Before
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 126
After
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 142
担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今日は蓮田市で行なった屋根重ね葺き工事(カバー工法)の様子をご紹介します。
人気のスーパーガルテクトを用いて施主様にもご満足いただける仕上がりとなりました。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せくださり誠にありがとうございます。
施工金額はページ下部に記載しておりますので参考までにご覧ください。
[toc]
蓮田市 施工前の屋根の状態
以前当店にて屋根外壁塗装工事を施工させていただいておりましたが、今回は屋根の劣化が気になるとのことでご相談を頂きました。
スレート屋根ですが端部が白っぽく変色しています。
またひび割れが複数箇所に見られ、屋根材が欠けてしまっているところもありました。
このような状態になると、雨漏りだけでなく、暴風時に屋根材が飛散してしまう恐れもあり危険です。
スレート(カラーベスト)は代表的な屋根材の一つで、石質の薄い板を使用しています。
劣化すると表面の割れや反り、屋根面の接合部の下地の腐食、板金を止めている釘の浮きが起こりはじめます。
10年以上経つと汚れやコケがついたり、色褪せも目立つようになるので内部に腐食が無いか点検する必要があります。
また色褪せがさらに劣化するとひび割れや破損につながり、コケやカビが割れの原因となります。
スレート屋根材の劣化を放置し、そこに力が加わると割れて隙間から雨漏りが発生してしまうので定期的にメンテナンスを行なうことが大切です。
変色やひび割れ・欠けの補修としてコーキング材で下地補修をしてから再度塗装するということもできますが、塗装後数年でまた別の箇所がひび割れてしまう事が想定されます。
今後のメンテナンス費用を抑えるためにも重ね葺き工事(カバー工法)をお勧めさせていただきました。
屋根材の劣化や腐食が激しくなると屋根自体を葺き替えないといけなくなるので、今回のように早めのタイミングでカバー工事をすることもリフォームプランの一つの選択肢としてあげられます。
蓮田市 屋根重ね葺き工事 施工の様子
ここから施工の様子をご紹介していきます。
足場架設
安全確保のため、まずは足場とネットの設置を行いました。
外装工事において仮設足場は大きな役割を果たします。
作業性の良い足場を架けることにより、職人の安全性が保たれ、塗装の技術を余すことなく発揮できるようにすることで高品質な施工に繋がります。
またこの足場を覆うように飛散防止ネットを張ることで、ゴミなどが近隣の建物に飛ばないよう配慮します。
屋根重ね葺き工事(カバー工法)
カバー工法は既存の屋根の上から新しい屋根材を取り付ける(重ね葺きをする)工事で、工期が短くて生活に支障も出にくいものになります。
屋根全体の解体が無く廃材も少ないため、解体工事費と廃材処理費が抑えられる人気の屋根リフォームです。
屋根が二重構造になるため耐久性が増し、断熱・防水性も向上します。
・雪止め撤去
雪止めはスレート材から飛び出ている部分をカットして取り除きます。
・既存棟板金と貫板の撤去
既存の棟板金と、その下に設置されている貫板を撤去し、清掃を行います。
屋根カバー工法の廃材は雪止めと棟板金、貫板のみとなります。
・下地防水シートの敷設
既存の屋根材の上にルーフィングと呼ばれる防水シートを貼り付けます。
軒先から棟に向かって敷き詰め、防水シートの上下を10cm前後重ねることで、屋内への雨水の浸入を完全にシャットアウトします。
・唐草(軒先水切り板金)の設置
新しい屋根材を取り付ける前に、屋根本体の下端を引っ掛けるため唐草板金を取り付けます。
・スーパーガルテクト(アイジー工業)敷設
新しい屋根材をひとつひとつ屋根の形状に合わせて敷設します。
最初に谷棟と隅棟を取り付け、その後軒先から平らな部分を取り付けます。
途中、雪止めも軒先から2段目と3段目に互い違いに取り付けていきました。
雪止めは雪が積もった時に大きな雪の塊が地上へ滑り落ちるのを防いだり、雨樋の破損を防いだりする役割があります。
スーパーガルテクトの敷設は完了となります。
・新しい貫板と棟板金の設置、コーキング処理
屋根材の取り付け後、新しい貫板と棟板金を設置します。
棟の形状に合わせて貫板の上に棟板金を被せ、スクリュービスを使って止めます。
棟板金は特に風の影響を受けやすいので飛散しないようしっかりと固定しました。
さらに棟板金の継手にはコーキング処理を施し、毛細管現象による雨水の浸入を防ぎます。
3方向から交わる棟の接合部にもコーキング材を充填しました。
・谷部専用のガルテクトキャップ設置
谷樋(たにどい)は異なる二面の屋根が結合し、雨が集中しやすい箇所です。
谷板金そのものは屋根材を敷く前に取り付けていますが、最後に谷の端にガルテクトの谷専用キャップを取り付けました。
見た目が良くなるだけでなく、雨仕舞の点でも優れており更に雨が浸入しないようになります。
これで屋根カバー工事は完了となります。
隅棟の納まり
下屋根の施工
下屋根の施工
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
屋根リフォームの方法は、下記の3種類です。
①塗り替え
②重ね葺き(カバー工法)
③葺き替え
カバー工法の場合、既存の屋根材を撤去する必要がないため、葺き替えに比べると工事期間が短くコストを抑えることができます。
また廃材が出ないため地球環境に優しい上、解体の際に出る粉塵が飛散する心配もありません。
塗り替えに比べると費用は多く掛かりますが、その後数十年間にわたってメンテナンスの必要がないため長期的にみるとお得になります。
ご自身のライフプランに合わせ、ぜひ長期的な視野でご検討ください。
屋根の状態が不安な方、屋根の傷みを指摘された方など一度ご相談いただければと思います。
ケイナスホームでは適切な屋根診断(無料)のあと、施工を行いますので安心してお任せください。
《使用材料》
屋根:スーパーガルテクト Sシェイドブラック
スーパーガルテクトはアイジー工業社より発売されている超高耐久ガルバリウム鋼板を使用した屋根材になります。
従来のガルバリウム鋼板に比べて3倍強の寿命になったもので、超軽量を実現したことで地震でも安心できる屋根材です。
断熱材はポリイソシアヌレートフォーム、また小屋裏の湿気を通しにくい特殊なアルミライナー紙を用い、3層で構成された屋根材が優れた断熱性能を発揮します。
さらに表面には遮熱性ポリエステル樹脂塗装を施すことで赤外線をシャットアウト、また特殊なちぢみ塗装で高級感あふれる質感になっています。
《施工金額》
屋根カバー工事 ¥1,228,935-
《参考事例》