さいたま市北区にてスーパーガルテクトを用いた屋根カバー工事とシリコン塗料を用いた外壁塗装、雨樋交換工事を行いました
塗装箇所 | カバー工法外壁雨樋 |
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色 | ベージュ系 |
塗料 | シリコン |
症状 | 色褪せカビ・コケチョーキング雨樋 |
地域 | さいたま市 |
Before
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After
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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町のケイナスホームです。
今回はさいたま市北区にて屋根カバー工事、外壁・付帯部塗装、雨樋交換工事を行いましたのでご紹介します。
お客様の大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せ下さり誠にありがとうございました。
使用塗料と施工金額は「施工を終えて」に掲載させていただきます。
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さいたま市北区 現地調査
さいたま市北区にお住まいのお客様からお問い合わせいただきました。
お問い合わせ後は、まず担当より現地調査の日程を調整し、お客様のご自宅にお伺いします。
現地調査による診断結果を基に、見積書をお渡しし、お客様が不安に思われる点はその都度担当者がしっかりとご説明します。
「現地調査」では必ずお客様にお立会いいただき、診断士が屋根から付帯部までしっかり確認いたします。
ケイナスホームでは現地調査から見積書提出、相談まで無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
👉お問い合わせはこちらから!
今回施工させていただくお客様のご自宅は屋根がスレート屋根で、外壁はタイルとリシン仕上げのモルタル壁になります。
【屋根】
屋根ではドローンによる調査を実施しました。
ドローンを使用することで屋根材に負担をかけずに調査が可能です。
ケイナスホームではお客様のご希望や屋根の状態に合わせて様々な調査方法を採用しています。
屋根ではカビ・苔が広く全体的に広がっているのが見られ、色褪せも確認できました。
屋根にカビ・苔が発生するのは珍しくありません。経年劣化でカビ・苔が生えている状態は、美観が悪くなるイメージもありますが、屋根材の劣化を早めてしまっていることもあります。
特にお客様のご自宅の屋根はスレート屋根という種類のものであり、カビ・苔が発生しやすいです。
バイオ高圧洗浄で殺菌消毒を行うことが必須になってきます。
屋根を上から見るとスレート瓦が剥がれてしまっている箇所がいくつもありました。
スレート剥がれの原因は飛来物が衝突したり、風・地震などの自然災害など衝撃によるものが多いです。
下の写真は剥がれの様子を拡大したものです。
・1枚目
・2枚目
・3枚目
屋根の全体的な劣化が進んでおり、防水性・耐久性が低下している様子も見受けられたので、今回はお客様と相談した結果、屋根カバー工事を行うことになりました。
【外壁】
外壁にも屋根と同じくカビ・苔が発生していました。
築後、もしくは先回の塗装から時間が経っていたり、日当たりや風通しが悪い場所であれば簡単にカビ・苔が発生してしまいます。
お客様のご自宅の外壁材はタイルとモルタルとなっております。
特にモルタル部分では凸凹を付けるようなリシン仕上げが施されているので、さらに苔が生えやすくなってしまっています。
有機系の汚れを落とす専用のバイオ洗浄剤を用いて、カビ・苔を根こそぎ取り除いて綺麗にする高圧洗浄を行ないます。
また、モルタル部分ではチョーキング現象も見られました。
チョーキングは塗料の防水効果が無くなったときに現れ、軽く外壁を撫でることで手に粉が付着し、目に見えて確認が取れます。
誰でも簡単に確認が出来るので是非も確認してみてください。
👉チョーキングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください!
タイル外壁のメンテナンスは割れや欠けが無ければ、バイオ高圧洗浄を行なえば十分事足ります。
しかしモルタル外壁では、塗料の防水効果などが無くなり始めると劣化が進み、ひび割れや雨水の浸入、躯体の劣化に繋がる恐れがあります。上から塗装を行なうことで紫外線や雨風などから守ることができるので、モルタル外壁部分と付帯部分のみ塗装工事を行なうこととなりました。
屋根外壁診断書と同時にご提案させていただいたお見積もりの中から、耐候性に優れたシリコン系の塗料をお選びいただきましたので、そちらで施工をさせていただきます。
さいたま市北区 屋根外壁リフォーム工事
足場架設
まず施工するにあたって作業の基礎となる足場を組み立てます。
その後、全体的に養生ネットを取り付けます。
養生ネットは施工中にボルトや工具などが落下した際、大きな事故になることを防ぐ役割があります。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄では住宅専用のガイソーパワークリーナーを使用しています。
目に見えないカビなどの屋根・外壁の汚れも根こそぎ成分分解し、徹底的に落とします。
お風呂で頭や体を洗う際に水洗いだけでなく、石鹸やシャンプーを利用するのと同じように、屋根・外壁も水のみの高圧洗浄でなく、バイオの力で殺菌消毒することが大切になってきます。
ベランダ床も洗浄しました。
屋根カバー工事
そもそもスレート屋根の屋根カバー工事とは…?
スレート屋根は屋根面がほとんど平坦ということで、古くから撤去せずに軽量な屋根材を上に乗せる「カバー工法」という工法が盛んにおこなわれてきました。撤去費用や処分費用がかからないため「葺き替え工事」よりもリーズナブルな工法ということで、今の屋根改修工事で良く行われる工法です。
今回はスレート屋根ということもあり、屋根の下地の劣化もほとんどなかったため、屋根カバー工法を行うことになりました。
屋根の劣化状況によっては、施工できない場合もございますので詳しくは現地調査にてお伝えいたします。
1.棟板金・貫板・雪止め撤去
まず、新しい屋根を施工する際に障害になる既存の棟板金を撤去します。
棟板金の下に設置してある「貫板」と呼ばれる板を撤去します。
雪止めが設置されていたのでそれらも撤去いたしました。
屋根カバー工法では、棟板金・貫板・雪止めの3つしか廃材が出ませんので解体費と廃材処理費の節約になり、その分費用がお安くなります。
2.ルーフィング工事
ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートです。
今回は既存のスレート屋根の上に張っていきます。仮に屋根材の下に水分が入り込んでも屋内に水が侵入するのを防ぎます。
3.屋根材の設置
ルーフィングを張り付けたらいよいよ屋根材を設置していきます。
最初に「唐草」という屋根の外側の部分を囲い込む屋根材を設置します。
唐草は軒先に流れてきた雨水を雨どいに誘導したり、軒先の木材を雨水から保護したりする役割があります。
次に雪止めを設置します。
「スーパーガルテクト」という屋根材を屋根全体に設置します。
スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板を主材とする、耐久性・断熱性・不燃性・耐風性・止水性・耐錆性に優れている屋根材です。
また、メーカー保証に塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年がありますので、安心して長期的にお使いいただける屋根材です。
谷板金の設置をします。谷板金は屋根の谷となっている部分に設置する板金のことです。
雨水や雪解け水を排水するために設置されるのが目的であり、雨水、雪解け水が集中する場所なので必然的に他の部材よりも劣化スピードは早くなり、雨漏りが発生しやすい場所となります。
新しい貫板を取り付けたら棟板金を取り付けていきます。
雨水が棟板金の間から侵入してこないようにジョイントコーキングを打ち込みます。
コーキングが目立ちにくくなるようにブルーの屋根材に合わせたブルー系のコーキングを使用いたしました。
以上で屋根カバー工事は完了です。
外壁塗装
外壁が良く乾いていることを確認後、外壁塗装の工程に移ります。
塗装の工程は、基本的に下塗り・中塗り・上塗りの順番で行っています。まず、下塗り材を塗布します。下塗りの工程は中・上塗り材を長持ちさせ、仕上がりを綺麗にするために必要となってきます。
1.下塗り
今回使用する下塗り塗料は「ホワイトフィラー」です。
ホワイトフィラーは他の下地調整材と比べ粘度が高く、厚みを付けることができます。乾燥後は微弾性になるため、建物の動きやヘアークラックへの追従が可能になってきます。
2.中・上塗り
今回仕上げとして使用する塗料は、アステックペイント社の「シリコンREVO1000-IR」です。
「シリコンREVO1000-IR」は劣化に強いシリコン成分を豊富に配合されています。シリコン成分は一般的なアクリルシリコン塗料に比べ約3倍含まれており、より高い耐候性を発揮することができます。
中塗りをしていきます。
下の写真は艶や光沢を出すため重ね塗りをする上塗りの工程です。
付帯部塗装
今回お客様の外壁は防火壁のため、軒天と鼻隠しは外壁と同じように塗装していきます。
【軒天】
外壁と同じく「ホワイトフィラー」で下塗りしていきます。
「シリコンREVO1000-IR」で中・上塗りをしていきます。
【鼻隠し】
こちらにも外壁と同じように塗装していきます。
鼻隠しの下塗りです。
中・上塗りです。
【水切り】
水切りは塗装の前にサビや汚れ、古い塗膜などを除去して下地を整え、塗料の密着性を上げるためにヤスリをかける「ケレン作業」を行います。
こちらの塗装では「シリコン塗料」を使用しています。艶や光沢が出るまで重ね塗りを行っています。
雨樋交換工事
最後に雨樋交換工事をご紹介します。
雨樋は建物の排水システムを担っています。隙間や歪みがあると排水がうまく行えずに雨水が外壁を伝ってしまい、劣化を早める原因になりかねません。
お客様とご相談をして、今回は軒樋(横樋)交換工事を行いました。
・雨樋の撤去
既存の雨樋を撤去します。
現地調査で雨樋の状態を確認いたしますので、交換ではなく修理で済む場合もございます。
・新規金具、雨樋設置
新しい雨樋受金具を設置しました。雨樋受金具とは、雨樋を支えるために取り付ける金具のことをいいます。
新しい雨樋を設置しました。
雨樋交換は雨樋の土台に合致する形状のものが流通しているものか、施工範囲など様々な要因によって金額が大きく変動します。
ケイナスホームでは相談から現地調査、お見積りまで行っておりますので是非お気軽にご依頼ください。
👉ご依頼はこちらから!
さいたま市北区 施工を終えて
以上ですべての工程は完了となります。
今回はさいたま市北区にて屋根カバー工事、外壁・付帯部塗装、雨樋交換工事を行いました。
屋根・外壁塗装は約10年に一度の作業ですが、塗装業者選びはお客様にも大変な労力が必要であり、そんな中、弊社を選んでくださったお客様に塗装工事で後悔や不満を感じていただきたくないです。
そのため私たちは安心してマイホームに住んでいただけるよう努めております。
ケイナスホームではご自宅をどのような色味にするのか、カラーシミュレーションなどもご利用いただけます。
また、ご相談、お見積り、診断は無料で行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
👉お問い合わせはこちらから!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
~使用材料~
屋根:スーパーガルテクト 【シェイドチャコール】
外壁:シリコンREVO1000-IR 【8087:スムースクリーム】
~施工金額~
屋根カバー工事・外壁塗装・雨樋交換工事
¥4,600,000―
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