外壁のクラック補修は早めが大切!費用相場やDIY手順も紹介
2023年03月27日
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外壁のクラックを放置すると、さまざまなリスクが生じることをご存知でしょうか。
例えば、外壁の劣化が早まったり、雨漏りが起きたりなど、住まいの耐久性に影響を与える可能性があります。そのため、クラックを見つけたら早めの補修が大切です。
そこで本記事では、外壁のクラック補修について下記を中心に解説しています。
・外壁クラックの種類
・外壁のクラックを放置するとどうなる?
・クラックを自分でDIYするときの手順【応急処置】
・クラックの補修方法と費用相場
「クラックを見つけたけれど、どうすればよいかわからない」という方はぜひ参考にしてくださいね。
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装、屋根塗装の専門店です。クラック補修に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
外壁のクラックとは
外壁に生じるクラックには、以下の4種類があります。
・ヘアークラック
・構造クラック
・乾燥クラック
・縁切れクラック
それぞれの特徴と発生原因を簡単に説明します。
ヘアークラック
幅0.3mm以下の髪の毛のように細いひび割れのことを「ヘアークラック」といいます。主な発生原因は経年劣化です。塗膜の表面に生じるひび割れのため、外壁材や住宅内部への影響はほとんどありません。
しかし、放置しておくと徐々に広がり、雨漏りや内部の腐食の原因になることもあります。ほかのクラックに比べると緊急度は高くありませんが、経過観察は必要です。
構造クラック
「構造クラック」とは、幅0.3mm以上/深さ4mm以上のひび割れのことです。地震や強風による振動、不同沈下などで建物に力が加わることで生じます。
壁や柱など建物の基礎部分に生じやすく、建物の安全性に影響を及ぼす危険性があります。クラックのなかではもっとも緊急度が高いため、見つけたらすぐに対処が必要です。
乾燥クラック
「乾燥クラック」とはその名の通り、乾燥の過程で生じるひび割れを指します。モルタルなど水を混ぜて施工する「湿式工法」の外壁材で生じます。
クラック幅は非常に狭く、間近で見ないとわからないほどのひび割れです。完全に乾いてしまえば、それ以上クラックが広がることはありません。
縁切れクラック
「縁切れクラック」とは、湿式工法の外壁材に多く見られるひび割れです。天気の影響などで作業を中断したり部分的にやり直したりすると、塗料の乾燥具合に差が生じ、つなぎ目部分にひび割れが発生します。
外壁材そのものが割れている状態のため、見つけたら早めの補修が必要です。
外壁のクラックを放置するとどうなる?
外壁のクラックを放置すると、以下のようなリスクがあります。
・美観を損ねて、建物の価値が下がる
・塗膜の劣化を早める
・雨水や湿気が内部に浸入し、構造物の腐食や劣化を招く
・湿気によってシロアリやカビなどが発生する
・雨漏りの原因になる
外壁のクラックから雨水が浸入し、内部に浸み込んでいくことで、シロアリやカビ、雨漏りなどさまざまな問題を招く原因になります。
メンテナンスを怠ると、住まいの寿命にも大きくかかわってくるため、適切な対処が必要です。
クラック補修が必要になる基準は?
クラック補修が必要かどうかの基準は、クラックの幅や深さである程度判断できます。
クラック幅0.3mm以内の「ヘアークラック」であれば、経過観察でOKです。早急に補修する必要はありません。ただし、経年劣化によってクラックが広がることもあるので、写真をとるなどして記録を残しておくとよいでしょう。
クラック幅0.3mm以上/深さ4mm以上の「構造クラック」の場合は、建物の安全性に影響を及ぼす危険性があるため、プロによる補修が必須です。
クラックの幅を測るにはホームセンターなどで購入できる「クラックスケール」を使うとよいでしょう。
ヘアークラックなのか構造クラックなのか判断がつかない場合は、一度プロに点検してもらうことをおすすめします。
クラックを自分で補修するときの手順【応急処置】
クラック幅0.3mm以下のヘアークラックであれば、DIYによる補修が可能です。ここでは、「チョーク式被覆補修」「スプレー式被覆補修」の手順を簡単に説明します。
※いずれも一時的な応急処置になりますので、原因によってはクラックが再発する可能性もあります。
チョーク式被覆補修
チョーク式のセメント補修剤を使った方法です。手順は以下のとおり。
1.クラック周辺を水で濡らす
2.コンクリート粉をすり込む
3.1~2を繰り返してクラックを埋める
4.指で押さえて仕上げる
クラックをピンポイントで補修できるものの、地道な作業になるため時間がかかるデメリットがあります。
スプレー式被覆補修
スプレー式のセメント補修剤の場合、クラックに吹きかけるだけでよいため、チョーク式よりも時間をかけず簡単に補修できます。
1.クラック周辺を水で濡らす
2.スプレー式のセメント補修剤を吹きかける
3.スポンジでならす
周囲にセメントが飛び散ってしまうので、汚れてほしくない箇所はあらかじめ養生しておきましょう。
クラック補修方法と費用相場【業者に依頼した場合】
DIYによる補修はあくまでも応急処置です。クラックを根本的に防ぐには、プロによる補修が欠かせません。
ここからは、業者に依頼する場合の補修方法と費用相場を紹介します。
(業者に依頼した場合)
カットシーリング
充填工法
シール工法(クラック幅0.3mm以下)
費用相場:約1万円
幅0.3mm以下のクラックは、前述の通り、早急に補修する必要はありません。しかし「見た目が気になる」「早めに対処しておきたい」という場合は「シール工法」で補修します。
シール工法とは、コーキング材やフィラーなどの下地調整剤をクラックに沿って充填する工法です。表面の隙間が埋まる程度のため、幅0.3mm以上のクラックには適していません。
カットシーリング充填工法(クラック幅1mm以上)
費用相場:約6万円
幅1mm以上のクラックには「カットシーリング充填工法」による補修が適しています。
カットシーリング充填工法とは、ディスクグラインダーなどを使い、クラックに沿ってU字型の溝を作り、そこに補修材を充填する工法です。溝を作ってしっかり充填することで補修材がクッションの役割を果たし、クラックの再発を防ぎます。
低圧注入工法(クラック深さ15mm以上)
費用相場:約12万円
クラックに深さがある場合には「低圧注入工法」による補修を行います。
低圧注入工法では専用の器具を使ってクラックに補修材を注入するため、表面だけでなくひび割れの深層部まで補修が可能です。
ケイナスホームによるクラック補修実績を紹介!
ここでは、ケイナスホームが過去に行ったクラック補修の施工事例をご紹介します。
【クラック補修の施工事例】
モルタル外壁には無数のクラックが発生していました。建物内部に雨水が浸入するおそれがあり、早急に塗膜の保護が必要な状態です。
こちらのクラックには、コーキング材を充填しています。補修後は3度塗りで丁寧に仕上げ、クラックの跡がわからないほどきれいになりました。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
埼玉県さいたま市でモルタル外壁のクラック(ひび割れ)補修と塗り替えを行いました
外壁のクラック補修ならケイナスホームにお任せください
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装・屋根塗装の専門業者です。
埼玉県での施工実績および専属職人在籍数No.1を誇り、クラックの補修にも対応しております。
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このようにお考えの方は、ケイナスホームへお気軽にお問い合わせください。点検診断・見積もりは無料で行っております。
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