持するためには、定期的な洗浄やメンテナンスが欠かせません。
断熱効果はない
遮熱塗装には、断熱効果はありません。太陽光の反射によって熱の侵入は防げても、室内の熱を保っておく効果はないからです。
北海道や東北地方など寒さの厳しい地域には不向きといえます。
遮熱塗装がより効果的になる建物【ケース別】
遮熱塗装の効果は、使用されている建材や建物の構造によって変わってきます。
ここでは、遮熱塗装を検討したいケースをご紹介します。
金属屋根の場合
ガルバリウム鋼板やトタンなどの金属屋根の暑さ対策には、遮熱塗装が効果的です。
金属屋根は熱伝導率が高く、外気の影響を受けやすくなっているため、遮熱塗装の効果を体感しやすいでしょう。
スレート屋根の場合
日本の住宅でもっとも採用されているスレート屋根は、厚みが4~5mmと薄く、熱射吸収率が大きいのが特徴です。
金属屋根ほどではありませんが、家の中に熱を伝えやすいため、遮熱塗装の効果を得られやすいケースといえます。
2階建て・3階建ての場合
遮熱塗装は、2階建て・3階建ての屋根にもおすすめです。
高い建物ほど光を遮るものが少ないため、太陽光の影響を受けやすくなります。上階はとくに熱がこもりやすく、暑さに困っていた人ほど遮熱効果を実感できるはずです。
室内に吹き抜けがある場合
吹き抜けには1階と2階に仕切りがないため、屋根が受けた熱が室内に伝わりやすい特徴があります。遮熱効果によって吹き抜けの暑さを軽減することができるので、冷暖房効率の改善にもつながります。
遮熱塗装を失敗しないコツ
ここからは、遮熱塗装を失敗しないコツを3点ご紹介します。
実績豊富な業者を選ぶ
遮熱塗装を行う際は、実績豊富な業者を選ぶようにしましょう。
遮熱塗料は扱いにくくムラになりやすいため、技術力の十分でない職人が塗装を行うと施工不良につながるおそれがあります。業者のホームページをチェックして、遮熱塗装の事例や実績を確認しましょう。
効果の高い塗料を選ぶ
遮熱塗装の効果は、選ぶ色によっても変わります。淡い色ほど遮熱効果が高く、濃い色合いは熱反射率が低くなるため効果も落ちます。
遮熱効果を最大限得るためには、グレー・茶・黒系などの濃いカラーは避け、白系やクリーム系を選ぶとよいでしょう。
お住まいの地域の助成金制度をチェックする
遮熱塗料を使った省エネリフォームには、助成金・補助金制度が利用できる場合があります。
制度を利用できれば、ほかの塗料よりも工事費用を安く抑えられる可能性もあるため、お住まいの地域の助成金制度は必ずチェックしてください。
ケイナスホームによる遮熱塗装の施工実績を紹介!
ここでは、ケイナスホームが過去に行った遮熱塗装の施工事例をご紹介します。
【外壁塗装事例】
施工内容:屋根外壁塗装
施工金額:1,030,000円
屋根はツヤが失われ、全体的に色あせが確認できます。経年劣化により塗膜の耐水性が低下し、コケやカビも発生している状態でした。
また外壁には触ると手に白い粉がつくチョーキング現象が発生しています。チョーキング現象は劣化症状の一つで、塗り替え時期の目安です。
こちらのお宅では屋根に遮熱塗料を、外壁にはハイクラスのシリコン塗料を使用しました。さらに上塗り材を保護するトップコートを重ねて、耐候性をプラスしています。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
上尾市の戸建て住宅にて屋根外壁の塗り替え工事を実施、トップコートを含めて4回塗りで仕上げました
遮熱塗装ならケイナスホームにお任せください
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装・屋根塗装の専門業者です。
埼玉県での施工実績および専属職人在籍数No.1を誇り、遮熱塗料による外壁・屋根塗装の実績も豊富です。
・遮熱塗料のより詳しい説明を受けたい
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・実績豊富な塗装業者を探している
このようにお考えの方は、ケイナスホームへお気軽にお問い合わせください。無料診断の上、ご自宅にあった塗料や施工方法をご提案いたします。
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