Before
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After
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担当からのコメント
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。
埼玉県川越市の施主様から外壁塗装工事のご依頼をいただきました。
大切な自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。
使用塗料・施工金額は最後に記載させていただいております。
施主様からのご相談内容
外壁のひびなどが気になるとのことでご相談をいただき、
現地調査にお伺いする運びとなりました。
お伺いし、早速調査をさせていただくと、
外壁サイディングボードがひび割れている状態でした。
サイディングボードの防水機能が低下してくると、
水分を吸い込み脆くなってしまい、目地のシーリング材に
引っ張られひび割れてしまいます。
外壁の表面を見てみると、チョーキングの発生が確認
されました。
チョーキングとは塗料に含まれる顔料が表面に浮き出て
しまう状態の事です。
塗料の樹脂成分が破壊されてしまっている状態の為、
塗膜が寿命を迎えている状態になります。
以上の状態から、シーリングの打ち替えと塗装を
ご提案させていただきました。
施工内容
高圧洗浄
まずは洗浄を行い、長年溜まった汚れや表面に
浮き出て来た顔料等を落とし、塗装に最適な状態
にします。
弊社ではバイオ洗浄薬を使用し、洗浄を行いますので
苔やカビ等を徹底的に洗浄する事が可能です。
もしそれらが残った状態で塗装をしてしまうと、
後々の剥がれや膨れ等の不具合に繋がる恐れが
出てしまいます。
足場には飛散防止シートを貼りますので、
ご近隣の方々へのご迷惑は最低限に抑える事が
できます。洗浄後は十分に乾燥させます。
目地打ち替え工事
洗浄後、塗装に取り掛かる前に目地シーリング工事に
取り掛かります。
まずは既存のシーリング材を撤去します。
シーリング部には打ち替え工法にて施工される事を
お勧め致します。
増し打ち工法と呼ばれる方法もありますが、これは
既存の上に新たなシーリング材を打つ方法になります
ので、十分な厚みが確保されず、本来の性能を発揮
してくれなくなってしまいます。
その為、サイディング造りの家の場合、基本的には目地は
打ち替え工法にて施工された方がいいでしょう。
弊社で使用しているシーリング材はオート化学工業の
オートンイクシードです。
これは、促進耐候試験と呼ばれる耐久性実験にて6000時間
をクリアした物で、これは30年相当(1年200時間で換算)
の時間になります。
オートンイクシードについての詳細は下記ページをご参照
ください。
https://keinasu3.com/caulking/
シーリングを撤去したらプライマーを塗り、新たなシーリング材を
充填します。
プライマーとは嚙み砕いて言うならば、シーリング材
が壁にしっかりとくっつく為の接着剤の様な役割を
果たす物です。
↑シーリング施工後
新たなシーリング材を打ち込み、ならして奥まで
押し込みます。
オートンイクシードは乾燥時間をしっかりととる必要が
ありますので、施工後、塗装まで数日作業を空ける事も
あります。その間に養生作業等を行っていきます。
外壁塗装工事
外壁は3回塗りにて仕上げます。(塗料によって異なります)
下塗り材を塗り、メインとなる塗料がしっかりと
密着するようにします。
下塗り処理をちゃんと行わないと、後々の膨れや
剥がれにつながってくる恐れがある為、注意が
必要です。
中塗り作業から仕上げ色での塗装が始まります。
塗布量や乾燥時間等の仕様を守り、塗りムラに
ならないように注意します。
↑上塗り中
今回、壁に使用した塗料は関西ペイントから出ている
アレスダイナミックTOPです。
これはラジカル制御型塗料と呼ばれる種類の塗料で、
塗料の劣化の原因となるラジカルの発生を抑え、
塗料の寿命を長くしている物です。
その寿命はシリコン系塗料でありながら従来のフッ素系
塗料と同等の寿命を誇っています。
(従来のシリコン系塗料はおおよそ10年程度の耐久と
言われています。)
一昔前は10年毎の塗装が必要だと言われていましたが、
現在はアレスダイナミックTOPの様な長寿命塗料も出て
きている為、それらを使用する事で、メンテナンス
サイクルを長くする事が出来、同じ年数で見た時のトータル
コストを下げる事が出来ます。
なお、外壁塗装を行う場合にはフッ素系塗料よりも
シリコン系塗料の方が向いていると言われています。
理由としましては、フッ素系樹脂は硬質である為、
ひびに対して脆弱になりやすいという欠点があり、
一方シリコン系塗料には柔軟性がありますので、比較
してひび割れにくいと言われています。
塗装を検討される際には柔軟性にも着目されると
良いでしょう。
付帯部塗装
塗装をされる際には、俗に付帯部と呼ばれる箇所も
塗装をされる事をお勧め致します。
そうする事で、お家全体を新鮮な雰囲気にする事が
出来ます。
今回は、雨樋、庇(窓上の小型の屋根の様な物)、
鉄部を塗装致しました。
鉄部を塗装する際には、上の写真の様に下塗りと
して、錆止め材を施します。
そのまま主要塗料で塗装をしてしまうと、密着性が
落ちてしまい、剥がれやすくなってしまう危険性が
高まってしまいます。
また年数を経て剥がれてしまった際に錆が発生して
しまったり、塗膜の下で錆が進行する危険性もあり
ますので、錆止め材は必須です。
↑雨戸塗装
雨戸は塗装をする際、ローラーで施工をする事も
可能ですが、吹き付けで塗装を行った方が仕上がりが
良くなります。
↑笠木(鉄製)塗装
ベランダの笠木(手摺下部の板金)も鉄製の
場合には塗装をする事が可能です。
手摺のレールそのものはアルミ製の為、今回
塗装は行っておりません。
アルミ製の物はアルマイト加工と呼ばれる処理が
施されており、表面を酸化被膜に覆われています。
その為、塗料の密着性が非常に悪く、塗装をしても
直ぐに剥がれてしまい、景観の維持が難しいのです。
現在、アルミ下地用の下塗り材も出ては来て
いますが、それを使用しても長持ちさせる事は
難しいと言われています。
その為、弊社では基本的にはアルミ部分は非塗装部
として扱い、そこに費用をかけるより、塗料の
グレードを上げる事や、費用その物を抑える部分に
注力しています。
以上で、ご紹介は終わりとなります。
改めまして、A様、この度は弊社にご依頼いただきまして、
誠にありがとうございました。
外壁塗料:アレスダイナミックTOP
外壁使用色 :19-90C(日塗工番号)
施工金額:¥750,000-