さいたま市岩槻区にて雨樋交換・棟板金交換・屋根塗装工事を行いました【前編】
塗装箇所 | 屋根 |
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色 | レッド・ピンク系 |
塗料 | 無機ハイブリッド |
症状 | 色褪せカビ・コケひび割れ屋根板金その他 |
地域 | さいたま市 |
Before
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After
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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今回はさいたま市岩槻区にて行った工事を前編後編に分けてご紹介しようと思います。
前編では「現地調査」「雨樋交換」「棟板金交換」「屋根塗装」をご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただきありがとうございました。
使用塗料と施工金額は後編の「施工を終えて」に掲載させていただいております。
目次
さいたま市岩槻区 現地調査
さいたま市岩槻区にお住いのお客様よりお問合せをいただきました。
さっそくご自宅に同行し現地調査を実行しました。
現地調査では専門員による建物の劣化状況の診断を行います。
実際に建物を調査することで現在のご自宅にベストな施工をご提案することが可能です。
調査後は調査結果を元に複数のプランをご提案し、お客様との相談を重ねた上で施工に至ります。
ケイナスホームでは現地調査・見積・相談を無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
・屋根
屋根の調査方法にはいくつか挙げられます。
直接屋根に上る・外観からの目視・ドローン調査です。
今回はドローンによる撮影で調査を行いました。
屋根の状態を全体的に把握することが出来る点や屋根材に負担をかけないなどのメリットがあります。
屋根全体の色褪せと汚れの付着・雨染みなどが確認されました。
いずれもそろそろ塗り替えをご検討いただく時期であることを示しています。
また今回屋根上のアンテナはもう不要であるとのことで、施工を行う際に撤去することとなりました。
下屋根と呼ばれる1F部分の屋根では棟板金の劣化が確認されました。
板金にヒビが入っていることから下地の木材の腐食も懸念されたため、今回は棟板金の交換工事もご提案させていただきました。
また、今回は画像右手側の樹木など建物周囲の樹木の伐採も行います。
・外壁
外壁は色褪せが確認されました。
色褪せは塗膜劣化の初期症状で、艶や光沢がなくなり少しくすんだ印象を受けるような状態をいいます。
美観性の問題だけではなく、塗膜の保護機能が低下している問題もあります。
保護機能が失われると外壁材にヒビが入りやすくなることもあります。
実際、こちらのお宅でも外壁まわりにひび割れが確認されました。
そのため今回は塗装だけではなく外壁補修も行うこととなりました。
・雨樋
雨樋の一部に歪みがありました。
印をつけた位置の雨樋が大きく歪んでいます。
雨樋が歪んでしまうと排水がスムーズにできずに雨水が不自然に溢れ出す可能性があります。
雨漏りが起きたり近隣へ雨水が流れ込みトラブルの原因にもなるため、雨樋の交換工事もご提案させていただきました。
雨樋の土台の劣化も考慮して雨樋全体の交換を行いたいと思います。
・外塀
外塀では汚れが気になる状態でした。
黒く雨垂れが付着して外観の印象をくたびれた雰囲気にしてしまっています。
外塀も塗装をご依頼いただきました。
また外塀には表札がありましたが、不要とのことで表札の撤去も行いたいと思います。
以上の結果をもちまして今回は屋根外壁塗装・雨樋交換・板金交換他工事をご依頼いただきました。
小工事が複数あるため、今回は前編としてバイオ高圧洗浄・雨樋交換・板金交換・屋根塗装をご紹介させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
さいたま市岩槻区 施工の様子 前編
防犯足場
まずは足場を架設します。
今回は通常の足場ではなく防犯足場を設置しました。
施工中は防護ネットを張るため、足場内部の様子が外部からはわかりづらくなるため防犯意識を高く持つことが予防になります。
カメラ付きの足場のため、安心して施工中もご自宅をご利用いただけます。
バイオ高圧洗浄
施工の前には必ずと言っていいほど洗浄を行います。
徹底的な洗浄を行うことは、塗装の効果を最大限発揮し長く塗膜が密着できるようにするためには重要な工程です。
ケイナスホームでは住宅用洗浄剤「ガイソーパワークリーナー」を使用し、汚れを根元から浮き上がらせてから洗い流す工程を行っています。
汚れの度合いに合わせて洗浄剤の濃さを調整したり、素材の状態を見て高圧洗浄の圧を変更するなどご自宅に合わせて洗浄しています。
屋根の上のアンテナは撤去のご依頼をいただきましたので、洗浄後取り外しを行いました。
屋根外壁以外であっても駐車場や土間などの洗浄も承っております。
戸建て住宅以外にも不動産物件のアパートやマンションなどの洗浄も可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください。
雨樋交換
雨樋とは屋根からの雨水を受けて集めて地上まで排水するための設備です。
雨樋に起こる劣化は色褪せやひび割れ、歪みなどが挙げられます。
劣化を放置し続けていると排水がうまくできなくなり、外壁に長く雨水が滞留してしまい建物を劣化させる要因にもなります。
塗装によるメンテナンスが可能な場合もあれば、部分交換・全部交換が必要な場合もあります。
流通している部材が使用可能かどうか、雨樋の土台部分の劣化があるかどうかなど見極めが必要になりますので、信頼できる業者にご依頼ください。
今回は雨樋の全部交換を行いました。
まずは既存の雨樋をカットします。
建物全体の雨樋を取り外していきます。
雨樋を固定している土台の部分も取り外します。
新しい雨樋を設置するために、土台も新しいものを取り替えます。
こちらは雨樋の内側にひっかけて吊り下げて固定するタイプの金具です。
雨樋の金具の角度で排水を行うため、このとき角度の調整も行っています。
雨樋を設置します。
集水器などの部材も必要に応じて設置していきました。
建物全体の雨樋を設置し施工完了です。
しっかりと排水のできる状態になりました。
雨が降っても安心してご自宅をご利用いただけます。
棟板金交換
棟とは、屋根の接合部に位置する部材で通常屋根の一番高い位置にあります。
スレート屋根の場合は板金で棟を形成しています。
板金の固定は釘で行っていますが、経年劣化で釘が抜けて緩んでしまうことがあります。
風を受けやすいため劣化した板金が落下して事故になったり、棟から浸水して雨漏りに繋がる恐れがあります。
まずは古い棟の解体を行います。
棟板金を取り外します。
内部に雨水が入り込み腐食して変色している状態が確認できます。
この後施工する下地の木材を釘打ちして固定するための下地を設置します。
新しい棟下地として貫板(ぬきいた)を設置します。
腐食しづらい木材を使用しています
貫板に板金を被せていきます。
板金同士の接合部はコーキングで隙間なくしっかりと密着させます。
棟板金の交換工事が完了しました。
耐久性が高まったため今後しばらく屋根上の状態を良好に保てることと思います。
屋根塗装
塗装の前に、屋根の簡単な補修工事を行います。
屋根上の補修や点検はなかなか頻繁に行うのは難しいかと思います。
足場を立てたこの機会にできる作業はすべて完了させたいと思います。
・棟板金の釘打ち
まずは棟板金の釘を打ち直し、釘頭にコーキングを施しました。
釘周りからの浸水・釘の浮きを予防する狙いがあります。
・雪止めを設置
こちらのお宅の屋根にはもともと雪止めがありませんでした。
雪止めとは屋根からの落雪を予防するためのもので、隣家の敷地に流れ込むのを防止したり屋根の下を歩いている人への事故を防止するために設置しています。
特に関東地方では常に積雪があるとも限らないため、設置しているお宅が多いようです。
豪雪地帯では日々屋根の上の雪下ろしを行うことが前提のため、雪止めを設置していない場合もあります。
後付けや交換も行えますので雪止めが必要な方はお気軽にお申し付けください。
いよいよ塗装に入ります。
今回は屋根の塗装を下地1回・仕上げ塗装2回・トップコートを1回の合計4回塗装を行いました。
まずは下塗り塗装を行います。
ここでは下地を形成し、塗料がよく密着できるように施工しています。
ここで一旦、「タスペーサー」を設置します。
タスペーサーは薄い屋根材同士の隙間を塗膜が塞いでしまわないようにするための部材です。
隙間が開いていないと屋根内部に雨水が長く溜まることになるため、内部でカビが増殖したり雨漏りを引き起こす原因になりかねません。
写真ではわかりやすいようにタスペーサー設置直前の状態をお見せしていますが、タスペーサーはしっかりと屋根材の隙間に差し込むため、外観からは目立ちませんので安心してご利用ください。
次に中塗り塗装を行います。
中塗り塗装ではお客様にお選びいただいた塗料が登場します。
「無機ハイブリッドチタンガードルーフIR」PL-52をお選びいただきました。
深みのあるレッドが印象的なカラーです。
続いて上塗り塗装を行います。
塗装を重ねることで塗膜に厚みが生まれるため、色むらなく発色します。
無機ハイブリッドチタンガードが持つ超耐候性・超低汚染性といった機能が存分に発揮されます。
特に無機ハイブリッドチタンガードは特殊チタンと無機成分の配合で塗膜劣化が起こりにくく長持ちする効果が期待できるため、しっかりと塗装できていることが重要になります。
最後に上塗り材の保護として「ウルトラTOP」を塗装しました。
耐候性・耐候性が向上し、遮熱性能もあるため屋根の温度上昇を抑える効果もあります。
ウルトラTOPは無色透明なため、お選びいただいた仕上げ塗料の発色を邪魔することなく保護してくれます。
光沢のある綺麗な屋根に仕上がりました。
耐久性・遮熱性・超低汚染性など機能的にも向上しました。
以上で前編の紹介は終わりとなります。
後編は後日更新されますのでお楽しみに!