Before
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After
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担当からのコメント
目次
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店のケイナスホームです。
今回は蓮田市にて行った屋根外壁塗装の様子をご紹介します。
蓮田市 現地にて屋根外壁診断
当店の折り込みチラシをご覧下さり、塗装のご依頼をいただきました。
前回の塗装から11年が経過し、屋根の色褪せが気になるという事でしたので、早速現地にて屋根と外壁の診断を行いました。
・屋根
屋根では全体的に塗膜の褪色が見られ、防水性能が低下している状態でした。
紫外線の影響による経年劣化で、塗膜に含まれる顔料が劣化したことが原因となります。
棟板金を押さえる釘には浮きが見られました。
このまま放置すると釘穴から雨水が侵入し、内部の貫板の腐食に繋がる恐れがあるので、釘の打ち直しを行います。。
・外壁
外壁では汚れが付着していました。
屋根と同様に紫外線の影響で塗膜が劣化して、雨筋などが跡になっています。
日当たりの悪い箇所ではコケの発生も確認されました。
常に湿気を帯びた状態となり、このコケが外壁の劣化を進行させます。
・付帯部
破風板では塗膜の剥がれが見られました。
この状態で雨に晒されると腐朽の原因となりますので、塗装による保護が必要です。
雨戸では汚れの付着と塗膜の褪色があります。
水切り部分でも塗膜の褪色が見られました。
建物の基礎に直接雨水が当たるのを防ぎ、浸入を防ぐ役割がある大切な部分です。
水切りの塗膜が剥がれるとサビの発生につながり脆くなってしまうため、塗装による保護が必要です。
蓮田市 屋根外壁塗装 施工の様子
バイオ高圧洗浄
カビやコケなどの除去に効果的な専用のバイオ洗浄剤を用いて徹底的に洗浄します。
バイオ洗浄剤を水に希釈攪拌したものを、屋根と外壁に散布します。
屋根
外壁
洗浄剤をしっかりと浸透させ、汚れを根こそぎ浮き上がらせたあと、通常の水による高圧洗浄を2回行います。
洗浄後はしっかりと乾燥させます。
乾燥が不十分だと塗料が密着せず、塗膜の膨れなどの原因となってしまいます。
屋根 補修
屋根材のスレート瓦に見られたクラック(ひび割れ)を補修しました。
コーキング材を用いて、貼り付けます。
塗装する際、引っ掛からないよう平らにならします。
これで補修工事は完了です。
屋根 塗装
・タスペーサー設置
縁切りのための部材(タスペーサー)を設置します。
瓦の中に入った雨水の逃げ場を作るために大切な工程です。
スレート瓦の一枚一枚に均等に配置しました。
・棟板金押さえ釘の交換
棟板金を固定する釘を抜き、丈夫なビスに交換します。
ビスに交換した後、ビスの頭の部分にコーキング材を盛り付けます。
再びビスが浮いてきてしまうことを防ぎ、水の浸入を完全に防ぐことができます。
・下塗り
下塗り材を塗布します。
板金部には錆止め用の下地材を別途塗布しています。
・中塗り
実際の仕上がりの塗料を塗っていきます。
強い塗膜を形成し、少しでも長持ちさせるために手塗りのローラー工法でしっかりと丁寧に塗り込みます。
・上塗り
最後に仕上げ用の塗料を塗り重ねます。
これで屋根塗装の工程は完了となります。
外壁 塗装
・コーキング工事
塗装の工程に入る前に、サッシ周りのコーキング増し打ち工事を行いました。
まず下地となるプライマーを塗布します。
新しいコーキング材を打ち込みました。
ケイナスホームでは通常の4倍の耐久性といわれるオート化学工業のオートンイクシードというコーキング材を使用しています。
コーキング材を打ち込んだあと、ヘラで押えて空気を抜き隙間なく密着させます。
これでコーキング工事は完了となります。
・下塗り
外壁が良く乾燥していることを確認して、下塗り材を塗布します。
仕上げ用の「上塗り材」となるメインの塗料と壁を密着させる接着剤のような役割を持ちます。
仕上がってしまうと目に見えない部分ですが、重要な工程になります。
・中塗り
下塗り材が乾いたら、実際の仕上がりのお色となる上塗り材を塗っていきます(1回目)。
塗料の防水性や遮熱性といった機能を十分に発揮させるため、塗料メーカーが定めた基準を守って塗布します。
・上塗り
最後に上塗り材を塗り重ねます(2回目)。
ケイナスホームでは専門の職人が塗り重ね乾燥時間を厳守して作業を進め、塗膜の厚みが基準塗布量に達するように丁寧に仕上げます。
これで外壁塗装の工程は完了となります。
・タイル部分 クリヤー塗装
玄関扉周りのタイル部分はクリヤー塗装を行いました。
タイル表面を保護し、目地からの雨水の染み込みを防ぐ効果もあります。
付帯部の塗装
付帯部では塗装箇所の状態に応じて下処理(ケレン作業など)を施した後に塗装作業を行います。
また、塗装を色がのるまで何度か塗り重ねます。
・ケレン作業
塗装の前にヤスリをかけ、毛羽立った塗膜面を落としたりして下地を整えます。
・軒天塗装
軒天は屋根やベランダの下側の部分で、湿気がこもりやすい箇所になります。
ケンエースという防藻・防カビ・防水機能を持ちつつ、通気性と透湿性の高い塗料を塗布します。
・破風塗装
・雨樋塗装
・シャッター塗装
シャッターではスプレーガンを使用して吹き付け工法で行いました。
刷毛やローラーで塗るより、抜群に綺麗に仕上がります。
・ベランダ格子塗装
・水切り塗装
細かな部分では刷毛を使って丁寧に仕上げました。
ベランダ床面のトップコート
まずプライマーを塗布します。
この作業により、床面の下地を整え、トップコートとの密着性を高めます。
プライマーが乾いたら、トップコートを塗布します。
防水層を紫外線から保護するもので、定期的に塗り直しが必要です。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
外壁を黄色からベージュ系に、また付帯部では白からこげ茶に塗り替えたことで、外観のイメージがシックで落ち着いた雰囲気となりました。
屋根には無機ハイブリッド塗料、外壁にはフッ素系塗料を用いたことで、美観を保ったまま快適に長くお過ごしいただけることかと思います。
最後に今回使用した塗料についてご説明させていただきます。
《使用塗料》
屋根:無機ハイブリッドチタンルーフIR PL-48
無機と特殊チタンを融合した超耐久性性能塗料で、「特殊チタン」と「ラジカル制御技術」によって「ラジカル」の発生を制御し、高い耐候性を実現したものになります。
紫外線や雨・風・塩害など過酷な気候条件に強く、長期間にわたって建築物の美観を保ちます。
一般的な塗料と比べて費用はかさみますがメンテナンス(塗り替え)回数を確実に減らし、トータルコスト削減に貢献します。
(※期待耐用年数30年)
外壁:リファイン1000MF-IR 8089/ストーン
暑さは屋根からだけでなく外壁からも侵入してくるので、外壁にも遮熱塗料を用いることでより効果的に遮熱対策を行う事が出来ます。
こちらは遮熱保持性を実現した超超低汚染性塗料で、塗膜表面の汚れによる熱の吸収を防ぎ、長期間経過しても遮熱効果を持続してくれます。
また通常のリファインSiシリーズに比べて、フッ素配合のMFシリーズはより劣化に強く、高い耐候性を兼ね備えたハイグレード塗料となります。
(※期待耐用年数20~24年)
《施工金額》
屋根外壁塗装工事 ¥1,327,000-
《参考事例》