上尾市の戸建て住宅にて屋根外壁の塗り替え工事とベランダのウレタン防水工事を実施しました
塗装箇所 | 外壁屋根ベランダ雨樋破風 |
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色 | イエロー系グレー系2色塗装 |
塗料 | フッ素 |
症状 | 色褪せカビ・コケひび割れチョーキング |
地域 | 上尾市 |
Before
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After
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担当からのコメント
こんにちは。
埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根工事専門店ケイナスホームです。
今日は上尾市で行なった屋根外壁の塗り替え工事、ベランダのウレタン防水工事の様子をご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せくださり、感謝しております。
使用塗料と施工金額はページ下部に記載しておりますので参考までにご覧ください。
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上尾市 屋根外壁診断の様子
4月中旬、上尾市にお住まいのお客様が屋根外壁塗装工事をご依頼くださいました。
ケイナスホームではお見積もりの前に、まず現地での屋根外壁診断をお客様立ち合いの元で行っておりますので、そちらの様子をご紹介します。
診断では塗装箇所の面積測定や、下地の材質の確認、症状の診断(外壁のクラック、コーキングの劣化、外壁のチョーキング、屋根のコケやカビなど)を行います。
☞ ケイナスホームの無料診断について
・屋根診断
屋根では免許取得者によるドローン屋根診断を行わせていただきました。
その場で短時間に診断完了でき、劣化箇所を見逃しません。
またハシゴを掛けて屋根に上るよりも安全で、屋根材に負担をかけることもありません。
今回は特に瓦の飛散や棟板金の剥がれなどといった瑕疵は見当たりませんでしたが、経年劣化によりスレート材の塗膜は退色し、端部が白っぽく変色していました。
またカビやコケの発生が見られましたので、塗装前にしっかりと洗浄する必要があります。
・外壁診断
外壁でも全体的に塗膜の退色と、日当たりの悪い箇所でのコケの発生が見られました。
苔や藻、カビが発生していると外壁が劣化して変色する原因となります。
また常に湿気を含むようになることで、さらなる劣化を招き腐食につながる恐れもあります。
苔自体は小さなものですが、外装に対してダメージを与え続ける迷惑な存在なので早めに除去することをお勧めします。
外壁を指で擦ってみると、外壁の汚れが付着しました。
これは経年劣化による保護塗膜のチョーキング現象といいます。
外壁が長期間紫外線や風雨に晒されたことにより、保護塗膜の塗料の結合がほどけてしまっており、防水性が低くなっている状態です。
塗り替え時期のサインとなります。
雨樋などの付帯部でも同様のチョーキング現象が見られました。
ケイナスホームでは屋根外壁塗装の際には、必ず付帯部のチェックも行い適切なメンテナンスを行います。
また何か所かヒビ割れが入っていました。
外壁の塗膜が退色して防水性がなくなってしまうと、水を吸って膨張、乾いて収縮を繰り返してヒビ割れが起きてしまいます。
外壁材を固定している釘廻りや、サッシ廻りなどはヒビが入りやすいので確認してみることをお勧めします。
目地材では一部でひび割れなどの劣化が見られました。
目地はゴムのような素材で出来ているため、紫外線に当たり続けると固くなって変形やひび割れが発生します。
変形・ひび割れによって目地と外壁の間に隙間ができると、そこから外壁の内部へ水が入ってしまう原因となりますので補修工事が必要です。
建物基礎のコンクリートには、サッシの角部分から地面へ向かってヘアークラック(微細なヒビ割れ)が確認されました。
地震によって傷ができること、地盤沈下、コンクリートそのものの乾燥、コンクリートの温度変化などが原因として考えられます。
ヒビ割れを放置すると、その隙間から雨水が入り込んで建物に様々な問題を引き起こす可能性があります。
また時間が経ちヒビが大きくなって危険なヒビ割れに繋がる恐れもありますので、大きさに関係なくできるだけ早く補修することをお勧め致します。
上尾市 屋根外壁塗装 施工の様子
足場組立
安全確保のため、まずは足場の組み立てを行います。
その後、洗浄水や塗料の飛散防止のためネットを取り付けました。
足場について詳しくお知りになりたい方はこちらもご覧ください。
☞ 屋根外壁塗装時の足場の防犯について
バイオ高圧洗浄
ケイナスホームではガイソーパワークリーナーという洗浄剤を使用しています。
コケやカビなどの有機系の汚れは表面に見える場所以外にも内部に食い込んでいるいることがあります。
これを根こそぎ落とさないと、またすぐにコケやカビが発生してしまう恐れがあるので、通常の洗浄よりも『手間をかけ』しっかりと汚れを落とします。
まずは洗浄剤を水に希釈して攪拌します。
洗浄剤を噴霧して、長年蓄積した汚れを根こそぎ浮かび上がらせます。
足場には飛散防止シートを貼りますので、近隣の方々へのご迷惑は最低限に抑えることができます。
その後、浮き上がった汚れを水による高圧洗浄で洗い流しました。
根こそぎ汚れを取った後はしっかりと乾燥させ、新規塗装ができる下地に仕上げます。
屋根塗装
・タスペーサー設置
屋根スレート材の縁切りのため、タスペーサーを取り付ける作業を行いました。
上下勘合を塗膜が塞いでしまうと、横から入った雨水が排水されず逆流して屋根下地側に浸入してしまう恐れがあります。
タスペーサーは上下勘合に塗膜が付着しないようにしてくれる部材になります。
・棟板金押さえ釘のコーキング処理
棟板金を押さえる釘には浮きが見られたので、新しく丈夫なビスに交換しました。
ビスの頭にはコーキング材を盛り付け、再度ビスが浮いてしまうことと雨水の浸入を防ぎます。
・下塗り
屋根材が良く乾いていることを確認して、下塗り材を塗布します。
仕上がりの塗料である「上塗り材」を屋根材を密着させる接着剤のような役割を持ちます。
目に見えない部分ですが、仕上がりを左右する大切な工程になります。
・中塗り
実際の仕上がりの塗料を塗っていく1回目の工程です。
・上塗り
最後に仕上げ用の塗料を塗り重ねます(2回目)。
ケイナスホームでは専門の職人が塗り重ね乾燥時間を厳守して作業を進め、塗膜の厚みが基準塗布量に達するように丁寧に仕上げます。
外壁塗装
・目地部分やサッシ廻り、取り合い部のコーキング補修
今回は全ての目地部分の打ち替えではなく、劣化部分のみの補修となります。
通常のコーキング工事と同様に、まずは下地となるプライマーを塗布します。
新しく打つコーキング材を密着させる接着剤のような役割を持ち、コーキング材本来の性能を発揮させるために重要な工程になります。
新しいコーキング材を打ち込みます。
打ち込んだ後はヘラで押さえて空気を抜き、目地に隙間なく密着させます。
これでコーキング工事は完了となります。
・ヒビ割れ補修
外壁に見られたヒビ割れもコーキング材を用いて補修します。
コーキング材をクラック部分の隙間に埋めるようにして均しました。
・下塗り
サイディング材を仕上がり用の塗料との密着性を高めるため、下塗り材を塗布します。
・中塗り、上塗り
仕上がり用の塗料で中塗りと上塗りを行います。
デザイン性が高く凹凸の深さがある外壁材のため、スプレーガンを使用しました。
玄関、ベランダ/PL-06
メイン/PL-11
付帯部の塗装
メインとなる外壁や屋根以外の部分を塗装していきます。
各部の状態にあった下地処理(ケレン作業やサビ止めなど)の後、劣化の状態により色がのるまで重ねて丁寧に塗装を行ないます。
今回は屋根外壁塗装の塗料に合わせ、通常よりも耐久性が期待できるフッ素系の塗料を使用しました。
・軒天塗装
軒天は、屋根やベランダの下側の部分になり、湿気がこもりやすい箇所です。
ケンエースという防藻・防カビ・防水機能を持ち、通気性と透湿性の高い塗料を塗布しました
・軒樋塗装
・竪樋塗装
・庇塗装
・スリムダクト塗装
建物基礎部の保護塗装
・ヒビ割れ補修
今回は幅0.2mm程度でそこまで大きなヒビではございませんでしたので、コーキング材を用いて隙間を埋める補修を行いました。
・塗装1回目
コンクリートなど住宅基礎部用の水性フッ素系着色吸水防止剤を塗布していきます。
フッ素配合で強力な耐久性を誇る塗料で、カビや藻の発生を防ぎ美しい外観を長く保ってくれます。
・塗装2回目
塗りムラが出来ないよう丁寧に塗り重ねて仕上げました。
建物の基礎コンクリートはアルカリ性で空気中の二酸化炭素や酸性雨と結合することによって徐々に中性化されます。
コンクリートの中性化が起こると表面に細かなヒビが入り、内部にまで様々な影響を及ぼす恐れがあります。
建物そのものの性能の低下が起こる前にコンクリートを保護する塗装を行うことでヒビ割れに塗膜が追随し、防水性能を発揮してコンクリートの中性化を防ぐことができます。
上尾市 ベランダ床のウレタン防水工事の様子
ウレタン防水工事(密着工法)とは、液状ウレタン塗膜防水材を塗布することによって防水層を形成する工法となります。
下地の形状に馴染みやすく、密着性に優れているため既存防水層上への塗り重ねによる修繕が可能です。
また、防水層が軽量なので建物への負担が少なくなっています。
・上敷きタイルの取り外し
床面に敷き詰められていたプラスチックタイルを取り外し、工事の間、別の場所で保管させていただきます。
・堆積物の除去
溜っていた砂や泥、ゴミなどを手作業で丁寧に取り除きます。
・洗浄
洗浄により、こびりついた泥汚れまで落としていきます。
・プライマー塗布
密着性を高めるため、専用のプライマーを塗布します。
・ウレタン防水
ウレタン塗膜防水材を隅部から均一になるように塗布していきます。
1回目
2回目
規定の塗膜厚を形成するため、塗り重ねていきます。
・トップコート塗布
ウレタン塗膜防水材は紫外線に弱いため、上から保護材(トップコート)を塗布します。
・上敷きタイル戻し
よく乾燥させたら、上敷きのタイルを戻してウレタン防水工事は完了となります。
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
屋根外壁ともにハイグレードなペイントライン社のゼニスシリーズ塗料をお選びいただきました。
第三者機関の厳しい試験結果をクリアして紫外線や雨・風など過酷な気候条件に強いという塗料で、長期間にわたってご自宅の美観性を保ってくれることが期待できます。
また、防水性に不安のあったバルコニーにはウレタン防水工事を行ったことで、まるで新築のように美しく生まれ変わり、施主様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。
ケイナスホームでは外装全般の修繕を行なっております。
お客様の今後のライフプランやご予算に合わせて様々な要望にお応えしておりますので、是非一度お気軽にご相談ください!
《使用塗料》
屋根:ゼニスルーフ PL-51
外壁:ゼニス メイン/PL-11 玄関、ベランダ/PL-06
ゼニスシリーズは無機+4フッ化フッ素樹脂と特殊チタンの「新開発クワトロガードテクノロジー技術」の採用により生まれ変わった全く新しい建築用塗料です。
強靭なシロキサン結合により紫外線劣化による耐候性を向上。
紫外線や雨・風などの過酷な気候条件に強く、長期間にわたって建築物の美観を保ってくれるので、メンテナンス回数を減らしトータルコストを削減することができます。
また、従来の遮熱塗料よりも優れた遮熱性能を兼ね備えており、10~20℃(気候条件・塗装色にも因る)程度、表面温度を抑制して屋内の快適さだけでなく、熱による屋根外壁材の劣化も抑制します。
《施工金額》
屋根外壁塗装工事 ¥2,100,000-
《参考事例》