屋根外壁塗装の際の色選びの方法について
2022年07月11日
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みなさま、こんにちは☺
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今日は外装リフォームの楽しみでもあり、難しいところでもある『色選び』についてお話していきたいと思います。
家のデザインや周辺環境との調和なども踏まえて考えると、家には似合う色と似合わない色があります。
10数年後も寄り添う大切な色を選ぶポイントは「好みの色より似合う色」を選ぶことです。
仕上がりに後悔しない『色選び』を学んでいきましょう。
目次
色の基礎知識
色の見え方
色は光源によって見え方が変わるので、同じ色でも室内と室外では見え方や雰囲気が異なります。
太陽光の下では同じ色に見える二つの色も、蛍光灯の下で見ると違う色に見えたりします。
また、蛍光灯の下では白く見えていた色が、白熱灯の下では少し黄色がかって見えることもあります。
つまり光源が太陽化か蛍光灯かによって色の感じ方が全く変わってしまうので、屋根外壁塗装の色を考える時は、室内でなく屋外で選ぶことが大切になります。
サンプルについて
各塗料メーカーから出ているサンプル(色見本)を参考にするときは、イメージしている色よりも彩度と明度を下げて選ぶと良いと言われています。
小さな面積のサンプルで選んだ色を大きな壁面で見ると、数倍明るく色鮮やかに感じます。
大きめの実物サンプルをみたり、試し塗りをしてもらうとより実物に近いイメージを持つことができます。
色見本で即決はせず、色の特性を踏まえてしっかりと吟味して頂くことが大切です。
理想の色を見つけるには
町を歩いて具体例を見て回りイメージを固める
「自分がどんな家にしたいか」というイメージを膨らませるためのヒントを集めるために、町を散策してみることがお勧めです。
実際に人が暮らしている家を見て回ると、自分が「どんな色が好きなのか」「どんな家にしたいのか」を改めて知るきっかけとなります。
また、当店の施工事例をご覧いただいても様々な色の事例を確認することができますので、是非ご覧ください。
☞ケイナスホーム 屋根外壁塗装 施工事例
具体的なデザインを考える
色の大まかなイメージが固まったら今度はデザインです。
1階と2階の色を分けたツートン、全て同じ色で統一するワントーンのどちらにするのか。
またナチュラル、モダン、シンプルなど雰囲気をどのようにするのかなどデザインのイメージを具体的にします。
どんな色を選んでも、時間の経過とともに経年劣化や汚れはつきものですが、出来るだけ汚れが目立ちにくい色を選ぶこともポイントです。
シミュレーションを使ってイメージを可視化する
頭の中のイメージを形にできるのがカラーシミュレーションです。
自宅の写真に希望するカラーを合わせ、イメージに近い写真を作ることができます。
ツートンなど様々なパターンでのシミュレーションが可能で、施工後の雰囲気を事前に比較検討できます。
しかし、色彩の微妙な差異を正確に表現することはできないので注意が必要です。
大きめサイズの色見本で確認する
大きめサイズの色見本がある場合は、それをご自宅の壁に重ね合わせて全体がその色になった時の雰囲気を確認します。
その際には晴れ、曇り、朝、日中、夜など様々な条件で試してみることをお勧めします。
また四方で光の当たり加減が違う場合は四面ともチェックします。
色選びで失敗しない
変えられない部位との相性や近隣住宅との調和に考慮
外装にはレンガやサッシ枠、外構など色を変えられない部分があり、このような部分との相性に配慮して色を選ぶ必要があります。
屋根の塗装をしない場合は、既存の屋根と施工する外壁の色の調和も考慮します。
また変えられない色のものの一つに近隣住宅の色があります。
鮮やかな色を検討中の方は、近隣住宅との兼ね合いを考えながら細かな色調整を行い、周辺環境との調和に努めましょう。
彩度の高いカラーは色褪せしやすい
家に個性を求める人も多くなってきた昨今、彩度の高い色(鮮やか・ビビット色)を検討する人も多いのではないでしょうか。
彩度の高い色は華やかな雰囲気を演出する反面、色褪せしやすいのがデメリットとなります。
長期にわたって色褪せを防止したい場合は、彩度の低い色を塗装したほうが安心です。
低彩度の色は、周辺の環境に馴染みやすく優しい雰囲気を醸し出します。
また上品で落ち着いた雰囲気が得られるのでお勧めです。
汚れの目立ちを緩和
ほんの少しでも汚れが付いただけで目立ってしまうのが純白や漆黒の壁です。
純白の場合は少し明度を抑え黄身がかった白系の塗料を、漆黒の場合は少し白みがかった黒系の塗料を選択すると汚れの目立ちが緩和されます。
個人差もあるので、気になる方はご相談ください。
外壁の種類や艶の有りなし、凹凸で色の見え方が変化
最後に色は外壁の種類や艶、凹凸などの影響で見え方が異なります。
艶消し塗料は艶のある塗料に比べて、少し白っぽい仕上がりになります。
また、サイディングの模様による影の影響で色が濃く感じられることもありますので注意が必要です。
色系統別の特徴
ホワイト・クリーム系
ナチュラルな雰囲気で庭の植栽や街並みに調和しやすいカラー。
明るくて淡いトーンをメインに、濃いブラウンやナチュラルブラウン、グレーなどの色を軒天や雨樋などの付帯部分にアクセントとして使用すると、全体的にまとまりが出ます。
ブラック・グレー系
高級感の漂うブラック・グレー系を用いるとシックでモダンな雰囲気になります。
しかし黒すぎる色は重圧感があり、一般住宅には用いられないことが多いです。
また真っ黒な壁はちょっとしたキズや汚れが白く際立ち、色褪せも早いためすぐに劣化しているように見えてしまいます。
ブラック系の色を選ぶなら、少しトーンを落としたグレー系をお勧めしております。
ツートン系
1階と2階の間に帯を設けて上下をツートンカラーにするなど若い年齢層を中心に人気となっています。
ツートンにするときのポイントは、色合いが近いとぼやけた印象になりがちなので、明度差(明るさの差)がをしっかりと持たせることです。
また選ぶカラーは統一感を持たせるため3色まででおさめましょう。
カラフル系
彩度の高い色(鮮やか・ビビットな色)は色褪せしやすいので注意が必要ですが、遠目から見ても美しく鮮やかな発色を楽しむことができます。
カラフルな色を選ぶ際は、自然の色より目立たない色を選ぶことをお勧めします。
例えば木よりも濃い緑色を選ぶと、景観を崩してしまいます。
自然を引き立たせる色を意識して外壁の色を選び、色のバランスをまとめることを意識しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
屋根外壁の塗り替えの機会は少ないからこそ、お客様には後悔のない『色選び』をしていただきたいと思っております。
ケイナスホームでは塗り替え後をイメージして頂けるよう、外壁・屋根塗装の塗り替えのカラーシミュレーションをご用意しております。
現地調査時に撮らせていただいた外観の写真を専用のソフトで加工し、外壁や屋根を複数のカラーパターンでシミュレーションするものです。
実際の外観を使用することで、より仕上がりに近いイメージで色を検討していただくことができますし、複数のカラーパターンを並べて比較することもできますので是非一度ご相談ください♪
カラーシミュレーションを用いた施工事例
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