瓦屋根の修理が必要な劣化症状とは|DIYできるのかや費用相場を解説
2023年06月26日
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対応エリア
埼玉県(蓮田市、久喜市、幸手市、上尾市、白岡市、伊奈町、加須市、桶川市、美里町、上里町、さいたま市北区、さいたま市西区、さいたま市見沼区、さいたま市岩槻区、大里郡、寄居町、南埼玉郡、宮代町、北葛飾郡、杉戸町、松伏町)
伝統的な美しさが魅力の瓦屋根。長持ちさせるためには、漆喰(しっくい)や下地など瓦以外の劣化にも注意しなければなりません。とはいえ「瓦屋根はいつメンテナンスが必要?」「修理にはいくらかかる?」「DIYで修理はできないの?」と、お悩みの方は多いでしょう。
そこで本記事では、瓦屋根の修理について下記を中心に解説しています。
・瓦屋根の修理が必要な劣化症状
・瓦屋根の修理時期の目安は?
・瓦屋根の修理はコーキングでDIYできる?
・瓦屋根の修理費用を抑える3つの方法
瓦屋根の修理業者を選ぶときのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装、屋根塗装の専門店です。瓦屋根の修理に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
瓦屋根の修理が必要な劣化症状
以下の劣化症状に当てはまったら、何らかの修理が必要な状態になっている可能性があります。ご自宅の屋根をチェックしてみましょう。
・コケ・藻の発生
・瓦の割れ・ズレ・歪み
・瓦の剥がれ
・漆喰(しっくい)の変色や剥がれ
・瓦を固定する釘のゆるみ
・棟瓦をまとめる銅線の劣化
ご自分で屋根の点検をされる際は「2階から見える範囲で1階の屋根をチェックする」「自撮り棒にカメラを取り付けて撮影する」など、安全な方法で行ってください。はしごを使って屋根の上に登るのは大変危険なため、避けましょう。
屋根の劣化をそのままにしておくと、内部に雨水が浸入しやすくなったり、棟がズレて屋根が変形したりとさまざまなトラブルにつながります。劣化がひどくなるほど修理費用も高額になるため、定期的なメンテナンスが大切です。
瓦屋根の修理時期の目安は?
瓦屋根を長持ちさせるためには、どのタイミングでどのようなメンテナンスを行えばよいのでしょうか。時系列で表にまとめましたので、以下を参考にしてください。
(セメント瓦のみ)
塗装のメンテナンスは10年ごとに必要
漆喰のメンテナンスは10~15年ごとに必要
(瓦は再利用)
ただし、上記以外でも「瓦の破損」や「棟瓦のズレ」など明らかな不具合がある場合は、築年数に限らず修理が必要です。
瓦屋根の修理はコーキングでDIYできる?
「業者に頼むとお金がかかるから自分で修理したい」と考える方もいるかもしれませんが、たとえ瓦1枚の修理や交換でもDIYはおすすめしません。屋根の上での作業は転落のリスクがあり、大変危険です。また、歩き方のコツを正しく知らないと「踏み割れ」のおそれもあります。はしごなどを使って、屋根の上に登るのは避けましょう。
また、屋根にあるすべての隙間をコーキングで塞ぐ=雨漏りを防げるわけではありません。通り道が塞がれることで雨水が適切に排出されず、かえって雨漏りを引き起こしたり悪化させたりする可能性もあります。瓦屋根の修理は、専門業者に依頼するのが安全です。
瓦屋根の修理方法と費用相場
瓦屋根の修理は内容によってかかる金額が大きく変わってきます。ここでは、修理方法とそれぞれの相場を説明します。
瓦の一部交換・補修
「欠けた瓦を新しいものに交換する」「隙間をコーキングで補修する」など、部分的な修理で対応できる場合には、5万円程度で済むでしょう。
ただし、足場が必要になると別途足場代(約15~20万円)がかかるため、状況によって修理費用が30万円近くなることもあります。
漆喰詰め直し
漆喰の劣化が軽度の場合は、漆喰の詰め直しを行います。古い漆喰を取り除き、新しい漆喰で詰め直します。費用は屋根の形状や詰め直しの範囲にもよりますが、一般的な戸建て住宅の場合の相場は25~50万円ほどです。
棟瓦取り直し
「棟瓦が歪んでいる」「漆喰がほとんど剥がれている」など、漆喰の劣化が重度の場合は、棟瓦の取り直しが必要です。棟瓦を取り外して、漆喰を詰め直したあと、新しい棟瓦を積み直す作業を行います。棟瓦の取り直しにかかる費用相場は40~55万円ほどです。
屋根塗装
セメント瓦やモニエル瓦の場合は瓦自体に防水性がないため、塗装によるメンテナンスが必要です。塗装の費用相場は40〜150万円ほど。塗料の種類によって再塗装が必要なタイミングは変わるものの、10年に1回を目安に塗り替えを行いましょう。
※陶器で作られた和瓦・洋瓦の場合は、基本的に塗装は不要です。
瓦屋根の葺き替え
瓦屋根の寿命が近づき、部分補修では対応しきれなくなった場合は、葺き替えを検討しましょう。瓦屋根の葺き替えの費用相場は70~240万円ほど。軽い屋根材を使用すると建物の耐震性がアップするため、瓦屋根から金属屋根やスレート屋根に葺き替える方が多いです。
瓦屋根の修理費用を抑える3つの方法
瓦屋根の修理は、劣化状況によっては修理費用に100万円以上かかってしまうこともあります。できるだけ安く抑えたいという方は多いでしょう。
ここでは、瓦屋根の修理費用を抑える3つの方法をお伝えします。
・火災保険を利用する
・助成金制度を活用する
・3社を目安に相見積もりをとる
火災保険を利用する
火災保険は火災以外にも、台風や落雷、積雪などの自然災害による被害でも適用できる場合があります。適用条件や金額は契約内容によるため、まずはご自身の加入している火災保険の内容をチェックしてみましょう。保険が適用されれば、自己負担をかなり抑えて屋根の修理ができますよ。
火災保険についてはこちらの記事でも解説していますので参考にしてください。
関連記事:火災保険は1度使うとどうなる?保険料や契約、利用時に注意すべきポイントを解説
助成金制度を活用する
自治体によっては、屋根の修理に使える助成金制度を設けているところもあります。助成金額は自治体によって異なりますが、10~20万円ほどの補助金が受け取れる場合もあるため、お住まいの地域の制度を確認してみましょう。
たとえば、埼玉県川口市では、工事費用の5%(上限10万円)が受け取れる「川口市住宅リフォーム補助金」制度が実施されています。
関連記事:【2023年最新】川口市で外壁塗装助成金をもらうには?受給条件や注意点を解説
ただし、自治体の制度を利用するには「税金を完納していること」「着工前までに申請すること」など、さまざまな条件があります。詳細はお住まいの地域の担当窓口やホームページでチェックしてみてください。
3社を目安に相見積もりをとる
業者を選ぶ際は、複数の業者に見積もりをとるのが基本です。安く抑えるコツは、前もって業者に「相見積もりであることを伝えておくこと」です。事前に業者に伝えておくことで競争力が働き、よりよい価格や条件を提示してもらえる可能性が高まります。時間と手間はかかりますが、3社を目安に見積もりをとりましょう。
相見積もりのポイントはこちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。
関連記事:外壁塗装の相見積もりは2~3社が目安!内訳のチェックポイントを解説
瓦屋根の修理業者を選ぶときの2つのポイント
瓦屋根の修理業者を選ぶ際は、以下の2つのポイントを意識してみましょう。
訪問販売業者との契約は避ける
「近くで屋根工事をしていたら、あなたの家の屋根が破損しているのが見えた」などといって、突然家に訊ねてくる業者との契約は避けたほうが無難です。訪問販売業者のすべてが悪徳業者とはいいませんが、実際にトラブルの件数が多いのも事実です。
優良な業者であれば、わざわざ訪問販売をしなくても仕事が舞い込むもの。もし訪問販売業者に契約を迫られても、その場で結論は出さず、会社の実態や評判などをしっかり確認した上で判断しましょう。
自社施工が可能な業者に依頼する
大手のハウスメーカーやホームセンターに依頼しても、実際に工事するのは下請け業者であることがほとんどです。かかわる業者が増えることで、中間マージン分費用が上乗せされるだけでなく、工事の流れから品質にまで影響してしまう可能性もあります。
スムーズかつ品質の高い工事を希望するなら、地域密着型の自社施工が可能な業者に依頼しましょう。
ケイナスホームによる瓦屋根修理の実績を紹介!
ケイナスホームでは塗装だけでなく瓦屋根修理にも対応しております。ここでは、ケイナスホームが過去に行った瓦屋根修理の事例をご紹介します。
【瓦屋根修理の施工事例】
施工内容:屋根補修+外壁塗装(ベランダトップコートも含む)
施工金額:3,100,000円
現地調査を行ったところ、瓦自体にひび割れなどはなかったものの、棟瓦を支える漆喰に劣化が見られました。劣化状況から棟全体の耐久性の低下が懸念されたため、屋根棟の作り直し・漆喰補修を行っております。
また、外壁塗装や雨樋の交換、ベランダトップコートなどご自宅まわりの気になるところをトータルで施工いたしました。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
宮代町にて屋根棟の作り直し・外壁の無機塗料での塗装・雨樋の交換を行いました
瓦屋根を長持ちさせるには8~12年ごとに点検を
瓦屋根は、メンテナンスフリーと思われている方も多いかもしれません。確かに瓦そのものは非常に丈夫ですが、屋根自体を長持ちさせるためには漆喰や下地などそのほかの箇所のメンテナンスが重要です。
またセメント瓦やモニエル瓦の場合は、瓦自体に防水性がないため定期的な塗装も必要です。瓦屋根を長持ちさせるためには、とくに大きな不具合が見られなくても8~12年に1回点検を行うことをおすすめします。「自宅の屋根材がセメント瓦なのか和瓦なのかわからない」という場合も、まずは専門業者に相談しましょう。
埼玉県で瓦屋根の修理ならケイナスホームへお任せください!
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装・屋根塗装の専門業者です。
埼玉県での施工実績および専属職人在籍数No.1を誇り、塗装だけでなく瓦屋根の修理にも対応しております。
・自宅に合ったプランを提案してほしい
・自社施工が可能な業者を探している
・実績豊富な専門業者に依頼したい
このようにお考えの方は、ケイナスホームへお気軽にお問い合わせください。点検診断・見積もりは無料で行っております。
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