伊奈町にて超急勾配のスレート屋根とモルタル外壁、ブロック塀の塗り替え工事をおこないました
塗装箇所 | 外壁屋根その他 |
---|---|
色 | ホワイト系 |
塗料 | フッ素 |
症状 | 色褪せカビ・コケひび割れチョーキング |
地域 | 伊奈町 |
Before
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 126
After
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/keinasu3.com/public_html/wp-content/themes/keinasuhome-2/single-example.php on line 142
担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今日は伊奈町内で行なった屋根外壁塗装工事の様子をご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せくださり誠にありがとうございます。
使用塗料と施工金額はページ下部に記載しておりますので参考までにご覧ください。
[toc]
伊奈町 現地調査の様子
当店のチラシをご覧いただいた伊奈町にお住まいのお客様より、屋根外壁塗装工事のご依頼をいただきました。
お見積もりの前にまずは現地調査にお伺いし、屋根と外壁の状態を診断します。
こちらでは診断内容の一部をご紹介させていただきます。
屋根診断
今回のお宅は超急勾配の屋根でスレート材が使用されていました。
全体的に色褪せが進み、塗り替えのタイミングとなります。
拡大してチェックするとひび割れが発生している箇所があります。
塗膜が剥がれて防水性が無くなり、水分を含んでしまったスレート瓦が冬場の寒い時期に凍結・膨張し、夏場の暑い時期に急激に乾燥したりすることが原因であると考えられます。
コーキング材で補修してから塗装を行ないます。
棟押さえ板金の釘が浮いています。
このまま放置すると釘穴からの水の浸入により、内部の棟下地(貫板)に腐れが生じてしまうので、釘を打ち直してコーキング材で補修を行ないます。
外壁診断
モルタルを使用した外壁は、紫外線の影響で色褪せ、汚れが付着しています。
塗膜が劣化して薄くなっている状態で、防水機能が失われています。
紫外線の影響で塗料に含まれる顔料と樹脂が分離し、表面に顔料が浮き出てしまっているチョーキング現象が見られました。
吸水検査を行なってみると、水が一気に外壁内部へ吸収されました。
外壁に塗布されている塗膜の防水性能が切れてしまっている状態です。
サッシ角部分から大きくひび割れが発生しています。
内部への水の浸入から木部の腐食、モルタルの滑落を起こす可能性が高い状態です。
屋根同様、コーキング材を埋め込んでひび割れを塞いでから塗装を行ないます。
ブロック塀では全体的に色褪せ、黒ずみ汚れなどが付着しています。
また塗膜が剥がれている箇所(赤く丸で囲ったところ)もあり、防水性能の低下が懸念されますので塗り替えをお勧めさせていただきました。
伊奈町 塗り替え工事の様子
足場組立
安全確保のため、まずは足場とネットの設置を行いました。
またこの足場を覆うように飛散防止ネットを張ることで、塗料やゴミなどが近隣の建物に飛ばないよう配慮します。
外装工事において仮設足場は大きな役割を果たします。
作業性の良い足場を架けることにより、職人の安全性が保たれ、塗装の技術を余すことなく発揮できるようにすることで高品質な施工に繋がります。
今回は超急勾配屋根のため、屋根足場を組み立てました。
屋根全体に職人さんが捕まったり、足をかけるためのパイプを架けます。
多くの戸建て住宅では屋根足場が必要になることはありません。
しかし職人さんの安全を守るため、昇り降りできないほど急な屋根には設置しています。
バイオ高圧洗浄
ケイナスホームではガイソーパワークリーナーという洗浄剤を使用しています。
コケやカビなどの有機系の汚れは表面に見える場所以外にも内部に食い込んでいることがあります。
これを根こそぎ落とさないと、またすぐにコケやカビが発生してしまう恐れがあるので、通常の洗浄よりも『手間をかけ』しっかりと汚れを落とします。
バイオ洗浄剤を希釈攪拌します。
長年蓄積した汚れを根こそぎ浮かび上がらせ、塗装に最適な状態にします。
足場には飛散防止シートを貼りますので、近隣の方々へのご迷惑は最低限に抑えることができます。
その後、浮き上がった汚れを水による高圧洗浄で洗い流します。
屋根では水を上から下に向けて洗浄し、雨漏りやスレート材の破損が起こらないようにします。
根こそぎ汚れを取った後はしっかりと乾燥させ、新規塗装ができる下地に仕上げます。
屋根塗装
・板金止め釘のコーキング補修
各板金を止める釘には浮きが見られたので、新しく丈夫なビスに交換しました。
ビスの頭にはコーキング材を盛り付け、再度ビスが浮いてしまうことと雨水の浸入を防ぎます。
また、棟板金の接合部にも雨水の浸入を防ぐためコーキング処理を施しました。
・タスペーサー設置
スレート屋根の縁切りのため、タスペーサーを取り付ける作業を行いました。
上下勘合を塗膜が塞いでしまうと、横から入った雨水が排水されず逆流して屋根下地側に浸入してしまう恐れがあります。
タスペーサーは上下勘合に塗膜が付着しないようにしてくれる部材になります。
屋根上に等間隔に配置して、一つずつ差し込みました。
・スレート屋根のひび割れ補修
ひび割れ箇所ではコーキング材により隙間を埋めて固定します。
コーキング材をヘラでならして密着させ、補修工事は完了です。
・下塗り
屋根材が良く乾いてることを確認して、下塗り材を塗布します。
仕上がりの塗料である「上塗り材」と屋根材を密着させる接着剤のような役割を持ちます。
目に見えない部分ですが仕上がりを左右する大切な工程になります。
・中塗り
実際の仕上がりの塗料を塗っていく1回目の工程です。
塗料の機能を十分に発揮させるため、塗料メーカーが定めた厳格な基準を守って塗布します。
・上塗り
最後に仕上げ用の塗料を塗り重ねます(2回目)。
ケイナスホームでは専門の職人が塗り重ね乾燥時間を厳守して作業を進め、塗膜の厚みが基準塗布量に達するように丁寧に仕上げます。
・トップコート
自動車の塗装技術を応用した上塗り材を保護するための塗料です。
トップコートにプレマテックス社のウルトラトップを塗布することで上塗り材を長期的に保護、塗膜の耐候性、耐久性を高め、期待耐用年数の延長を可能にします。
また、上塗り材の機能性の持続も叶えるので、遮熱性や超低汚染性、優れた防藻・防カビ効果も発揮します。
下屋根部分も同時に塗装を行ないました。
下屋根とは2階建て以上の家で、1階部分についている屋根になります。
外壁塗装
・モルタル外壁のひび割れ補修
屋根材のひび割れ同様に、コーキング材を用いて補修します。
コーキング材で割れたモルタル箇所をなぞって埋め、ヘラで均しました。
・下塗り
サイディング材と仕上がり用の塗料との密着性を高めるため、下塗り材を塗布します。
微弾性のホワイトフィラーを用いたことで小さな下地の割れを埋めて追従させることができます。
また膜厚の塗膜を塗ることで、モルタルを強固にして仕上げ塗りに備えます。
・中塗り
施主様にお選びいただいた仕上がり用の塗料で塗っていきます。
・上塗り
最後の仕上げとして上塗りを行います。
手塗りローラー工法でメーカーが規定した量の塗料を塗り込み、綺麗に仕上げます。
付帯部の塗装
メインとなる外壁や屋根以外の部分を塗装していきます。付帯部の状態で、ご自宅の印象がガラリと変わりますのでおろそかにはできない部分です。
付帯部では塗装の前に、サビや汚れを除去して下地を整え、塗料の密着性を上げるためにヤスリをかけるケレン作業を行います。
また劣化の状態により、色がのるまで重ねて丁寧に塗装を行っています。
・軒天塗装
軒天は、屋根やベランダの下側の部分になり、湿気がこもりやすい箇所です。
今回は外壁塗料と同じものを使用して塗装しました。
・庇塗装
塗装の前に汚れや塗膜面をサンドペーパーなどで削り落とす作業を行いました。
塗装
・雨戸塗装
ブロック塀塗装
ブロック塀の汚れを落として綺麗にするメリットは、大きく分けて3つあります。
①見た目の美観が保たれること
②カビやコケなどの健康被害が出にくくなること
③ブロック塀内部の劣化を防ぐこと
美観が保たれて嬉しいのはもちろんですが、カビやコケはアレルギー性皮膚炎などの誘発物質として研究で証明されているため、定期的に汚れを落としておくと、住まわれるご家族の健康を守ることにもなります。
また汚れが多く付着した環境が続くと、いずれブロック塀内部の鉄が錆びてしまい、脆く崩れやすくなってしまいます。
ブロック塀の汚れを正しく落とすことは、見た目や健康、住居を守ることに繋がりますので、ぜひ定期的なメンテナンスをしていきましょう。
・下塗り
まずは下塗り材と塗布します。
・中塗り
エクスファインというブロック塀用の塗料を塗布します。
・上塗り
丁寧に塗り重ねてブロック塀塗装は完了です。
アステックペイント社より発売されている「エクスファイン艶消」は水性形一液ブロック塀用けい酸質系上塗材で、優れた低汚染性・透湿性・対候性を発揮する「ブロック塀専用塗料」となります。
淡彩色を中心とした全36色の中から、お住まいの雰囲気や外壁の色に合わせて施主様にお選びいただけます。
塗膜表面の光沢が少ないため、建物の中で最も通行者の目に入りやすいブロック塀を落ち着いた仕上がりにして、建物の第一印象を一新します。
施工を終えて
以上で全ての工程は完了となります。
今回はスレート屋根とモルタル外壁・ブロック塀の塗り替え工事を行ない、施主様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。
通常、壁の塗装は10年くらいで劣化が始まり、15年程度に一度が塗り替えスパンの目安です。
(屋根は強い太陽光や雨風にさらされるため寿命が短く、10年程度になります。)
しかし使用されている塗料の性能や周囲の環境によって大きく違います。
ひび割れや塗膜の剥がれ、カビの発生が塗り替えのサインとなりますので、そういった様子が見られたら是非一度ケイナスホームまでご相談ください。
現地での屋根外壁診断とお見積もりは無料となります♪
《使用塗料》
屋根:リファイン500MF-IR 8068/ヘリテージレッド
外壁:リファイン1000MF-IR 8091/ブロークンホワイト
リファインMFシリーズは、アステックペイント社より発売されている超低汚染塗料になります。
こちらは無機成分の配合により業界最高水準の汚れにくさ「超低汚染性」と、従来のフッ素塗料を凌ぐ「高耐候性」「遮熱性」まで持ち合わせた塗料です。
通常のシリコン塗料と比べて、耐用年数が長いものになります。
そのため付帯部でも高耐久なフッ素系の塗料を用いて塗装を行い、年数が経ったときに屋根外壁と劣化の程度に差が出にくくなるように仕上げています。
《施工金額》
屋根外壁塗装工事
¥1,550,000-
《参考事例》