Before
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After
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担当からのコメント
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今回はさいたま市見沼区にて軒天交換の小工事を行いましたのでご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただきありがとうございました。
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軒天とは
軒天(のきてん)とは、軒裏天井や軒天井などとも呼ばれ、地上から見上げた際に見える屋根の裏側の部分を指します。
画像でいうと、赤い印をつけた部分がすべて軒天に当たります。※今回ご紹介するお宅の写真ではありません。
本来は屋根の裏側のみを指しますが、近年ではバルコニーやベランダの裏側もまとめて軒天と呼び、ケイナスホームでも付帯部の塗装の際には軒天塗装として一緒に塗装をしております。
軒天の役割には大きく分けて4つの役割があります。
①美観性の向上
屋根の裏側は基本的に基礎構造の木材が施工されています。
それらがむき出しになると外観の印象が少し粗雑になり、軒天を施工することで全体的な印象がまとまります。
②雨除け・日よけ
屋根が外壁から突き出ている分、外壁と屋根の接合部などに雨水や紫外線が当たることを予防できます。
雨も紫外線も外壁を劣化させる要因のため、それらを遮ることで雨垂れや汚れが発生しにくくなります。
③延焼防止
軒天がないと近隣で火災が起こり燃え移った際に、屋根裏まで火が回りやすくなり火災の被害が広がりやすいです。
特に軒天には不燃性の素材を施工することで住宅の被害拡大を防ぐことができます。
④換気
屋根内部に溜まる湿気を外へ排出することで結露を防ぎ換気する役割があります。
近年では通気性を更に良くするために換気口を取り付けられた軒天や、無数の穴の開いた板を使用することがあります。
軒天で使用される素材は住宅の基礎や耐重量・大きさなどに合わせて様々選べます。
基本的には木材であることが多く、その中でもベニヤや化粧合板は軽量で安価・不燃材ならば耐火性や防湿性に優れているなど、ご予算や期待する機能によって選択する素材が変わります。
施工の様子
施工前の状態がこちらになります。
比較的通気性のある不燃材「ケイカル板」という素材を使用されているようでしたが、黒ずみやひび割れといった劣化が起きています。
一か所だけではなく、他の場所でもひび割れが起きていました。
軽微な劣化の場合は塗装をすることである程度のメンテナンスは可能です。
しかし、広範囲に劣化が及んでいる場合は屋根内部の腐食や他の場所にカビが広がるなどの恐れがありますので、今回は一部貼り替え工事をご提案させていただきました。
それではさっそく施工に入ります。
まずは劣化した軒天を撤去します。
屋根内部の様子ですが、湿気がこもっていたためか少し黒ずみができていました。
軒天を設置するための下地の板を施工します。
元々施工されていたケイカル板と同様のものを使用することになりました。
ケイカル板はコストと性能のバランスが良く、補修工事だけではなく新築のお宅にも施工されていることが多い素材です。
耐火性・防湿性に優れていることが特徴ですが、吸水性も高いために塗装して塗膜による保護が必要な素材です。
軒天の形状に合わせて加工し、あらかじめ塗装をします。
通気性の良い透湿性の塗料を使用して塗装しました。
ぴったりと収まるように軒天に設置して、施工完了です。
以上でご紹介は終わりとなります。
交換・塗装していない場所と、今回施工した場所との差が気になるかと思いますが、こちらのお宅は屋根外壁塗装のご依頼をいただいているため、この後塗装をすることで目立たなくなります。
普段注目して見ることの少ない軒天ですが、この機会に皆様のご自宅の軒天の様子を見てみてください。
黒い染みがあったり塗膜が劣化したりはしていませんか?穴があいていたり雨漏りによる雨染みができていることもありますので、劣化に気づいた方はお気軽にケイナスホームまでお問合せください。
ご覧いただきありがとうございました。
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