春日部市にてシリコン塗料を用いたスレート屋根の4回塗り塗装とサイディング外壁3回塗り塗装、付帯部塗装を行いました
| 塗装箇所 | 外壁屋根ベランダ雨樋 |
|---|---|
| 色 | ベージュ系ブルー系 |
| 塗料 | シリコン |
| 症状 | 色褪せカビ・コケチョーキング雨漏りコーキング劣化雨樋 |
| 地域 | 春日部市 |
Before
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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町のケイナスホームです。
今回は春日部市にて屋根・外壁塗装、付帯部塗装を行いましたのでご紹介します。
お客様の大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せ下さりまことにありがとうございました。
使用塗料と施工金額は「施工を終えて」に掲載させていただきます。
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春日部市 現地調査
春日部市にお住まいのお客様からお問い合わせいただきました。
お問い合わせ後は、まず担当より現地調査の日程を調整し、お客様のご自宅にお伺いします。
現地調査による診断結果を基に、見積書をお渡しし、お客様が不安に思われる点はその都度担当者がしっかりとご説明します。
「現地調査」では必ずお客様にお立会いいただき、診断士が屋根から付帯部までしっかりと確認いたします。
ケイナスホームでは現地調査から見積書提出、相談まで無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
👉お問い合わせはこちらから！
今回施工させていただくお客様のご自宅は屋根がスレート屋根で、外壁はサイディング外壁になります。
【屋根】
屋根の表面に、黒ずみ汚れが見られました。
こちらの黒ずみは防水性が低下しているサインです。
スレート屋根に使用されているスレート材はセメントがほとんどです。実はセメント自体に防水性はありません。スレート表面の塗膜があるため、雨水の侵入を防いでいます。
しかし、屋根の塗膜は経年とともに剥がれ、屋根材が水分を含みやすくなり、カビ、汚れが付着しやすくなります。
また、日当たりの悪い屋根の一部からは白カビも発見されました。
上記の2枚のような汚れ、カビはそれらを分解する成分を備えているバイオ高圧洗浄で、限界まで洗い流します。
反対側の屋根では黒ずみ汚れもありますが、艶や光沢が失われており、色褪せがかなり目立つ状態になっていました。
塗膜の剥がれなどの劣化は見られませんでしたが、屋根は外装の中でも特に紫外線や風雨を受ける場所なので、塗膜が劣化したまま放置してしまうと、結果的に屋根材の寿命を縮めることになります。
【外壁】
こちらの黒ずみ汚れは大気中のホコリや排気ガスが外壁の凹凸に入り込むことで、黒ずみのような汚れになります。
また経年劣化により雨垂れ汚れが目立ちやすくなっています。
雨垂れの原因は窓やタイルの上に日常的にホコリや排気ガス等が外壁に付着し、雨によって汚れが荒井落とされた跡として発生します。
外壁の下部の方では苔が発見されました。
塗膜が経年劣化し、防水性が低下すれば苔が生えやすい状態になります。
また、苔が生える原因は他に「風通し」と「直射日光」が関係しています。風通しが悪かったり、直射日光が当たらない場所ほど苔が発生しやすく、風がなければ湿度が上がり苔が溜まっていくのです。
さらに外壁では外壁を指で触ったときに白い粉が付く、チョーキング現象が見られました。
白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
また、防水性が失われているサインでもあります。
お客様の外壁の種類はサイディング外壁です。サイディング材自体には防水性能がなく塗膜の防水性が失われていることが分かれば、早めの対処が必要です。
更に外壁目地ではコーキングのひび割れが確認できました。
経年劣化で少しずつ劣化症状としてひび割れが見られるようになります。
コーキング材はゴム状の材料でできていますが、劣化が進行すると、硬化します。そのコーキング材に振動が加わることでひび割れが生じることもあります。
外壁のコーキングのひび割れを補修する方法は。下記２つあります。
◎コーキングの打ち替え
⇨ひび割れの生じているコーキングを取り除いて、新しくコーキングを充填する。
◎コーキングの増し打ち
⇨ひび割れの生じているコーキングの上から、新しいコーキングを充填する。
どちらの工法が良いか、現地調査の結果を踏まえてお客様と相談し合い、決めていきます。
【付帯部】
雨樋の影となる部分には黒ずみ汚れがみられました。
これは外壁に見られたものと同じく、雨垂れの汚れになっています。
付帯部の汚れもしっかりバイオ高圧洗浄で落としていきます。
こちらで現地調査は以上になります。
春日部市 屋根外壁塗装
足場架設
まず施工をするにあたって作業の基礎となる足場を組み立てます。
その後、全体的に養生ネットを取り付けます。
養生ネットは、施工中にボルトや工具などが落下した際、大きな事故になることを防ぐ役割があります。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄では住宅専用のガイソーパワークリーナーを使用しています。
目に見えないカビなどの屋根・外壁の汚れも根こそぎ成分分解し、徹底的に落とします。
お風呂で頭や体を洗う際に水洗いだけでなく、石鹸やシャンプーを使用して綺麗に汚れを落とすように、外壁や屋根も水のみの高圧洗浄だけでなくバイオの力で殺菌消毒をし、下地を整えます。
【屋根】
屋根では黒ずみ汚れがかなり目立っていたのでホースの先を伸ばし、さらに高圧での洗浄を行いました。
【外壁】
【ベランダ床】
【玄関部】
【軒天】
屋根塗装
①下塗り
今回は屋根の下塗り材として、「サーモテックシーラー」を使用しました。
こちらの下塗り材は柔軟性と強靭さを併せ持ち、下地の複雑な動きに追従し、耐候性と遮熱性に優れている塗料となっています。
お客様のご自宅はスレート屋根ということで、今回の下塗り材に使用した「サーモテックシーラー」はこちらの屋根の種類にぴったりです。
②タスペーサー設置
次にスレート瓦の隙間に「タスペーサー」といわれる部材を差し込みます。
これをすることにより、適切な隙間を確保でき、湿気を逃し痛みの原因が解消されます。また、タスペーサーを使用することで、瓦を傷つける可能性が低くなります。
③中塗り
今回仕上げ材に使用するのはアステックペイント社の「スーパーシャネツサーモSi」です。
こちらの塗料は高い日射反射率で室内の温度上昇を抑える遮熱性が特に優れています。
太陽光の波長のうち温度上昇の原因となるのは近赤外線です。スーパーシャネツサーモSiは特殊無機顔料の使用により近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成し、室内の温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。
中塗りを行っていきます。
④上塗り
中塗りだけではかすりや薄い部分が出てしまい、ムラになりやすいです。
そのため2回同じ塗料を重ね塗りを行うことで、塗膜にしっかりと厚みを与え綺麗な仕上がりになります。
⑤トップコート塗布
通常は下・中・上塗りで十分な仕上がりになりますが、お客様のと相談した結果、今回はトップコートを塗布していきます。
今回トップコートに使用するのは「ウルトラトップ」です。
ウルトラトップを塗布することで、仕上げ材を長期的に保護、塗膜の耐候性、耐久性を高め、機体耐用年数の延長を可能にします。
以上で屋根の施工は完了です。
外壁塗装
次に外壁塗装の工程に移ります。
①コーキング処理
古いまま放置すると家本体の劣化も加速させる可能性があるため、コーキング処理を行ないます。
まず既存のカッターで切り込みを入れ、コーキング材を剥がします。
次にコーキング材を埋め込む部分に沿って養生テープを張り、外壁にしっかりと密着させ、接着力強化を図るために下地として「プライマー」を塗布します。
プライマー塗布後、窪みに沿ってコーキングを注入していきます。
コーキングを充填し、ヘラで密着させることによって、しっかりと定着できるようになります。
養生テープを剥がし、コーキング処理は完了です。
②下塗り
外壁が良く乾いていることを確認後、外壁塗装の工程に移ります。
今回外壁に使用する下塗り塗料は「プレミアムSSシーラープライマー」です。
プレミアムSSシーラープライマーは近年増加しているフッ素・光触媒・無機系など「難付着系塗膜」の外壁の塗り替えの可能な、付着性に優れた二液阿型水性下塗材です。
また、一般的な塗膜への付着性にも優れており、「どんな既存塗膜なのか判別できない！」という外壁にも安心して施工していただける下塗り材です。
③中塗り
今回外壁の仕上げ材にはアステックペイント社の「シリコンREVOIR」を使用しています。
シリコンREVOIRは一般的なアクリルシリコン塗料に比べて、シリコン成分が約3倍含まれています。シリコンの成分の量が多いほど、紫外線などにより破壊されにくくなり、より高い耐候性を発揮することが期待されています。
④上塗り
屋根塗装と同様にこちらも上塗りを行っていきます。
⑤クリヤー塗料塗布
玄関部には「スーパーSDクリヤー」を使用しています。
意匠性の高いサイディング外壁のデザインをそのまま残すことができる外壁用クリヤー塗料であり、色褪せたサイディング外壁が、新築時のような光沢のある美しい仕上がりになりました。
ベランダ床塗装
ベランダ床は表面層が下の防水層を保護していますが、紫外線や摩擦により劣化していきます。
機能が失われた床面は多く水分を含み、最終的にひび割れや剥がれなどにつながります。
まずは下地として「プライマー」を塗布します。
プライマーを塗布することによって上に塗る塗料との密着性が高まります。
次にグレーの塗料のある防水トップコートで塗装しました。
ベランダ床の汚れを防水トップコートで塗りつぶすため、新築時のような綺麗な仕上がりになります。
以上でベランダ床の施工は完了です。
付帯塗装
付帯部塗装はすべて下地処理の工程にケレン作業として「サンドペーパー」を用います。
ケレン作業は下地と密着させるために異物を取り除いたり、表面を清掃し塗装と下地を密着させるにおいて重要な役割を果たします。
今回の付帯部の塗装は軒天のみ「ケンエース」を使用し、それ以外の付帯部塗装は「シリコン塗料」で施工しました。
「ケンエース」はヤニ・シミ止め効果と優れた付着性・汚染除去性、防藻・防カビ性能をもつ水性壁面用つや消し塗料です。
そして屋根外壁塗装と同様、重ね塗りを行っていますので1度塗りということはありません。
【軒天】
【雨樋（あまどい）】
【鼻隠し】
【水切り】
春日部市 施工を終えて
以上ですべての工程のご紹介は以上となります。
今回は春日部市にて屋根・外壁塗装、付帯塗装を行いました。
屋根・外壁塗装は約10年に一度の作業ですが、塗装業者選びはお客様にも大変な労力が必要であり、そんな中弊社を選んでくださったお客様に塗装工事で後悔や不満を感じていただきたくないです。
そのため私たちは安心してマイホームに住んでいただけるよう努めております。
ケイナスホームではご自宅をどのような色味にするのか、カラーシミュレーションなどもご利用いただけます。
また、ご相談、お見積り、診断は無料で行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
👉お問い合わせはこちらから！
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
～使用塗料～
屋根：スーパーシャネツサーモSI【9110】
外壁：シリコンREVOIR【8092】
～施工金額～
屋根・外壁塗装、付帯塗装
￥１，０１５，０２６－
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