Before
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 126
After
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 142
LINEでお問い合わせ
担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今回は東京都中央区にて屋上防水を行いましたのでご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただきありがとうございました。
施工金額は「施工を終えて」に掲載させていただいております。
[toc]
屋上の防水工事とは
一言で「屋根」というと、傾斜のある屋根を想像するかと思います。
↓一般的な傾斜のある屋根の例です。
今回ご紹介する屋上防水では「陸屋根（りくやね・ろくやね）」という平坦な屋根が対象となります。
↓陸屋根の例です。
陸屋根では通常ベランダやバルコニーと同様の防水処理が施されています。
平面の陸屋根にすることで生活空間として利用できるという画期的な発想で、現在建築されている鉄骨や鉄筋コンクリート造の建物のほとんどがこの陸屋根工法を採用しています。
陸屋根は雨水を面で受けて長い間滞留することが考えられますので、降水量の多い日本では雨漏りの危険性が高いため様々な対策を講じる必要があり、防水性能の維持が重要になります。
基本的に「防水層」と呼ばれる表面の処理が防水機能を担っています。
↓屋上の防水処理の例（塗膜ウレタン防水）です。
屋上と建物外部面との差は水平面で雨・太陽光・紫外線の影響を多く受けることにあります。
特に近年の自然環境や気象状況から真夏の気温上昇や短時間に降る大雨が多発することも陸屋根の劣化を進行させる要因の１つです。
防水の方法は塩ビやゴム製のシートを施工する「シート防水」や、樹脂や繊維質素材の塗料を塗装する「塗膜防水」やアスファルトを積層して防水皮膜を作る「アスファルト防水」などの方法があります。
中央区 屋上ウレタン防水工事
施工前の状態
今回、東京都中央区にてビルの屋上の依頼をいただきました。
施工前の状態は、汚れや表面塗膜の劣化が多数見受けられました。
ベランダやバルコニーとは違い範囲が広いことや、ビルの屋上ということでタンクや柵などの設備が多数あることから、施工は手作業でつなぎ目なく行えるウレタン防水工事をご提案させていただきました。
ウレタン防水工事とは
ウレタン防水工事は鉄筋コンクリート造りや鉄骨造建物などの平らな屋根やベランダなどに塗る防水材料です。
施工時は液状のウレタン樹脂を複数回塗ることで繋ぎ目のない防水層を形成できます。
狭い場所や設備基礎周りなどの施工がやりやすく、硬化後はシームレスに一体化しゴム状の弾性のある防水層が形成されます。
軽量であることや保護コンクリートなどの保護層が不要のため建物を軽量化する目的にも適している防水材料です。
下地の素材にかかわらず建物の状態に適した材料や工法を選べることや、密着性が高いことなどのメリットが多く改修工事に適した防水工法です。
下地処理
簡単にウレタン樹脂を塗装することでリフォームのできるウレタン防水工事ですが、事前の下地処理で密着性や耐久性が大きく変わります。
必要に応じてこの時にクラック補修やシーリング等の処理も行います。
まずは屋上全体の清掃を行いました。
劣化した表面塗膜を削り落とし、汚れやゴミなども可能な限り撤去しました。
屋上設備の土台や壁の立ち上がりなども事前に下地処理を行いました。
劣化の激しい場所は耐久性を高めるためにも、あらかじめ補修を行っています。
下地としてプライマーを塗布しています。
プライマーは接着剤のような役割があるため、この後塗り重ねるウレタン樹脂との密着性を高める効果が期待できます。
ウレタン防水工事
ウレタン防水工事には「通気緩衝工法」・「密着工法」の２種類の工法があります。
通気緩衝工法は防水層を下地と半密着させる工法で、密着工法は防水層と下地を完全密着させる工法です。
下地の素材や状態によって見極めを行いそれぞれの工法を選択しています。
今回は密着工法にてウレタン防水工事を行うこととなりました。
液状のウレタン樹脂を塗布していきます。
陸屋根は基本的に緩やかな傾斜を利用して排水しています。
排水口まわりに水が流れ込むように自然な傾斜をつける必要がありますので、施工には経験と知識が豊富です。
ウレタン防水樹脂塗料を２層形成するために、重ね塗りを行っています。
トップコート
トップコートはウレタン防水材の保護材です。
太陽の熱や紫外線からウレタン防水層を守るコーティング材となります。
材種により性能に違いがあり防水層の耐久性に関係し防水維持のランニングコストにも影響します。
耐久性や遮熱性を考慮してトップコートを選ぶことが重要です。
設備の土台まわりも可能な限り隙間なく細かいところまで施工しています。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
今回は東京都中央区にてビルの屋上防水の施工を行いました。
ウレタン防水で複雑な形状の屋上でも継ぎ目なく施工できましたので、今後しばらく防水層の劣化の心配なくなりました。
ケイナスホームでは戸建て住宅の塗装や工事以外にもマンションやアパート・ビルなどの不動産物件・大規模な建物のリフォーム工事も承っております。
ベランダ・バルコニーなども含めて多数の防水工事を取り扱っていますので、ご自宅のベランダの状態が気になる方はお気軽にお問い合わせください。
他にも、雨漏り点検・雨漏り補修なども行っています。
施工金額
￥８５０，０００-
その他の防水工事はこちら