屋根補修の費用相場はいくら?DIYできるのかやお得な補助金情報を解説
2023年05月26日
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災害や天災などで屋根にトラブルが起きた場合、一刻も早く屋根補修が必要です。補修が必要な状態にも関わらず放置し続けていると、雨漏りや土台部分の腐食を招き建物に大きなダメージを及ぼす可能性があります。
もっとも屋根補修は、ほとんどの人が依頼した経験がないためどの業者に依頼すれば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、屋根補修について費用はいくらくらいなのかを中心に、以下の点について詳しく解説していきます。
・屋根補修のタイミングは?
・【屋根材別】屋根補修が必要な劣化サイン
・屋根補修をお得にできる補助金制度
・屋根補修をする前に知っておきたいポイント
・屋根補修はDIYでもできる?
・屋根補修で信頼できる業者の選び方
今回の記事を最後まで読めば、これまで一度も屋根補修を依頼したことがないという方でも、信頼できる業者へ工事を依頼することが可能です。屋根のトラブルでお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
屋根補修のタイミングは?
屋根に使われている素材は、大きく分けて瓦屋根・スレート屋根・金属屋根の3種類があり、メンテナンスが必要なタイミングは種類によって異なります。
それぞれのメンテナンスの目安と耐用年数は以下の表を参考にしてください。
住まいを長持ちさせるためには、瓦屋根・スレート屋根の場合は10~15年に1回、金属屋根の場合は25~30年に1回、メンテナンスを行うのが理想です。
【屋根材別】屋根補修が必要な劣化サイン
屋根に劣化症状が見られる場合は、築年数やメンテナンス周期にかかわらず補修が必要です。屋根材別に劣化症状を紹介するので、ご自宅の屋根に当てはまるものがないかをチェックしてみてください。
なお、屋根の状態を確認するために実際に屋根の上に登るのは大変危険なため避けましょう。2階から見える範囲でチェックする、自撮り棒とスマホを使って屋根の写真を撮るなど安全な方法で点検することをおすすめします。
瓦屋根
瓦屋根の主な劣化症状は以下の通りです。
・瓦がズレている
・瓦が割れている・欠けている
・棟瓦が歪んでいる
・漆喰(しっくい)が崩れてきている
瓦がズレたり割れたり、欠けたりしていないかをチェックしましょう。
瓦屋根の場合、塗装は必要ありませんが、漆喰のメンテナンスが必要になります。棟瓦周りの漆喰が崩れてきていないかもあわせて点検してください。
スレート屋根
スレート屋根には以下のような劣化症状が発生します。
・色あせている
・屋根材が割れている・欠けている
・コケやカビ、藻が発生している
・棟板金の釘が浮いている
スレート屋根の場合は、色あせやコケ・カビなどの症状が見られたら塗膜が劣化しているサインです。屋根塗装を行い、塗膜の防水性を回復させる必要があります。
また、屋根材に異変が見られなくても、棟板金の劣化が進んでいることも珍しくありません。築5年もすると、経年劣化により棟板金を固定している釘がゆるみやすくなります。
そのまま放置していると隙間から雨水が浸入し内部を腐食させる原因になるので、棟板金の劣化も見逃さないようにしましょう。
金属屋根
金属屋根の場合は、以下の劣化症状が見られたら補修が必要です。
・色あせている
・サビが発生している
・屋根表面に傷や剥がれがある
・板金がズレている
金属屋根の場合、変色や色あせ、サビなどが劣化のサインです。スレート屋根同様、塗装によって防水性が保たれているので、定期的な塗り替えが必要です。
経年劣化によって塗膜の防水性が低下すると、サビが発生しやすくなります。サビをそのままにしていると、腐食が進み穴が空いてしまうおそれがあるため、早めの対処が肝心です。
屋根補修の種類ごとの費用相場
ここからは、屋根補修の費用相場を補修内容ごとに紹介します。
部分補修
不具合が部分的に生じている場合は、パーツの交換で対応できる場合もあります。部分補修で主に行われるのは、屋根材や棟板金・雨樋の交換です。
費用相場は、それぞれ以下を参考にしてください。
屋根材の一部交換…1~5万円
棟板金の交換…20〜80万円
雨樋の交換…1〜10万円
全体補修
部分的な補修では対処できない場合は、全体補修が必要です。屋根の全体補修は「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3種類に分けられます。
1.屋根塗装
屋根塗装の相場は、一般的な戸建て住宅の場合で40〜150万円です。
スレート屋根や金属屋根の場合、屋根材を保護・防水するために塗装が施されています。機能を維持するためには、10年に1回を目安に塗り替えが必要です。
瓦屋根(日本瓦)の場合は、瓦自体に防水性があるため、塗装は必要ありません。
2.屋根カバー工法
屋根カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねるリフォーム工事を指します。既存の屋根を解体する必要がないため、葺き替えに比べると費用はかかりません。
屋根カバー工法の相場は、一般的な戸建て住宅の場合で90〜150万円ほどです。
3.屋根の葺き替え
築年数が35年以上経っている場合や、雨漏りが発生している場合は、既存の屋根材を取り除き、新しい屋根材を設置する「葺き替え」が適しています。
葺き替え工法の相場は、60〜200万円です。ほかの補修方法と比べると高額になりやすいですが、下地からすべて新しくなるので、雨漏りや内部の腐食などのトラブルを根本的に解決できるメリットがあります。
屋根補修をお得にできる補助金制度
補助金を利用することで、お得に屋根補修を行える可能性があるのはご存知でしょうか?
ここでは、屋根補修の際に利用できるお得な補助金制度を3つ紹介します。
長期優良化リフォーム推進事業制度
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備を図るために、既存の住宅の長寿命化や省エネ化などに効果がある性能向上のためのリフォームや子育て世帯向け回収に関する支援を行っている事業です。
国土交通省が主導して行なっており、補助金の申請に関する審査は「国立研究開発法人建築研究所」が行なっています。
補助金の申請を行う際は、必ず業者と請負契約を結ばなければなりません。長期優良化リフォーム推進事業を利用したい場合は、必ず事前に業者に対して確認しましょう。
各自治体の補助金
自治体によっては、屋根修理や外壁塗装の際に利用できる補助金を給付している場合があります。
たとえば埼玉県の場合、以下の地域で補助金制度が設けられています。
※屋根の遮熱塗装のみ
上記で紹介した長期優良化リフォーム推進事業制度と併用できる場合もあるので、お住まいの地域の自治体で補助金制度が設けられていないか確認しておきましょう。
関連記事:埼玉県さいたま市の外壁塗装助成金受給条件と優良業者のポイントを解説
関連記事:【2023年最新】川口市で外壁塗装助成金をもらうには?受給条件や注意点をを解説
火災保険
屋根の損傷が災害や天災によるものだった場合、火災保険を利用できる可能性が高いです。
火災保険は、補償金額内であれば何度でも利用できます。過去に火災保険を利用した場合があるご家庭でも利用できるので、保険適用となるかどうか確認しておくと良いでしょう。
屋根補修をする前に知っておきたいポイント
ここでは、できるだけお得に屋根補修をするために知っておきたいポイントについて解説します。
屋根補修工事は時期を選ぼう!
屋根補修工事を業者に依頼する際は、繁忙期を避けたほうが無難です。梅雨や台風シーズンは業者に補修依頼が集中するため、着工まで時間がかかってしまう可能性があります。
梅雨・台風前に補修を済ませておけば、不具合があったとしても、被害を最小限に食い止められます。「最小限の補修費用で済ませたい」という方は、梅雨・台風シーズンまでに対策しておきましょう。
元請業者に依頼する
ハウスメーカーなどに依頼すると、屋根補修を専門としている業者に外注されるので、元請け業者に直接依頼するよりも費用がかかってしまう可能性が高いです。
できるだけお得な値段で屋根補修工事をするためにも、屋根補修を専門としている元請け業者に直接依頼しましょう。
外壁塗装や修理を一緒にやるとさらにお得なケースも
屋根補修を行っている専門業者では、外壁塗装を一緒に行うと費用がお得になるケースもあります。
特に経年劣化による屋根のトラブルの場合、外壁に関しても同じような問題を抱えているケースが多いです。1度に補修するとかなりお得な価格になるので、屋根修理の際に外壁塗装が必要ないかも業者に聞いてみることをおすすめします。
屋根補修はDIYでもできる?
最近流行りのDIYで屋根補修ができるのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、屋根補修をDIYでやるのは危険なのでおすすめできません。ここでは屋根補修をDIYで行う難しさと危険性について解説します。
屋根補修のDIYは難しい
DIYによる屋根補修自体は可能ですが、知識やスキルのない一般の方では難しいのでおすすめできません。
一般的な屋根補修の工事では、安全に作業を行うためにも特別な足場を作ります。しかしDIYで足場を作って工事をする人はほとんどいません。専門業者でさえ足場を作って安全な環境で作業をするにも関わらず、一般の人が足場のない環境で適切な作業を行うのはほとんど不可能です。
無理にDIYをした場合、転落による事故や建物にダメージを与えかねません。大切な命や建物を守るためには、DIYではなく専門業者に依頼して屋根補修を行いましょう。
すぐにでも補修が必要な場合DIYだと危険
屋根の補修が必要かどうかは、定期的なメンテナンスを行っていないとわかりません。業者に屋根の補修を依頼する人の中には、実際に屋根に異変が起こって早急の対応を必要としているケースが多いです。
すぐにでも補修が必要な場合、 DIYで補修をすると逆に建物にダメージを与えてしまう可能性があるので注意してください。
少しでも屋根や天井部分に異変が起きた場合は、早い段階で専門の業者に相談して適切な対処をしましょう。また取り返しのつかないことになるのを防ぐためにも、定期的にメンテナンスを依頼するのもおすすめです。
屋根補修で信頼できる業者の選び方
屋根補修を依頼するのは初めてという人も多いので、どの業者に依頼すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、信頼できる業者の選び方のポイントを4つ紹介します。
・詳細な見積もりを出してくれる
・お住まいの環境・地域に合わせた施工を提案してくれる
・現地調査をしてくれる
・飛び込み営業の業者に注意する
最近では詐欺や悪質な業者も増えているので、トラブルに巻き込まれることを防ぐためにも今回紹介する選び方を覚えておきましょう。
詳細な見積もりを出してくれる
屋根補修にどれくらいの費用がかかるのか、詳細な見積もりを出してくれる業者に依頼しましょう。
「屋根修理一式〇〇円」など、あいまいな見積もりを出す業者の場合、あとから多額の請求をされるなどトラブルにつながる可能性があります。信頼できる業者を選ぶためにも、見積もりは必ず複数の業者に依頼し、価格や工事内容をしっかり比較してください。
3~4社ほどやりとりすれば、おおよその費用相場が掴めるだけでなく、屋根補修に関する知識も身につくため、悪徳業者に引っかかるリスクも低減できます。
お住まいの環境・地域に合わせた施工を提案してくれる
屋根補修の工事を行う際には、お住まいの環境や地域に合わせた施工を行うことが重要です。
住んでいる環境や地域によっては、工事に必要な期間なども異なります。また屋根に使われている塗料に関しても、環境や地域によって適切なものは異なるので注意が必要です。
屋根補修を業者に依頼する場合は、長く地域に根付いた業者にお願いすることをおすすめします。
現地調査をしてくれる
屋根補修を行う上で絶対に欠かせないのが、業者による現地調査です。
現地調査を行わなければ、業者も本当に屋根の補修が必要かどうか判断できません。悪質な業者の中には、現地調査をすることなく屋根補修が必要と主張してくるケースもあるため注意してください。
飛び込み営業の業者に注意する
最近では、悪質な業者による詐欺の被害を受けたご家庭が急増しています。
悪質な業者は、突然ご自宅に訪問して屋根補修が必要だと迫ってくるので注意してください。悪質な業者の特徴を以下にまとめたので、こういった業者には依頼せずに信頼できる業者に屋根補修を任せましょう。
【悪質な業者の特徴】
・突然訪問してきて補修が必要だと迫ってくる
・大幅な値引きができると言ってくる
・ハウスメーカーや工務店を装う
・火災保険を利用すれば無料になると言ってくる
・即日の契約を迫ってくる
埼玉県で屋根補修をするならケイナスホームにお任せください
屋根補修には専門的な技術と知識が必要になるので、DIYで対応するのは難しいと言わざるを得ません。
無理にDIYで屋根補修をしようとすると、大事なご自宅に致命的なダメージが及んでしまう可能性もあるので注意してください。
弊社ケイナスホームでは、職人歴10年以上の専門スタッフによる屋根補修・塗装を行なっています。
お客様の屋根の状況と予算に合わせて適切な提案をするので、屋根補修を初めて依頼するという人でも安心してお任せください。
ケイナスホームによる屋根補修の施工実績を紹介
最後に、ケイナスホームが過去に行った屋根補修の施工事例を3つ紹介します。
①屋根棟板金の部分補修【桶川市】
②屋根・外壁塗装【さいたま市】
③瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事【上尾市】
それぞれ施工金額も公開しておりますので、ぜひ参考にしてください。
①屋根棟板金の部分補修【桶川市】
施工内容:屋根棟板金・部分補修工事
施工金額:15,000円
こちらのお宅では棟板金を留めている釘がゆるみ、棟板金が浮いている状態でした。
棟板金の浮きを放置していると、そこから雨水が侵入し内部の木材の腐食を招くおそれがあります。また強風の際に飛散するリスクもあるので、早めに補修を行いましょう。
浮いていた板金をビスで固定し直し、つなぎ目にはコーキング剤を打ち増しして対応しております。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
関連記事:桶川市にて屋根棟板金の部分補修工事を行いました
②屋根・外壁塗装【さいたま市】
施工内容:屋根外壁塗装
施工金額:1,430,000円
ドローンによる現地調査を行ったところ、屋根や外壁に色あせや汚れ、コケなどが確認できました。色あせは見た目の問題だけでなく、塗膜が劣化し防水性が低下しているサインです。塗り替え時期の目安となります。
こちらのお宅では屋根・外壁ともに耐候性に優れた無機ハイブリッドチタンガードシリーズの塗料を使用しました。お客様からは「職人の態度も良く、丁寧な仕事で満足」と嬉しいお言葉もいただいております。
関連記事:さいたま市北区にて無機ハイブリッドチタンガードを使用して屋根外壁塗装工事を行いました
③瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事【上尾市】
施工内容:屋根葺き替え・外壁塗装他工事
施工金額:3,000,000円
こちらのお宅では、瓦屋根から金属屋根に「葺き替え」を行いました。
瓦屋根の場合、瓦自体は50年以上の耐用年数があるものの、漆喰の定期的なメンテナンスが欠かせません。漆喰のメンテナンスが面倒に感じる場合は、今回の事例のように、金属屋根に葺き替えを行うのもひとつの手です。
重い瓦屋根から金属屋根に変更することで、建物への負荷が軽くなるため、耐震性もアップします。
関連記事:上尾市にて瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事と下屋根の葺き替えと塗装、外壁塗装工事を行いました
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