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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店「ケイナスホーム」です。
今日は春日部市にて行なった屋根外壁塗装工事の様子をご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せ下さり、誠にありがとうございます。
使用塗料と施工金額はページ下部に記載しておりますので、参考までにご覧ください。
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春日部市 現地調査の様子
春日部市にお住まいのお客様より、ポータルサイト「ヌリカエ」を通じてご自宅の屋根外壁塗装工事のご相談をいただきました。
ケイナスホームではお見積もりの前に一度お客様のご自宅にお伺いして、屋根と外壁の現在の状況を点検・診断させていただいております。
こちらでは現地にて行なった屋根外壁診断の様子をご紹介します。
屋根診断
こちらのお宅ではアスファルトシングルと呼ばれる屋根材が使用されていました。
カナダや米国では一般的に普及している屋根材ですが、軽量で施工が容易なこととデザイン性が高いことから日本でも近年注目を集めています。
ガラス繊維(グラスファイバー)の基材にアスファルトを染み込ませてコーティングし、表面に砂石粒を付着させて着色しているものになります。
防火性と防音性に優れていますが、表面の石の剥がれが気になったり、カビや苔が発生しやすいというデメリットもあり、築後または塗装後10年ほど経過したら一度点検することをお勧めします。
では屋根の状態を見ていきましょう。
石の剥がれによる色の変化が所々に見られますが、屋根材の剥がれなどの劣化はありません。
しかし陽光の当たりにくい箇所ではカビや苔が大量に発生していました。
専用のバイオ洗浄剤を用いて高圧洗浄を行なわせていただきます。
棟に使用されている板金では色褪せがかなり目立つ状態でした。
板金を保護する塗膜が完全に無くなっており、このまま放置すると錆が発生して穴が開いてしまう可能性がありますので、再塗装が必要です。
また板金を止めている釘に浮きが見られましたので、打ち直しを行なってしっかり固定させていただきます。
外壁診断
外壁はセメント質と繊維質を主な原料としたサイディングボードで、防火性に優れ、デザインバリエーションがとても豊富です。
防水性能に関しては完全に塗膜に依存するため、塗膜の劣化を放置すると建物の構造に大きく影響します。
色褪せが目立ってくるようになったら一度点検を行なうことをお勧めしております。
外壁を手で擦ってみると白い粉が付着します。
これはチョーキング現象と呼ばれるもので、劣化した塗料の樹脂と顔料が分離して、顔料が白い粉状になって表面に浮き出ている状態です。
防水性が低下しており、塗り替え時期の目安となります。
目地部分のコーキング材はひび割れて下地が見えてしまっている状態でした。
また、サッシまわりでもコーキングが痩せてひび割れている症状が見られます。
コーキング材のひび割れは、内部へ浸水して雨漏りへと直結する症状ですので、早めにメンテナンスする必要があります。
他にも隙間ができていたり、指で押さえて弾力が無い状態になってきたら劣化している目安となります。
使用環境によって異なりますが10年ほどで改修する必要があり、屋根外壁塗装と同じタイミングでコーキング修繕工事を行なうことが多くなっています。
目地ではコーキングの打ち替え工事を、サッシまわりや取り合い部などではコーキングの増し打ち工事を行なうことをご提案させていただきました。
付帯部の点検も同時に行なわせていただきました。
破風板では塗膜が劣化し始めています。
また帯板と庇には汚れが付着しており、美観性を損なっています。
軒天部にも汚れの付着が見られます。
雨樋でも外壁同様のチョーキング現象が見られました。
塩ビ製の雨樋は塗膜が劣化して紫外線に晒されると、硬くなって割れやすくなってしまいますので塗装による保護が必要です。
築年数は20年程度で、今回が初めてのメンテナンスということです。
今回塗装工事をするにあたって、コストを抑えつつも耐用年数は15年程度のものをご希望ということでしたので、超低汚染塗料であるアステックペイント社のリファインMFシリーズをお勧めさせていただきました。
また、ケイナスホームでは基本的な付帯部の塗装に関しては屋根外壁塗装工事の料金の中に含まれておりますのでご安心ください。
春日部市 屋根外壁塗装 施工の様子
ここからは実際に行なった工事の様子をご紹介していきます。
施工の内容によって、一部順番が前後する箇所もありますのでご了承ください。
足場組立
安全確保のため、まずは足場とネットの設置を行いました。
外装工事において仮設足場は大きな役割を果たします。
作業性の良い足場を架けることにより、職人の安全性が保たれ、塗装の技術を余すことなく発揮できるようにすることで高品質な施工に繋がります。
またこの足場を覆うように飛散防止ネットを張ることで、塗料やゴミなどが近隣の建物に飛ばないよう配慮します。
バイオ高圧洗浄
有機系のカビやコケなどの汚れに効果を発揮する専用のバイオ洗浄剤を希釈攪拌した水を散布します。
長年蓄積した汚れを根こそぎ浮かび上がらせ、塗装に最適な状態にします。
屋根
外壁
破風板
ベランダ
バイオ洗浄剤が浸透し汚れが浮き上がったところで、通常の水による高圧洗浄を2回行ないました。
汚れが残った状態だと、塗料の密着性に影響が出るので徹底的に洗い流します。
また洗浄後はしっかりと乾燥させ、塗料の密着不良による膨れなどが起こらないように注意しています。
同時に雨樋の洗浄も行ないました。
アスファルトシングル屋根のため、樋に石粒が詰まることもあり、こまめな掃除が大切になります。
屋根塗装
アスファルトシングルに塗装する場合、油性(溶剤系)塗料を塗ってしまうと、アスファルトの成分が溶けて染み出てしまうブリード現象が発生する恐れがあるため、塗料は基本的に水性のものを使用します。
・下塗り
屋根材が良く乾いてることを確認してから下塗りを行なっていきます。
今回使用した「エポパワーシーラー(アステックペイント社)」は、幅広い下地に適応している水性形一液屋根外壁用エポキシ系下塗材となります。
アスファルト成分のブリード現象を抑制するだけでなく、下地の奥まで浸透して樹脂と下地、樹脂同士の付着力を向上させてくれる高浸透固着性を併せ持ちます。
さらにカチオン系の樹脂を採用することで従来の水性形下塗り材よりも付着力が高く、良好な状態を保ってくれます。
板金部は別途錆止め機能を有する専用の下塗り材を用いて、下塗りを行ないました。
・棟板金止め釘の打ち直し
棟板金を止めるクギに浮きが見られたので打ち直しをしました。
クギ頭にはコーキング材を盛り付けました。
・中塗り
下塗り剤が乾いたら、仕上げ用の塗料「リファイン500MF-IR(アステックペイント社)/色:8078ウィザードコッパー」を塗布していきます。
こちらは無機成分の配合により業界最高水準の汚れにくさ「超低汚染性」と、従来のフッ素塗料を凌ぐ「高耐候性」「遮熱性」まで持ち合わせた塗料です。
通常のシリコン塗料と比べて、耐用年数が長いものになります。
・上塗り
ケイナスホームでは専門の職人が塗り重ね乾燥時間を厳守して中塗り、上塗りと作業を進め、塗膜の厚みが基準塗布量に達するように丁寧に仕上げます。
これで屋根塗装の工程は完了となります。
コーキング工事
・コーキングカット
外壁目地では既存のコーキング材に切り込みを入れ、取り除きます。
・プライマー塗布
コーキング材を打ち込む箇所の周辺にテープで養生し、コーキング用のプライマーを塗布します。
新しく打つコーキング材を密着させる接着剤のような役割を持ち、コーキング材本来の性能を発揮させるために重要な工程になります。
・コーキング打設
新しいコーキング材を充填していきます。
打ち込んだ後はヘラで押えて空気を抜き、目地に隙間なく密着させました。
サッシ周りでは増し打ち工事になります。
目地同様、プライマー塗布後コーキング材を充填しました。
また、塗装の前に、破風板の継ぎ目部分などにもコーキング材を充填して隙間をしっかりと塞ぎました。
外壁塗装
いよいよ外壁塗装の工程に移ります。
屋根と同様に3回塗り(下塗り→中塗り→上塗り)で仕上げていきます。
・下塗り
外壁の下塗りに使用した「プレミアムSSシーラープライマー(アステックペイント)」は、幅広い下地に対応できる密着性に優れた二液型水性下塗り材になります。
・中塗り、上塗り
外壁も屋根同様に仕上げ用の塗料として「リファイン1000MF-IR(アステックペイント社)/色:8105(3分艶)フレンチグリーン」を塗布しました。
手塗りローラー工法で、メーカーが規定した量の塗料を塗り込んで綺麗に仕上げました。
付帯部の塗装
メインとなる外壁や屋根以外の部分を塗装していきます。
今回は屋根外壁に使用した塗料の耐用年数にあわせ、通常のシリコン塗料よりも耐久性の期待できるフッ素塗料「サンフロンUV」を塗布しました。
また塗装の前にはサビや汚れを除去して下地を整え、塗料の密着性を上げるためにヤスリをかけるケレン作業を行なっています。
・破風板塗装
・帯板塗装
・軒樋塗装
・竪樋塗装
・庇塗装
・水切り板金塗装
・軒天塗装
軒天は、屋根やベランダの下側の部分になり、湿気がこもりやすい箇所です。
防藻・防カビ・防水機能を持ち、通気性と透湿性の高い専用の塗料「ケンエース」を塗布しました。
ベランダ床トップコート塗装
・アセトン拭き
アセトンを用いて拭き作業をすることで、既存塗膜や塵、油分、砂などを除去して、下地を整えます。
・プライマー塗布
アセトン拭きのあとは、プライマーと呼ばれる下塗り剤を塗布します。
プライマーを塗布することで、トップコートとの密着性を高めることができます。
・トップコート塗布
プライマーが乾いたら、防水層を紫外線から保護するためトップコート(グレー色の塗料)を塗布します。
トップコートを塗り重ね、しっかりとした厚みのある保護塗膜を作ります。
丁寧に塗り重ねて、ベランダ床面のトップコート塗装は完了となります。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
色褪せてコケやカビが発生してしまっていた屋根と外壁が美しく生まれ変わりました。
イエロー系のお色目からグリーン系に塗り替えたことでイメージも一新し、施主様にもご満足いただける仕上がりとなりました。
ケイナスホームでは無料診断に加え、お客様の今後のライフプランやご予算に合わせた様々なご提案をさせていただいております。
是非一度ご相談ください!
≪使用塗料≫
屋根:リファイン500MF-IR 色:8078ウィザードコッパー
外壁:リファイン1000MF-IR 色:8105(3分艶)フレンチグリーン
≪施工金額≫
屋根外壁塗装
¥1,200,000-
≪参考事例≫