【外壁塗装】スタッコ仕上げのメンテナンス方法は?劣化症状や注意点を解説
2023年01月23日
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スタッコ仕上げとは、モルタル外壁の仕上げ方法の一つです。高級感がありデザイン性が高いため人気の工法ですが、メンテナンスには注意しておきたいこともあります。
そこで本記事では、スタッコ仕上げについて下記を中心に解説しています。
・スタッコ仕上げのメリット・デメリット
・スタッコ仕上げでよくある劣化症状
・スタッコ仕上げのメンテナンス方法・費用相場
塗装時の注意点や施工事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装、屋根塗装の専門店です。スタッコ仕上げに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
スタッコ仕上げとは?
スタッコ仕上げとは、モルタル外壁の表面仕上げの一つで、立体感のあるデザインが特徴です。
工法には「吹き付け塗装」「コテ塗り」の2種類があります。
吹き付け塗装・・・噴射器具を使って吹き付けていく工法
コテ塗り・・・左官職人がコテを使って仕上げていく工法。木片やハケなどを使って独自の模様をつけられる
リシン仕上げとの違い
スタッコ仕上げと似た工法として「リシン仕上げ」があります。見た目が似ているため混同されがちですが、原料やデザイン、耐用年数などが異なります。
下記の表にて簡単に違いをまとめているので参考にしてください。
セメント
アクリル、樹脂
・塗膜が薄い
・ザラザラとした手触り
セメント、砂
・塗膜が厚い
・ガサガサとした手触り
スタッコ仕上げのメリット
まずはスタッコ仕上げの主なメリットを2つ紹介します。
オリジナリティを出せる
スタッコ仕上げは、外壁にさまざまな模様をつけられるのが魅力です。
とくに職人の手で模様をつけられるコテ塗りはデザイン性が高く、オリジナリティを出したい方に向いています。
耐久性に優れている
スタッコ仕上げは塗膜が厚く、耐久性に優れています。リシン仕上げの耐用年数が7年なのに対し、スタッコ仕上げの耐用年数は10年ほどです。
耐久性が高く耐用年数が長い分、メンテナンスの手間やコストを抑えられます。
スタッコ仕上げのデメリット
スタッコ仕上げはデザイン性が高く耐久性にも優れていますが、一方でデメリットもあります。ここからは、気をつけておきたいことを2点解説します。
汚れが溜まりやすい
立体感のあるデザインはスタッコ仕上げの魅力でもありますが、汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。
凸凹部分に汚れが入り込んで、水分も溜まりやすいため、コケやカビなどにも注意が必要です。清潔感のある外壁を保つには定期的な洗浄が欠かせません。
塗り替えコストが高くなる
塗り替えコストが高くなる点もデメリットといえます。スタッコ仕上げは表面が凸凹している分、平面的な外壁よりも表面積が増えるので、塗り替えの際多くの塗料が必要になるからです。
メンテナンス費用を少しでも抑えたい方には、スタッコ仕上げはおすすめしません。
スタッコ仕上げでよくある劣化症状
耐久性に強いといわれるスタッコ仕上げですが、時間とともにさまざまな劣化症状が現れます。主な劣化症状をおさえておきましょう。
凹凸の汚れ
スタッコ仕上げの凸凹には、雨風やほこり、車の排気ガスなどの汚れが溜まります。
そのまま放っておくと塗膜の劣化を進めてしまう原因になるため、こまめに洗浄して汚れを取り除きましょう。
チョーキング現象
チョーキング現象とは、塗膜の劣化により顔料が表面に浮き出てくる現象です。触ると手にチョークのような白い粉がつくため、比較的見つけやすい劣化症状といえます。
塗膜の耐水性が低下しているサインで、塗り替え時期の目安になります。
ひび割れ
スタッコ仕上げは塗膜が厚く固いため、ひび割れが生じやすいという特徴もあります。
髪の毛ほどの細さのひび割れであれば緊急度は高くありませんが、ひび割れが大きくなってくると建物の構造にも影響するため、見つけたら早急なメンテナンスが必要です。
コケやカビ・藻
スタッコ仕上げの凸凹には雨水や湿気などの水分も溜まるため、コケやカビ・藻が発生することもあります。とくに日の当たらない北側の外壁に発生しやすいため、定期的に点検してみてください。
軽度であれば自分で除去することも可能なので、日頃からこまめな掃除を心がけましょう。
塗膜の膨れ
塗膜の膨れも劣化症状の一つです。下地の劣化のほか、塗料と下地の相性が悪いことなども発生原因になります。
塗装から3年以内に発生した場合は、施工不良が原因の可能性が高いです。業者との契約内容によっては保証を受けられることもあるので、施工業者に問い合わせてみてください。
塗膜の剥がれ
紫外線や雨風などの影響を受け塗膜が劣化すると、剥がれてしまうこともあります。
塗膜が剥がれた外壁は美観が悪いだけでなく、放置しておくと剥がれた部分から雨水が浸入し建物内部へのダメージにもつながります。早めにメンテナンスを行いましょう。
スタッコ仕上げのメンテナンス方法・費用相場
スタッコ仕上げのメンテナンス方法は「高圧洗浄」「コーキング補修」「外壁塗装」の3つの選択肢があります。劣化状況に合わせて適切なメンテナンス方法を選びましょう。
高圧洗浄
費用相場:2~3万円(足場を設置する場合はプラス10~20万円)
コケやカビ、藻などの汚れには、専用の機械を使って洗い落とす高圧洗浄を行います。費用相場は2~3万円ほどですが、足場を設置する場合は、別途10~20万円ほど足場費用が必要です。
水だけでは落としきれない頑固な汚れには、専用の洗浄剤を使ったバイオ洗浄という方法もあります。
コーキング補修
費用相場:1~5万円(足場を設置する場合はプラス10~20万円)
ひび割れや外壁の目地の劣化などは、コーキングの充填や打ち替えによる補修を行います。部分的な補修で済む場合は1~5万円ほどが目安です。
外壁塗装
費用相場:60~90万円
築10年ほど経過している場合や、汚れや劣化が広範囲に及んでいる場合は、塗装によるメンテナンスを行います。
外壁塗装の一般的な費用相場は、60~90万ほどです。ただし外壁がスタッコ仕上げの場合は、多くの塗料が必要になるため、相場よりも高額になる可能性があります。
スタッコ仕上げの塗装時の注意点
スタッコ仕上げを塗装する際に気をつけておきたいことを2点お伝えします。
技術力の高い業者に依頼する
塗装の仕上がりは職人の技術力に左右されます。スタッコ仕上げのメンテナンスを行う際は、ホームページで実績を確認する、相見積もりをとるなどして、信頼できる業者を見極めることが大切です。
使用する塗料の量を確認する
スタッコ仕上げの外壁塗装では、平面的な外壁に比べて約3倍の塗料が必要だといわれています。
業者によっては水で薄めて塗料の量をごまかすところもあるため注意が必要です。塗料が規定量よりも少ないと不具合の原因になるため、塗料の量をきちんと説明してくれる業者を選びましょう。
ケイナスホームによる外壁塗装の施工実績を紹介!
ここでは、ケイナスホームが過去に行ったモルタル外壁の塗装事例をご紹介します。
【外壁塗装事例】
施工内容:外壁塗装+瓦屋根の漆喰補修
施工費用:1,400,000円
スタッコ仕上げのモルタル外壁には、触ると白い粉がつくチョーキング現象が発生していました。またコケやカビも確認できます。
バイオ高圧洗浄で汚れを根こそぎ落としたのち、塗料にはエスケープレミアムシリコンを使用しました。下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて丁寧に仕上げております。
施工の様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
埼玉県さいたま市岩槻区のお宅でモルタル外壁、門扉、外塀の塗り替えと屋根漆喰の補修工事実施
スタッコ仕上げのメンテナンスならケイナスホームにお任せください
ケイナスホームは、埼玉県北部エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心とした外壁塗装・屋根塗装の専門業者です。
埼玉県での施工実績数および専属職人在籍数No.1を誇り、スタッコ仕上げの補修や塗装にも対応しております。
・スタッコ仕上げに適したメンテナンス方法を知りたい
・スタッコ仕上げの再塗装を検討している
・実績豊富な業者を探している
このようにお考えの方は、ケイナスホームへお気軽にお問い合わせください。お住まいの状況を診断させていただき、最適なプランを提案いたします。
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