Before
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After
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担当からのコメント
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。
埼玉県蓮田市の施主様から屋根工事・外壁塗装工事のご依頼をいただきました。
大切な自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。
屋根の施工事例についてはページ下部にてご案内させていただきます。
使用塗料・施工金額は最後に記載させていただいております。
施主様からのご相談内容
築年数的に建物の状態が気になるとのことでご相談を
いただき、現地調査にお伺いする運びとなりました。
お伺いし、早速調査をさせていただくと、
目地のシーリング部にて隙間が発生していました。
目地部は劣化のしやすい箇所でして、通常7~8年程度
から劣化が始まり、劣化し始めると急激に劣化が進行
し、上の写真の様に隙間が発生したり、シーリング材
そのものが裂ける様に劣化してしまいます。
目地は防水の役目も持っておりますので、劣化が見ら
れたら打ち替え等を行って、しっかりと建物の防水機能
を保つ事が重要になります。
もし放置をした場合、水が浸入し外壁サイディング材を
傷める原因となります。
別の箇所を見てみると、苔等が著しく発生している
状態です。
苔そのものは家屋に与える影響は大きくはありませんが
美観を損ねるのはもちろん、苔が保水材の役目を果たし
防水機能を失ったサイディング材を浸食して痛める原因
となってしまいます。
以上の状態から、外壁においてはシーリングの打ち替えと
塗装をご提案させていただきました。
施工内容
高圧洗浄
まずは洗浄を行い、長年溜まった汚れや表面に
浮き出て来た顔料等を落とし、塗装に最適な状態
にします。
弊社ではバイオ洗浄薬を使用し、洗浄を行いますので
苔やカビ等を徹底的に洗浄する事が可能です。
もしそれらが残った状態で塗装をしてしまうと、
後々の剥がれや膨れ等の不具合に繋がる恐れが
出てしまいます。
足場には飛散防止シートを貼りますので、
ご近隣の方々へのご迷惑は最低限に抑える事が
できます。洗浄後は十分に乾燥させます。
目地打ち替え工事
洗浄後、塗装に取り掛かる前に目地シーリング工事に
取り掛かります。
まずは既存のシーリング材を撤去します。
シーリング工事には大きく2つ工法があります。
一つは既存シーリング材を撤去し、新たな物を打ち込む
打ち替え工法。
二つ目は既存のシーリング材の上から新たなシーリング
材を施す増し打ち工法。
増し打ち工法は費用を抑えたい方や、壁の仕上げ方により
シーリング材が劣化しづらいお宅に施工する事が一般的です。
しかし、完全に劣化してしまっている目地の上に増し打ち
施工を行っても、既存のシーリングが劣化している為、
十分な耐久性が見込めず、数年での不具合に繋がってくる
恐れがあります。
その為、サイディング造りの家の場合、基本的には目地は
打ち替え工法にて施工された方がいいでしょう。
弊社で使用しているシーリング材はオート化学工業の
オートンイクシードです。
これは、促進耐候試験と呼ばれる耐久性実験にて6000時間
をクリアした物で、これは30年相当(1年200時間で換算)
の時間になります。
オートンイクシードについての詳細は下記ページをご参照
ください。
https://keinasu3.com/caulking/
シーリングを撤去したらプライマーを塗り、新たなシーリング材を
充填します。
↑オートンイクシード専用プライマー「OP-2019」
プライマーとは嚙み砕いて言うならば、シーリング材
が壁にしっかりとくっつく為の接着剤の様な役割を
果たす物です。
↑シーリング施工後
新たなシーリング材を打ち込み、ならして奥まで
押し込みます。
オートンイクシードは乾燥時間をしっかりととる必要が
ありますので、施工後、塗装まで数日作業を空ける事も
あります。その間に養生作業等を行っていきます。
外壁塗装工事
外壁は3回塗りにて仕上げます。(塗料によって異なります)
下塗り材を塗り、メインとなる塗料がしっかりと
密着するようにします。
下塗り処理をちゃんと行わないと、後々の膨れや
剥がれにつながってくる恐れがある為、注意が
必要です。
中塗り作業から仕上げ色での塗装が始まります。
塗布量や乾燥時間等の仕様を守り、塗りムラに
ならないように注意します。
↑上塗り中
今回、壁に使用した塗料は日本ペイントから出ている
ファインパーフェクトトップです。
これはラジカル制御型塗料と呼ばれる種類の塗料で、
塗料の劣化の原因となるラジカルの発生を抑え、
塗料の寿命を長くしている物です。
一昔前は10年毎の塗装が必要だと言われていましたが、
現在はファインパーフェクトトップの様な長寿命塗料も
出てきている為、それらを使用する事で、メンテナンス
サイクルを長くする事が出来、同じ年数で見た時のトータル
コストを下げる事が出来ます。
ベランダ防水塗装
↑プライマー施工中
塗装をされる際には、ベランダの床面も塗装を
される事をお勧め致します。
近年、ベランダの床面にはFRPと呼ばれる強化
プラスチックを使用して造られている事が主流と
なってきています。
このFRP樹脂に防水塗料を塗り、防水機能を持たせて
あります。
この防水塗料も年数によって劣化してきます。
劣化が進むと、FRP樹脂が露出してしまいます。
露出してしまうと、直射日光を浴びてしまい、硬くなり
割れやすくなります。
その為、防水塗料を塗り、保護する必要があるのです。
塗装の際には、薄くなった防水塗料の上にプライマーを
塗装し、主剤の密着性を高めてからFRPトップと呼ばれる
専用の防水材を塗装していきます。
この際、厚付けしすぎると割れの原因となりますので、
塗布量をしっかりと守って施工を行います。
↑防水トップ施工中
室外機がある場合でも、ずらしたり専用の足を使い
浮かして作業を行う事が出来ます。
↑防水塗装完了後
塗りムラ等起こらない様、注意を払い施工し、
完了です。
このお宅の屋根の施工事例は下記を参照ください。
以上で、ご紹介は終わりとなります。
改めまして、この度は弊社にご依頼いただきまして、
誠にありがとうございました。
外壁塗料:ファインパーフェクトトップ
外壁使用色 :N-50
施工金額:¥1,770,000-(屋根工事含む)