担当からのコメント

埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。

 

埼玉県さいたま市西区の施主様から外壁塗装、屋根カバー工事のご依頼をいただきました。

 

大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。

 

施工金額はページ最後に記載させて頂いております。

 

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さいたま市　現地の調査

・屋根　塗膜の剥離・剥がれ

経年劣化により、付着力を失った塗膜が下地から剥がれています。

防水機能を果たしていない状態です。

 

・防水テスト（屋根）

水を激しく吸い込みます。

瓦全体の吸水機能が全くありません。

 

・屋根　苔（コケ）・カビの発生

日当たりの悪い北面にコケが発生しています。

さらに、このコケが劣化を進行させます。

 

・屋根　ミルフィーユ現象

 

屋根材の端部から雨水が浸入し、ボロボロと層ごとに剥がれてしまっています。

屋根材がパミールのため塗装によるメンテナンスは行う事ができません。

パミールとは住宅建材メーカーのニチハ株式会社が平成８～２０年に販売した製品です。

 

・スレート瓦のひび割れ

水分を含んだ瓦が冬場の寒い時期に凍結・膨張し、夏場の暑い時期に急激に乾燥したりすることが原因であると考えられます。

 

・外壁　塗膜の退色

紫外線の影響により、塗料に含まれる顔料が劣化し、塗膜が退色しています。

防水機能が低下している状態です。

 

・外壁　吸水検査

やや水を吸い込みます。

防水機能が低下し始めています。

 

・外壁　チョーキング現象

紫外線で塗膜が破壊され、顔料が浮き出ている現象です。

防水機能が低下しているサインとなります。

 

・藻の発生

藻の発生が確認されます。

壁に水が浸み込んでいる状態です。

 

・外壁　クラック（ひび割れ）

クラックが目立っています。美観の問題だけでなく、水の浸入が心配されます。

塗装による塗膜保護が必要です。

 

・外壁　横ヒビの発生

横ヒビは雨水を面で受けるため、縦ヒビに比べて浸入する水の量が多く、早めの処置が必要です。

 

・雨樋の退色

塩ビ製の雨樋が白っぽく変色しています。

紫外線劣化により、硬くなり割れやすくなるので保護が必要です。

 

・ベランダ床面　塗膜の劣化

表面塗膜が劣化し、防水機能が失われております。

トップコートによる防水層の保護が必要です。

 

 

 

 

さいたま市　施工内容

バイオ高圧洗浄

専用の洗浄剤を使い、カビやコケなどの有機系の見えない汚れを浮き上がらせて根こそぎ洗浄します。

水のみの高圧洗浄の場合、内部に食い込んでいる汚れを取り切れない場合があります。

 

バイオ洗浄剤を希釈して攪拌したあと散布します。

 

 

その後通常の高圧洗浄で洗い流す2回の洗浄作業を行っております。

充分に乾いてない状態で塗装をすると、剥離などの原因になるため、しっかりと乾燥させます。

 

 

 

 

屋根上葺き工事（カバー工法）

こちらのお宅ではパミール屋根材が使用されており、塗膜の退色やコケの発生、瓦のヒビ割れやミルフィーユ現象が見られました。

塗装によるメンテナンスはできないため、既存の屋根を撤去せずに新しい軽量の屋根材をのせる屋根カバー工事をお勧めさせていただきました。

 

まず既存の棟板金と貫板を撤去した後、防水シートを敷設します。

下地防水紙を、軒先（下）から棟（上）に向かって張り付けていきます。

前後に１０ｃｍ程度重ねることで、屋根材の下に雨水が入り込んでも屋内への浸入が防げるようになっています。

 

その後、屋根の形状に合わせて貫板を新たに設置します。

 

 

 

ここで、各所に水切り板金を設置します。

屋根を長持ちさせるために、それぞれ重要な部材になります。

水切りがきちんと設置されていないと、流れ着いた水が屋根内部に侵入し、雨漏りの原因になったり、屋根材や軒の腐食につながる恐れがあります。

 

《軒先》

強風により煽られて屋根が飛ばされてしまう危険性があるため、板金でしっかりと固定する必要があります。

 

《谷どい》

異なる２面の屋根が結合する部位で、雨が集中しやすくなっています

 

 

 

その後、新しい屋根材を敷いていきます。

今回は、従来のガルバリウム鋼板に比べ３倍強の寿命になったスーパーガルテクトを設置しました。

遮熱性と断熱性を備え、超軽量を実現したことで地震でも安心できる屋根材になります。

 

雪止めも同時に設置しながら、軒の方から敷いていきます。

 

スーパーガルテクトの設置が終わったら、立ち上がり部分に雨押さえを設置します。

 

 

 

最後に、棟板金の取り付けを行います。

 

 

棟板金の重ね下にはコーキングを捨て打ちして、毛細管現象による雨水の浸入を防ぎます。

 

 

 

これで屋根カバー工事は完了となります。

 

 

 

 

外壁塗装

外壁の塗装を始める前に、サッシまわりのコーキング工事を行います。

また、外壁にできていたひび割れもコーキングで補修しました。

 

・プライマー塗布

新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために接着剤の役割があるプライマーを塗布しました。

 

・コーキング充填

防水機能のあるコーキングを打ち込みます。

 

コーキング充填後は、外壁やサッシとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえて、養生テープを外したらコーキング工事は完了です。

 

 

コーキング工事が終わった後、いよいよ外壁の塗装を行います。

外壁塗装も、屋根塗装と同じく基本３回塗り重ねます。

（※塗料によって異なります。）

 

・下塗り

塗装における最初の工程です。下塗り材には、上塗り材との密着を良くする役割があります。

 

 

 

・中塗り

中塗り材を塗布する工程です。

 

 

 

・上塗り

 

 

これで外壁塗装の工程は完了となります。

 

 

 

付帯塗装

サビや汚れを除去して下地を整え、塗料の密着性をあげるケレン作業を行ったあと、付帯部の塗装を行います。

 

・雨樋

 

・飾り帯

 

それぞれの場所に合った塗料で、色がのるまで何度も塗り重ねました。

付帯部の色を統一する事で、家全体のアクセントとしての役割を持たせることができます。

 

 

 

 

ベランダ　トップコート塗装

清掃して下地を整え、プライマーを塗布します。

 

その後、トップコート材を塗布して防水層の保護をします。

 

これでベランダ床面のトップコート塗装は完了となります。

 

 

 

以上でご紹介は終わりとなります。

改めまして、この度は弊社にご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

<使用塗料>

屋根材：スーパーガルテクト　ブラック

外壁：シリコンREVO１０００　１F/８０９５ミッドビスケット　２F/８０９７ライトラテ

 

＜施工金額＞

屋根カバー工事・外壁塗装工事　￥１，６５０，０００

 

参考事例

埼玉県北足立郡伊奈町にて屋根塗装と外壁塗装を実施、濡れ縁の設置と波板交換も同時に行いました

 

蓮田市にて屋根塗装と外壁塗装を実施し、ベランダのトップコート塗装も行いました

 

埼玉県春日部市にてツートンカラーで外壁と屋根の塗り替えを実施、ベランダのトップコート塗装も行いました